【金曜ロードショー】映画『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』本日（11月10日）21時から地上波初放送。ファン驚愕の展開に注目せよ！

　日本テレビは本日2023年11月10日（金）21時からの金曜ロードショーにて、映画『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』を放送する。

　マーベルの人気コミック『スパイダーマン』を原作とする劇場映画で、日本では2022年に公開。先週放送された『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続くストーリーが描かれている。

　トビー・マグワイアがピーター役を演じた『スパイダーマン』、アンドリュー・ガーフィールドがピーター役を演じた『アメイジング・スパイダーマン』に続く映画シリーズの第3弾で、本作のピーター役はトム・ホランドが担当している。

　マーベル作品のキャラクターが総出演する“マーベル・シネマティック・ユニバース”に連なる世界が展開し、本作では本来別作品のドクター・ストレンジも活躍するのが特徴。ドクター・ストレンジの魔術の暴走により、異なる世界から過去2シリーズに登場したヴィランたちが出現してしまい、街は未曾有の危機を迎えてしまう。ピーターはこのヴィランたちをもとの世界に戻すために、激戦をくり広げることになる。

　……というのが、本作の公開前に告知されていたストーリー。しかし、本作は物語中盤に最大のサプライズが仕掛けられていた。『スパイダーマン』シリーズのファンにとって驚きの展開をぜひその目で確かめてほしい。

　この情報は徹底的に隠し続けられていて、初日に劇場で映画を観た人は誰もが最大級のサプライズに驚いていた（余談だが、SNSですぐにネタバレをしてしまうトム・ホランドが秘密を守っていられたことにも驚き）。過去シリーズを観たことがある人なら、ネタバレをされていたとしても感動を覚えるはず。

　ヴィランと戦う最終盤のアクションシーンも、過去最大級のダイナミックさを演出。最初から最後まで興奮しっぱなしのシリーズ完結編となっている。

　折しもプレイステーション5最新作『スパイダーマン2』が発売になったばかりで、スパイダーマン熱が高まっている方も多いハズ。この機会にご覧になってみては。

正体がバレてしまったピーターに訪れる最大の危機！

　『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』のラストシーンで、ミステリオに正体をバラされてしまったピーター・パーカー/スパイダーマン（トム・ホランド）。

　ミステリオの情報操作によって殺人の容疑をかけられてしまったピーターは拘束され、関係者であるネッド（ジェイコブ・バタロン）、MJ（ゼンデイヤ）、メイおばさん（マリサ・トメイ）も尋問を受けてしまう。

　社会でのスパイダーマンに対する評価は真っぷたつに分かれ、解放後もピーターは白い目を向けられてしまう。さらに、その影響でネッドとMJは大学受験で不合格を受けてしまい、ピーターは自分の責任だと思い込んでいった。

　追い詰められたピーターは、かつてともに戦ったドクター・ストレンジ（ベネディクト・カンバーバッチ）のもとを訪れ、助けを求めた。

　ドクター・ストレンジは、すべての人間がスパイダーマンの正体を忘れる魔術でピーターを助けようとする。だが、詠唱の途中でピーター自身に邪魔をされてしまい、それが原因で“ピーターがスパイダーマンだと知る人物”を呼び寄せてしまう現象が発生。

　その結果、街の中には異世界でかつてスパイダーマンと戦ったヴィランたちが出現し、大混乱となってしまった。

　状況を打開するため、ピーターはネッドとMJと協力してヴィランたちを捕まえ、元の世界に戻そうと試みる。

　しかし、元の世界で彼らがスパイダーマンと戦い、命を落とす運命だと知ったピーターは、彼らを善人に戻してからもとの世界に戻す計画を立案する。

　少しずつヴィランたちに治療を施していったが、そのひとりであるノーマン・オズボーン/グリーンゴブリンの悪の人格が目覚めてしまい、ピーターを攻撃して逃走してしまう。

　グリーンゴブリンとの戦いののちに姿を消してしまったピーターを呼び戻そうとして、ネッドはドクター・ストレンジから奪ったスリング・リングを使用する。偶然か才能か、異なる場所とポータルでつなぐことに成功したが、そこにいたのは、ネッドが知っている姿とは異なるスパイダーマンだった……。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はここが見どころ

• シリーズファンにうれしいサプライズ展開！
• 異世界から襲来した歴代ヴィランとの戦い
• 正体がバレてしまったピーターの平穏のゆくえは？

キャスト・スタッフ

キャスト（声の出演）

• ピーター・パーカー／スパイダーマン：トム・ホランド（榎木淳弥）
• MJ：ゼンデイヤ（真壁 かずみ）
• ドクター・ストレンジ：ベネディクト・カンバーバッチ（三上哲）
• ハッピー・ホーガン：ジョン・ファヴロー（大西健晴）
• ネッド：ジェイコブ・バタロン（吉田 ウーロン太）
• メイおばさん：マリサ・トメイ（安藤麻吹）
• ドック・オク：アルフレッド・モリナ（銀河万丈）

スタッフ

• 監督：ジョン・ワッツ
• 脚本：クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
• 製作：ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル

次回の金曜ロードショー

　次週2023年11月17日からは、“金曜ロードショーで見たいディズニー長編アニメーション映画”企画がスタート。視聴者にアンケートを取り、リクエストが多かった4作品が放送される。

　11月17日には、さまざまな魔法の“ギフト”を持った家族のなかで、たったひとりだけ特別な力を持たないで産まれたミラベルが、訪れた家族の危機に勇敢に立ち向かう『ミラベルと魔法だらけの家』が放送。

　翌週の11月24日に放送されるのは、『美女と野獣』のスタッフが制作した『ノートルダムの鐘』。その醜い容姿ゆえに迫害されてきたカジモドと、美しい踊り子エスメラルダの愛と友情と感動の物語が描かれている。

　いずれも親子で観たくなる心温まる作品ばかり。秋の夜長は、金曜ロードショーとともに過ごそう。

　今後のラインアップは以下のとおり。

• 2023年11月17日（金）：『ミラベルと魔法だらけの家』
• 2023年11月24日（金）：『ノートルダムの鐘』
• 2023年12月1日（金）：『プリンセスと魔法のキス』
• 2023年12月8日（金）：『ズートピア』