ゼノン編集部公式サイトにて、マンガ『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』が40話まで期間限定公開された。公開期間は2023年9月13日(水)12時から40時間限定となる。

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 『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』(原案:武論尊・原哲夫、漫画:倉尾宏)は、「もしも『北斗の拳』がドラマだったら」という設定で送る舞台裏コメディ。ゼノン編集部公式サイトにて連載中。1983年、本作の世界ではマンガ原作は存在せず、作中の描写はすべてオリジナル特撮ドラマとして撮影されたもの、という内容で展開されていく。

 ストーリー自体は原作と同じ進行なのだが「北斗神拳は実は現場のアドリブだった」、「急展開は役者の都合」など、原作にあったツッコミどころを上手く現実ネタのギャグドラマとして回収しており、意外な切り口で魅せるその描写はX(Twitter)でもトレンドに上がっていた。

【作中撮影での難題(一部)】

  • 「てめぇらに今日を生きる資格はねぇ!!」(はじけ飛ぶ革ジャン)
  • 北斗神拳での爆死
  • 序盤のユリアの扱い
  • あまりにも大きすぎるデビルリバース
  • トキ……と見せかけてアミバだった など

 ちなみに、40話の内容はトキのシェルター回。原作ではケンシロウとユリアを守るため、ふたりをシェルターに入れてトキ自らが死の灰の犠牲になるエピソードだ。「頑張ればもうひとりくらい入れるのでは……」と思ってしまうのだが、ドラマ撮影という体の本作ではどのようなトラブルがあったのか。そのほかにも、大人の事情をどうにかして切り抜けようとする現場の奮闘が描かれているので、気になっている人は時間内に読んでみてはいかがだろうか。

 また、本日は『北斗の拳』40周年記念として、新作アニメシリーズの制作が発表された。新たなスタッフと声優陣によりあの世紀末の世界が再び映像化される。

『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』作品ページ(ゼノン編集部)
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