バンダイナムコエンターテインメントが開発中のスマートフォン向けアプリ『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』(以下、『シャニソン』)。本作は、サービス中のアイドル育成&ライブ対戦ゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(シャニマス)の最新作となるアイドル育成シミュレーション&リズムゲームだ。
この度、ファミ通.comでは製品版の一部を収録した“Demo版 テストプレイ”に参加する機会を得た。本稿では、Demo版をプレイして感じた魅力を紹介する。
開始2秒でアイドルたちの姿に心躍る
本作をプレイして、まず感動したのは3Dで表現されたアイドルたちによるライブシーン。ゲームを立ち上げると、アイドルたちが『Spread the Wings!!』を歌っている様子が映し出されるのだが、3Dで立体的に表現されたアイドルたちの臨場感のある姿にさっそく心が躍った。光輝くステージで元気いっぱいにパフォーマンスする彼女たちは、キュートでかっこいい。ゲームを開始して数秒で、アイドルたちの溢れんばかりのパワーを再確認できた瞬間だった。
また、ライブシーンでは頻繁にカメラワークが切り替わるので、アイドルたちの実在性を感じられるのもうれしかった。後方からのアングルなど、ふだんは見ることのできない視点からアイドルたちの姿を確認できるため、あますことなく彼女たちのパフォーマンスを楽しめるのは本作の魅力だ。
ライブの演出も注目ポイント。たとえばアンティーカのステージでは、画面に少し暗めのエフェクトがかけられていることで、彼女たちらしい幻想的なパフォーマンスがより強調されている。
各楽曲に合わせて演出もこだわり尽くされているので、「この曲はどんな演出が用意されているのか」とつねにワクワクしながら楽しめた。アイドルが手を振り上げるとその場で星がキラキラと輝いたり、ゲームならではの表現も取り入れ、ライブが魅力的に演出されているので、3Dのライブシーンに注目しているプロデューサーは、大いに期待していいだろう。
戦略的かつテンポのいいカードゲームを楽しめるプロデュース
Demo版では、プロデュースパートとリズムゲームパートの一部を体験できた。プロデュースパートは、アイドルのスケジュールを選択して、レッスンやお仕事を通して能力をアップさせていく、『シャニマス』でもおなじみの育成システムとなっている。異なるのは、レッスンやプロデュースでの目標となる各オーディション時などにプロデュースカードゲームが展開されること。
プロデュースカードゲームでは、“総合Da〇倍アピール増加”などさまざまな効果を持つプロデュースカードを使って、制限時間内に規定のアピールポイントを獲得することでクリアーとなる。
育成中のアイドルたちのVo(ボーカル)、Da(ダンス)、Vi(ビジュアル)の能力値を踏まえて、カードを選択してアピールポイントを稼いでいくプロデュースカードゲームシステム。戦略性があるシステムだとは思うが、一方で制限時間が設けられているため、カードをじっくり確認している余裕がなく、慣れるまでは少し慌ただしい印象も。
しかしながら、くり返しのプロデュースを通じて徐々にカードの効果を把握して、自身の思うようにコンボを決めて、クリアーできたときの達成感はひとしおだとも感じた。
ちなみにプロデュースには、EASY、NORMAL、HARDの3種の難易度があり、筆者がプレイした限り、EASY、NORMALの場合は制限時間を迎えてレッスンが失敗になることはなかった。そのため、カードゲームが苦手という人も心配はしなくてよさそうだ。
直感的で爽快なリズムゲーム
リズムゲームパートは、画面上から流れているノーツをタイミングよくタップしていくオーソドックスなスタイル。シンプルな構成ゆえ、直感的で爽快なリズムゲームが楽しめるようになっている。
個人的にうれしかったのは、LIFEがなくなっても最後までリズムゲームが進行すること。LIFEがない状態でリズムゲームを終えたとしても、スコアが記録され、達成報酬をもらうことができる。筆者はあまりリズムゲームが得意ではなく、中間の難易度に位置するHARDでもLIFEがなくなることがあったため、途中で失敗扱いにならず、最後までプレイすると報酬を獲得できるのはとてもありがたかった。
なお、各楽曲にハイスコアランキングが用意されているほか、複数の楽曲のハイスコアなどの合算からなる総合ハイスコアレート、総合テクニカルレートなるものも存在。リズムゲームをトコトンやり込める仕様になっているので、ほかのプロデューサーと腕を競い合うのも楽しいはずだ。
戦略的かつテンポのいいカードゲームが楽しめるプロデュースや、直感的で爽快かつトコトンやり込めるリズムゲーム、そして3Dで表現されたアイドルたちの姿を堪能できる『シャニソン』。『シャニマス』を遊んだことがない人でも十分に楽しめる作品になっているというのが、今回のDemo版をプレイした印象だ。
まだ『シャニマス』をプレイしたことがない人は、本作でプロデュースやシナリオを気軽に体験してみたり、『シャニマス』をすでにプレイしているプロデューサーは、『シャニソン』で担当アイドルのさらなる魅力の発掘のためにプロデュースに勤んだり、多様な形で楽しめる作品なっているので、サービスが開始されたら、ぜひ一度プレイしてみてほしい。