2023年10月よりテレビ放送開始予定のアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ！』（以下、『ミリオンライブ！』）。同作はテレビ放送に先駆け、全国の劇場（映画館）にて、第1幕（8月18日～9月7日）、第2幕（9月8日～9月28日）、第3幕（9月29日～10月19日）の3回にわたって先行上映が予定されている。
8月19日には、第1幕の劇場先行上映の開始を記念して、東京都の丸の内ピカデリーにて舞台挨拶が行われた。本記事では、山崎はるかさん（春日未来役）、田所あずささん（最上静香役）、種田梨沙さん（田中琴葉役）、中村温姫さん（ロコ役）、諏訪彩花さん（徳川まつり役）が登壇した舞台挨拶の模様をお届けする。
なお、本舞台挨拶は上映開始前（18:30の回）に行われたため、ネタバレを避けながらの進行となっていたが、何も知らない状態で作品を楽しみたいという人は鑑賞後に読むことをオススメする。
開演時間になるとキャスト陣が登壇し、セリフを交えた自己紹介を行った後、さっそくトークパートへ。
最初のトークテーマは、“劇場先行上映が開始された、いまの気持ちは？”。前述の通り上映前の舞台挨拶のため、ネタバレになるような話はNGということで、少し困惑するキャスト陣だったが、山崎さんが「うれしい！」と素直な言葉を口にすると、ほかのメンバーも共感している様子だった。
『ミリオンライブ！』の始まるであるソーシャルゲームのサービス開始から考えると約10年、アニメ化の発表から考えても約3年という時間が経過しており、キャスト陣にとってもプロデューサー（※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと）にとっても待望のアニメの上映（放送）ということで、諏訪さんも「やっとお届けできる」と感慨深そうに語っていた。
そのほか、鑑賞する際はぜひティッシュやハンカチを準備してほしいというアドバイスも。
続いては、“アフレコの思い出”というテーマでトークを展開。アフレコを行ったのは少し前ということで、ご時世的なこともあり4人程度ずつの分散での収録となっていたそう。そんな中、プロデューサー役の中村源太さんは、山崎さん、田所さん、Machicoさん（伊吹翼役）といっしょに収録することが多かったようだが、「プロデューサー役として、みんなに会いたい」という想いから、ほかのキャスト陣に挨拶をするため、自身の出番ではないときも収録現場で待機していたというエピソードが披露された。また、最終回の収録には、中村源太さんから某有名ブランドのチョコレートの差し入れがあったことも明らかに。
そのほか、ゲームの収録は個別で行うため、これまで複数人で収録を行うのはCDのドラマパートくらいしかなかったそうで、「この人にも会える！」（種田さん）というような喜びがあったとのこと。
続いて、田所さんが収録の前日は緊張して寝られなかったことを明かすと、ほかのキャスト陣も「長く演じているからこそ、想いが入り過ぎてしまう」と当時を振り返っていた。その流れで山崎さんが「10年経ってから（アニメを）やれたことがよかった」とコメント。その月日があったからこそ、アイドルたちのことをより理解して演じることができたようだ。
さらに、中村温姫さんからは「バラバラ（の収録）でも、こういうお芝居をするだろうとわかった」という10年間の絆を感じさせるエピソードも飛び出していた。
その後、Machicoさんからのビデオメッセージが上映。Machicoさんにとっても待望のアニメ化だったようで、「ずっと待ってた」、「動く、しゃべる、アイドルちゃんをとにかく見てください」、「観終わったら感想を聞かせてください」とアツい想いを語っていた。
ビデオメッセージの後には、Machicoさんからミッションとして、諏訪さんがネタバレをしないで第1幕の見どころを紹介することに。諏訪さんは「期待を遥かに超える出来栄えだった」と感想を語りつつ、「この子はこういう子だったなというシーンがある」、「最初のほうにビックサプライズが!?」、「プロデューサーがどんな人なのか注目してください」と、さまざまな視点で魅力をアピールしていた。
そして、スペシャルゲストとして駆け付けた“茜ちゃん人形”を交えたメディア向けのフォトセッションとグッズ紹介などの告知コーナーの後、最後にキャスト陣がひと言ずつファンにメッセージを送ったところで、舞台挨拶は終了となった。
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作品情報
- TV放送：放送時期 2023年10月～TV放送予定
- 先行上映：全国の劇場75館にて全12話先行上映予定
- 上映スケジュール：
第1幕：8月18日～9月7日
第2幕：9月8日～9月28日
第3幕：9月29日～10月19日
- 上映スケジュール：
- 制作
- 企画・製作・原作：バンダイナムコエンターテインメント
- 監督：綿田慎也
- CG監督：塩谷大介
- シリーズ構成・脚本：加藤陽一
- アニメーションキャラクターデザイン：石井哲哉、蔦佳穂里
- コンセプトアート：白田真人、緒方菜海、肥田竜二
- 美術・設定：坂本夏海
- 美術ボード：ビック・スタジオ
- 色彩設計：滝川ひかる、佐藤美由紀
- 撮影監督：織田賢太郎
- 編集：齋藤朱里
- 音響監督：菊田浩巳
- 音楽：ランティス
- 協力：バンダイナムコスタジオ
- アニメーション制作：白組
- 配給：松竹ODS事業室
