Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて1973年にフランスで制作されたアニメーション映画『ファンタスティック・プラネット』の見放題配信がスタートした。

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 『ファンタスティック・プラネット』はルネ・ラルー氏が監督・脚本を手掛けた作品。原作はステファン・ウル氏による小説『Oms en serie』。日本での劇場初公開は1985年だった。

 “切り絵アニメーション”の手法で展開される唯一無二な映像表現は、時代を超えて多くの人々を魅了し、本作の影響を公言するクリエイターも多い。

 最近公開されたばかりの任天堂公式サイト掲載“開発者に訊きました:『ピクミン4』”では、初代『ピクミン』の開発時、作品世界の参考にするため、開発チームで本作を視聴したことが明らかになっている(あわせてリチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』も読んでいたとのこと)。

日野
それまでの任天堂のゲームは、マリオとかゼルダとか明るくて元気なデザインのイメージが強かったんですよね。

だから、あえてシリアスで大人な、不思議な世界を描いてみたくて。それで、参考にみんなで観よう!となったのがフランスの『ファンタスティック・プラネット』※4というアニメーション映画でした。

・・・全員きょとん、としてましたけど(笑)。
出典:開発者に訊きました:『ピクミン4』

開発者に訊きました:『ピクミン4』

 視聴手段が限られていた時期が長かった『ファンタスティック・プラネット』。このタイミングでプライムビデオにて気軽に視聴できるようになったのは、気になっていた人にとってはまさに“渡りに船”。

 『ピクミン』がお好きな方も、どれくらい本作からの影響が『ピクミン』に残っているのか、確かめてみては?

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※画像は『ファンタスティック・プラネット』公式Twitterより引用