東京ゲームショウ2023にて『Nivalis』(ニヴァリス)を試遊したのでリポートをお届けします。
本作はサイバーパンクの近未来都市ニヴァリスを舞台にラーメン屋などの経営や、恋愛を含めた人々との交流を楽しめるシミュレーションゲームです。
試遊した体験版ではなんだかんだあって、「アパートを出てタクシーに乗りラーメン屋に行かなければいけない」という指示が出ました。開始からしばらく経ってもまったくタクシーに乗れませんでした。町並みがよすぎたからです。
ドット絵調で描かれるサイバーパンクな都市の風景、自販機、空飛ぶ車、小物。人物は3Dで、話しかけると怪しいキノコを勧めるおばさんをはじめ曲者が多めな印象。
テクスチャの塩梅が絶妙で、このニヴァリスという都市と住む人々の雰囲気が妙に心地よく、興味深くてウロウロ街歩きが止まりませんでした。
なんとかラーメン屋にたどり着くと、店主から急に「今日から店は君のものだ」と言われます。急すぎてうまく飲み込めないのに、一方的にまくしてられて引き継ぐことに。店長になるくだりは、急展開&長文ですがもわりと何を言っているのかは分かる(納得はできないけど)ので日本語ローカライズもしっかりしていそうです。
店舗経営シミュレーションということで、テーブルや椅子の配置、メニュー選びや食材の確保などもすることになります。
Steamのストアページ情報によると。
この街の地面は少しずつ崩れていくばかりで、いつ海に沈んでもおかしくない。先行きの見えない危うい街で、今のうちに財を築いておこう。
とのこと、崩れゆく都市でどのような物語が展開されるのかが気になります。
店舗経営と人々との交流がメインですが、実際にプレイしてみてサイバーな町並みや雰囲気が刺さり、製品版への期待が高まる試遊となりました。リリースは2024年とのことです。