2023年8月21日、任天堂は長年マリオの声優を務めてきたチャールズ・マーティネーさんの声優交代を発表した。

 チャールズ・マーティネーさんは1996年に発売された『スーパーマリオ64』からマリオの声を担当し、以降『マリオカート』シリーズや『マリオテニス』シリーズ、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズといった、マリオが登場する数多くのゲーム作品でマリオの声を演じた。

 「イッツミー マリオ!」、「ヒァウィーゴー!」といった特徴的なハイトーンボイスは、きっと誰しも聞き覚えがあるのではないだろうか。

 また、ルイージやワリオ、ワルイージなどの声優も務めており、今年公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、マリオの父・ジュゼッペ役として出演。幅広いキャラクターを演じていた。

 任天堂公式の投稿は「任天堂は、マリオを代表とするさまざまな当社のキャラクターに命を吹き込んでくれたチャールズさんの貢献に感謝しております」と結ばれている。

マリオの声優が交代に。『スーパーマリオ64』以降マリオの声を務めていたチャールズ・マーティネーがマリオの親善大使就任とともに声優は勇退へ
2020年発売の『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念作品『スーパーマリオ 3Dコレクション』。

 なお、投稿によると、チャールズさんは今後“マリオの親善大使”を務めることになるという。

 後日、チャールズさんと任天堂代表取締役フェロー宮本茂氏からのメッセージ映像が公開されるとのこと。こちらも楽しみに待とう。

mario64

 ちなみに、ちょうど20年前の2003年にチャールズ・マーティネーさんが登場した週刊ファミ通誌面を発掘できた。アメリカのCESというイベントでチャールズさんに鉢合わせした記者がインタビューを行っていたぞ。

20030207_738a
週刊ファミ通2003年2月7日号(通巻738号)より。
Switch『スーパーマリオ オデッセイ』の購入はこちら(Amazon.co.jp)