任天堂は2023年11月8日、2024年3月期第2四半期決算説明会兼経営方針説明会の資料を公開した。

 業績では連結業績(実績)では、売上高が前年同期比21.2%増の7962億円、営業利益は27.0%増の2799億円、経常利益は17.8%増の3,800億円と、前年に比べ大きくプラスの結果となった。

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 任天堂の基本戦略の項では普遍的なNDAとして“誰もが直感的に楽しめる任天堂独自の遊びを提供し続けること”を紹介。“ハード・ソフト一体型のゲーム専用機ビジネス”が経営の中核であり、現在はNintendo Switchをはじめとする商品やサービスの提案を続けているとした。

 任天堂IPに触れる人口の拡大の項では映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』をはじめとしたゲーム以外での取り組みを紹介。『スーパーマリオ』関連タイトルののセルスルーが向上されたことが明らかとなった。

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 そのほか資料にて明らかとなった実績を紹介していく。任天堂IPを活用したモバイルアプリは164の国と地域で展開して累計のダウンロード数は2023年9月末時点で8.6億を超えた。

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 ニンテンドーアカウントは9月末時点で3億3000万アカウントを突破した。また、Nintendo Switch Onlineの有料会員数は、2023年9月末現在で3800万アカウント以上。

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 Nintendo Switchシリーズの累計販売台数は1億3000万台を超えており、ソフトウェアの累計販売本数は11億3000万本。ちなみに歴代販売台数1位のハードはニンテンドーDSシリーズの1億5402万台となっている。

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 4月から9月の自社ソフトウェアセルスルーは同期間の計測でNintendo Switch発売以来、2番目の水準。ハードウェアの普及が進んだことで7年目となる当期でもフトウェアの販売規模は高い水準となった。

 Nintendo Switchは2024年3月から8年目に入るが、「これまでのプラットフォームのライフサイクルにとらわれることなく、今後も新作タイトルの展開を続けていきます」と記載されている。

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