2023年7月12日、少年ジャンプ+は、スマートフォン向けアプリ『World Maker』を配信した。
“World Maker”は、アニメや動画の絵コンテや漫画のネームが最短10分でつくれるアプリ。600万種類以上あるパーツを自由に組み合わせて内容やセリフを入力するだけの簡単操作。また、デビューが確約された3つの大型コンテストが8月に開催決定した。
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「少年ジャンプ+」発! アニメ、漫画、映画、ドラマ、CMなど、映像コンテンツのコンテや漫画ネームを誰でもつくれる「World Maker」がアプリとして本格リリース!
デビューが確約された3つの大型コンテストを豪華パートナーと開催!
株式会社集英社(所在地:東京都千代田区)の「少年ジャンプ+」編集部(以下、「ジャンプ+」)は、2021年9月にβ版をリリースし、頭の中のアイデアを簡単にビジュアル化し、世の中に発信できると好評を博したサービス「World Maker」を、アプリとして本日7月12日(水)に本格リリースいたします。
アニメ、漫画、映画、ドラマ、CMを誰でもつくれる「World Maker」
「World Maker」アプリでは、漫画のネームに加え、新たにアニメや映画、ドラマ、CMなどの映像コンテンツのコンテ作成が可能になる等、開発パートナーの株式会社カヤックの協力で、β版にくらべ機能が大幅にアップデート。絵を描くことが苦手でも誰でも自分のアイデアを形にできるようになります。また、アプリのリリースに合わせ、日本中に眠る新たな才能を発掘することを目的として、デビューが確約された3つの大型コンテストを豪華パートナーと開催いたします。
誰でもアニメ、漫画、映画、ドラマ、CMなど様々なアイデアの原作コンテやネームをつくれるアプリ
「World Maker」アプリは、アイデアさえあれば誰でもアニメ、漫画、映画、ドラマ、CMなど様々な映像コンテンツのコンテや漫画ネームをつくることができるアプリです。これまで「絵が描けないから」「アウトプットの仕方がわからないから」と諦め、眠らせていたアイデアも、アプリを活用することで簡単にコンテ・ネーム化し、発信できるようになります。
アイデアがひらめいたら、600万種類以上あるパーツから、イメージにあったものを選んで自由に組み合わせ、内容やセリフを入力するだけ。コマ割りのテンプレートもあるので、漫画ネームを作ったことがない方でも最短10分で自分の漫画ネームがつくれます。さらに、今回のアプリで追加されたコンテ制作機能では、ズームやパンなどのカメラワークを設定することで、静止画だけではなく動画のコンテをつくることもでき、誰もが気軽に簡単にアイデアを形にすることが可能です。
デビューが確約された3つの大型コンテストを豪華パートナーと開催
今後「World Maker」は新たな才能を発掘するため、原作者としてデビューが確約された3つの大型コンテストを8月より豪華パートナーと順次開催していきます。
World Maker アニメコンテスト
世界190の国と地域、2億3,300人以上が利用している動画配信サービスを提供するNetflixと共催
World Maker 映画コンテスト
映画・アニメ・演劇を事業の柱とする日本を代表するエンタテインメント企業、東宝株式会社と共催
World Maker 漫画コンテスト
集英社「少年ジャンプ+」と「ジャンプ+ワールドメーカーコンテスト」を開催
それぞれのコンテストの大賞受賞作品は実際にアニメ化、映画化、漫画化の上で公開されます。
デビューが確約された3つの大型コンテストの詳細は、後日発表しますのでご期待ください。
※「World Maker」を使ったコンテスト共催にご興味がある企業様はぜひお問い合わせください。
集英社は、本サービスを通して、多くの魅力的な作品を世の中に発表できるよう、世界中の様々なアイデアや才能の発掘をめざしていきます。
「World Maker」とは
- リリース日:2023年7月12日(水)
- 価格:基本無料(一部課金)
- 対応端末:iOS、Android対応スマートフォン・タブレット
※PCでも一部機能のみ提供予定
※海外でのアプリ配信は現在準備中
※「World Maker」の詳しい使い方については今後noteにて順次紹介していきます。
「少年ジャンプ+」が、アニメ、漫画、映画、ドラマ、CMの新しい才能を発掘するために企画した新アプリサービス。頭の中のアイデアを簡単にビジュアル化して、世の中に発信できます。2021年9月にβ版を公開後、2週間で1万2,500作品が生まれました。さらに、TVほか多数のメディアで紹介されるなど、注目度の高いサービスです。同時に開催したマンガネーム大賞の受賞作品は、宇佐崎しろ氏、大石浩二氏が作画を担当、4Pの超短編読切として2022年6月に「少年ジャンプ+」に掲載されました。
「World Maker」でできること
基本機能
本サービスは、誰でも、どこでも、絵が描けなくても、アプリさえあれば漫画ネームや映像コンテンツのコンテをつくることができます。脚本を書いてコマ割りを決めたら、表情やポーズなどを自由に変えられるカスタムキャラ、背景、ふきだし、オノマトぺ、さらには「いらすとや」などの素材を自由に組み合わせて装飾することで、簡単に世界で一つだけの漫画ネームが完成します。
静止画に加え動画の映像コンテ作成が可能に。作品の自動翻訳機能によるグローバル対応も。
アプリ版では、漫画ネームに加え、新たにアニメや映画、ドラマ、CMなどの映像コンテンツのコンテ作成が可能になりました。さらにワンタップでできる作品の自動翻訳機能(英・中・韓・仏など17ヶ国語対応)や、作家をフォローしたり作品にコメントしたりできるコミュニティ機能、600万種類を超える豊富なパーツなどが拡充されました。映像コンテンツのコンテは静止画だけでなく動画にすることも可能です。セリフの自動読み上げ機能やカメラワークの自由な設定など、これまで以上に自由に創作できます。絵が描けなくても自分のアイデアを形にでき、作家や監督として世界へ作品を発信する機会がひろがります。
アプリ版「World Maker」でできる主な機能
- 漫画ネームの他、アニメ, 映画, ドラマ, CMの映像コンテンツのコンテも制作可能
- 作品のテキストをワンタップで自動翻訳しグローバル対応可※
- 見開き対応、コマのはみ出し機能などより自由度の高い漫画表現を実現
- 600万種類を超えるパーツの拡充
- 多様なパーツを購入できるストア機能
- 作品に「いいね」や「コメント」をすることで作者を応援できるコミュニティ機能
- 創作欲がUPするイベントやコンテストの定期開催
※17ヶ国語対応:日本語・英語・中国語 (簡体字)・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・ ポルトガル語・オランダ語・デンマーク語・ノルウェー語・フィンランド語・ポーランド語・ルーマニア語・ロシア語・トルコ語
「World Maker」プロジェクト責任者:林士平 コメント
アニメ、漫画、映画、CM、全て、絵(映像)と言葉で出来ています。 絵が描けないが故、創れなかった方が、世界中にいる、そう思ったので、素晴らしいチームと共に、このアプリを企画・開発しました。
私たちは、「World Maker」を使うことで、「絵を描く」という制約を超え、誰もが自分のアイデアを世界中に届けられるようになる、と信じています。 絵が描けなくても、「World Maker」は直感的なインターフェースと強力な機能を備えており、あなたのアイデア・物語・世界をビジュアルで表現する手助けをします。
目指すのは、世界中の、未来の作家・アーティスト達の可能性を広げることです。
私たちは創作のハードルを下げ、創造的なプロセスをより多くの人に広げることを目指しています。
絵が描けなくても、「World Maker」を使えば、あなたのストーリーを世界に届けることができます。私たちのアプリがあなたの創造力をサポートし、新たな表現の道を開くことを楽しみにしています。
一緒に素晴らしい作品を創り出し、世界を驚かせましょう!
<林士平(りん・しへい)プロフィール>
漫画編集者。2006年、集英社に入社。「月刊少年ジャンプ」、「ジャンプスクエア」の編集部を経て、現在は「少年ジャンプ+」編集。『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『ダンダダン』『HEART GEAR』『神のまにまに』『アンテン様の腹の中』『全部ぶっ壊す』『宇宙の卵』『ベイビーブルーパー』『幼稚園WARS』など、数々の人気作品を担当。
「World Makerβ版」を利用しデビューした作者:オカリ氏コメント
「World Makerβ版」を利用して応募したネーム作品『相場探偵』(作者:オカリ)が「となりのヤングジャンプ」10漫画賞ネーム部門 期待賞を受賞。そのオカリ氏よりコメントをいただきました。
<オカリ氏コメント>
『「脳内に傑作はある。けど絵が描けないからつくれない」……この言い訳を潰した罪深いツールです。やることは棒人間と「いらすとや」のコピペ漫画であり、あくまでネームに過ぎません。しかし、スマホ片手につくれる簡便さ、豊富な素材、様々なアングルのキャラなど。絵が描けない人でも「World Maker」なら「絵柄に統一感のあるネーム」を制作できるので、妄想を具現化できるようになりました。
私もβ版がリリースされた2021年9月まで漫画制作の経験は一切無く、せいぜいPCの片隅に小説を書き散らしてはそっとパスワード付きフォルダに保管するド素人でした。ですが「第1回World Maker漫画ネーム大賞」をはじめ、たった4ページの物語でも公開して「面白い」と評されることが嬉しく、すっかりライフワークの一部に。調子に乗って「少年ジャンプ+」の原作漫画賞に50ページ超のネームを2作投稿。落選。「となりのヤングジャンプ10漫画賞」に3作目投稿。受賞し担当が付いて……と。本当に人生変えさせられたツールでした。アプリ版も楽しみです。』
<オカリ氏プロフィール>
水産学部出身の元新聞記者。東京や新潟で働いたあと、退職して博士課程に進学。現在は魚の遊泳について研究しています。好物はみかん。
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