Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(『ポケモン S・V』)にて、“最強のバクフーン(ヒスイのすがた)”に挑める特別なテラレイドバトルの結晶が本日(2023年11月3日)9時より期間限定で出現する。

 本記事では、最強のバクフーン(ヒスイのすがた)を倒すための方法やおすすめの対策ポケモンについて随時更新でお届けする。

『ポケモンSV』最強レイド一覧
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おすすめ対策ポケモン

ソロプレイ用

バウッツェル

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 バウッツェルは、ほのおタイプの技を受けたときにそのダメージや効果を無効化し、自身の防御ランクを2段階上昇させる特性“こんがりボディ”を持っている。

 最強ヒスイバクフーンはなぜかバウッツェルに対して“おにび”をひたすら使い続けるため、ほぼ完封できてしまうのだ。

ハラバリー

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 テラレイドバトルソロ攻略御用達のハラバリーでもクリアーできる。

 バウッツェルを育成していないという人はこちらでも。

マルチプレイ用

ガチグマ

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 先述のとおり最強ヒスイバクフーンはおにびを使ってくるので、状態異常になると攻撃が上がる特性“こんじょう”のガチグマを採用した。

 詳しい立ち回りなどは記事の後半で解説している。

攻略の流れ

 最強のヒスイバクフーンはほのおテラスタイプで、覚えている技はひゃっきやこう、かえんほうしゃ、おにび、きあいだま。

 開幕でおにびを使ってくるほか、にほんばれも適宜使ってくる。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 ヒスイバクフーンが覚える“ひゃっきやこう”は、ゴーストタイプの特殊技で威力は60と控えめ。だが、相手が状態異常になっている場合は威力が倍になる。おにびでやけど状態になっていると大ダメージを受けてしまう。

 また、ひゃっきやこう自体も一定の確率で相手をやけど状態にする追加効果がある。最強ヒスイバクフーンの攻略には、やけど対策が必須になりそうだ。

 今回筆者が用意したポケモンはバウッツェル。先述のとおり特性のこんがりボディでほのおタイプの技を無効化できる。攻撃技はもちろん、おにびのような変化技も防ぐことが可能だ。

 そして、最強ヒスイバクフーンはなぜかバウッツェルに対して何度もおにびを使い続けてくるので、ほとんど攻撃を受けないのだ。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 バウッツェルは防御を利用して攻撃する技“ボディプレス”を覚える。こんがりボディの効果で勝手に防御ランクが上がっていくので、ひたすらボディプレスを使っているだけで倒せてしまう。

 持ち物はおなじ技を使い続けるとだんだん威力が上がっていくメトロノームを持たせておくのもいいが、稀にひゃっきやこうで攻撃されることがあるので、その際にやけど状態にならないようにおんみつマントを持たせるのもアリ。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
バウッツェルのテラスタイプは、ボディプレスの威力を上げるためにかくとうタイプにしておきたい。
【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
きそポイントは防御と特防を最大まで上げている。余りを素早さに割り振ると、最強ヒスイバクフーンの素早さよりちょうど1だけ高くなる。

 テラスタルができるようになったらテラスタルをする、ひゃっきやこうで攻撃された後は応援のいやしのエールを使って回復する。

 このふたつだけ意識しつつ、基本はAボタン連打でボディプレスをし続けるだけで勝ててしまう。バウッツェルの意外な強さを体験してみたい人は、ぜひ育成してみては。

1ターン攻略方法

 いつもどおり、今回もさらに効率的な攻略法を考えてみた。実際にやってみたのが以下の動画だ。

 今回は最強のミュウツーレイドで活躍したブーピッグの“シンプルビーム”を軸に、新しいコンボを考えてみた。手順をざっくりと解説すると以下の通り。

(1)ブーピッグがシンプルビーム(※)を最強ヒスイバクフーンに使う。

※シンプルビーム……相手の特性を“たんじゅん”に変える。特性がたんじゅんのポケモンは、あらゆる能力ランクの変化量が2倍になる。

(2)スコヴィランが“ハバネロエキス”を最強ヒスイバクフーンに使う。本来は相手の攻撃ランクを2段階上昇させて防御ランクを2段階下降させる効果だが、特性がたんじゅんになっているので、それぞれ4段階変化する。

 このとき、ガチグマに持たせた“ものまねハーブ”が発動。ガチグマの攻撃ランクも4段階上昇する。

 ものまねハーブを消費したことで、フラージェスの特性“きょうせい”が発動。フラージェスが持っていた“こだわりハチマキ”をガチグマに渡す。

(3)フラージェスが“てだすけ”をガチグマに使う。つぎにガチグマが使う技の威力が上昇。

(4)ガチグマが“ぶちかまし”で最強ヒスイバクフーンを攻撃!

 最強ヒスイバクフーンは“おにび”を使ってくるので、ガチグマの特性は必ず“こんじょう”にしておくこと。ちなみに、おにびが外れるなどしてやけど状態にならなかったとしても一撃で倒せる。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
きそポイントは攻撃と特防を最大に。持ち物はものまねハーブ。

 ガチグマ以外のポケモンは、3匹ともきそポイントをHPと特防に振り切っておくとよい。ガチグマ以外のポケモンが持ち物を発動させてしまうと、フラージェスのきょうせいが暴発してしまうので注意。

 フラージェスにはこだわりハチマキを持たせ、スコヴィランとブーピッグには持ち物を持たせなくても大丈夫。

 最強のヒスイバクフーンは1度しか捕まえられないが、捕まえた後もレイドに挑戦することは可能だ。友人や家族といっしょに、くり返し攻略してテラピースなどの道具をたくさん集めよう。

“最強のバクフーン(ヒスイのすがた)”レイド概要

 通常のテラレイドバトルよりも強力なポケモンが登場する黒い結晶から、“最強のバクフーン(ヒスイのすがた)”(ほのおテラスタイプ)に挑戦が可能。

 本レイドで出会えるバクフーン(ヒスイのすがた)は“さいきょうのあかし”が付いており、通常のプレイでは出現しない特別なポケモンとなっているため、期間中に必ず捕まえておきたい。

  • 開催期間
    • 2023年11月3日(金)9:00~11月6日(月)8:59
    • 2023年11月10日(金)9:00~11月13日(月)8:59
  • 出現ポケモン
    • ★7:最強のバクフーン(ヒスイのすがた)
    • テラスタイプ:ほのお
【ポケモンSV攻略】最強ヒスイバクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
最強のバクフーン(ヒスイのすがた)

※最強のバクフーン(ヒスイのすがた)は、ひとつのセーブデータにつき、1匹のみ捕まえることができる。捕まえた後でも、期間内であれば黒い結晶のテラレイドバトルに参加し、報酬を受け取ることができる。
※最強のバクフーン(ヒスイのすがた)は、今後のイベントで再出現したり、今後別の方法で出会えるようになる場合がある。

竹内白州
ファミ通最強のポケモン担当ライター。ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021では選手として本戦に出場、ポケモンワールドチャンピオンシップス2022、2023では解説者として公式生放送に出演するなど、ポケモンバトルに関する知識と実力はお墨付き。
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