任天堂のアクションアドベンチャーゲーム『ゼルダの伝説』シリーズの実写映画化が発表された。同社代表取締役フェローの宮本茂氏と、『スパイダーマン』映画シリーズなどを手掛けたプロデューサーのAvi Arad氏が共同プロデュースを務める。
現在は企画開発段階で、制作は任天堂とArad Productions、監督は『メイズ・ランナー』シリーズを手掛け『キングダム・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス』が2024年公開予定のWes Ball監督が担当するとのこと。
なお制作費の50%以上を任天堂が出資する一方、全世界配給と共同出資をソニー・ピクチャーズが行うとしている。
宮本です。「ゼルダの伝説」の実写映画の企画を数々のヒット作を手がけたAvi Aradさんと長年進めてきました。今回Aviさんに共同プロデューサーをお願いし、任天堂自ら制作に深く関与して正式に開発をスタートしました。完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください。
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— 任天堂株式会社 (@Nintendo)
2023-11-08 07:03:43
任天堂作品の映画化としては、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が今年4月に公開されて世界的にヒットしたのも記憶に新しいところ。直近に出された四半期決算でも、映画効果もあってマリオ関連タイトルの売上が好調に推移したことが言及されている。
今回の発表に際して任天堂は「娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります」とコメントしている。