スウェーデンのインディーゲーム特化型マーケティング専門会社・Neon Noroshi(ネオン狼煙)が自社サイトにて日本語のコラム“英語圏の開発現場から語る「STEAMのインディーゲームに日本語対応を実現するための誰でもできる応援方法」”を公開した。

英語圏の開発現場から語る「STEAMのインディーゲームに日本語対応を実現するための誰でもできる応援方法」
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 コラムでは、タイトルの通り日本語対応が決まっていない海外インディーゲームを応援し、今後日本語対応される可能性を上げる方法が書かれている。具体的な応援方法は以下の通り。

  • 遊びたいゲームがあったらウィッシュリスト登録をする
  • Steamのゲームのページを友だちにシェアする
  • 発売済のゲームなら購入する

 いわく、Steamに登録しているゲーム開発会社や個人は、販売ページがどこの国のユーザーからチェックされているか、ウィッシュリスト登録者はどこの国に多いかなどを知ることができる。そのため、上記の行動は「私たちはこのゲームを欲しいと思っている」「私たちの言語(ここでは日本語)でこのゲームを遊びたいと思っている」と伝えることにつながるのだという。

 また、日本のゲーム市場は世界でもかなり大きな規模であるにも関わらず、市場が特殊なため、「自分たちのゲームを日本語にローカライズしても売れないだろう」という偏見が欧米では根強いという指摘も。日本でのニーズを実際の数字として示すことは、こうした理由から日本語対応を決めかねている海外のメーカー、開発者の背中を押すことにつながるということだった。

 より詳しい内容は、情報元となったコラムを確認してほしい。また、Neon Noroshiのサイトで公開されているコラムにはほかにも“日本の腐女子が北欧のゲームスタジオに就職し、隠れた腐女子仲間を見つけて乙女ゲーム開発スタジオを立ち上げた話”といった読み応えがあって興味深いものがあるので、あわせてチェックしてみるのがおすすめだ。

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