古今東西の魅力的なインディーゲームを紹介。今回は重税を課される国で門を守るシューティング『溶鉄のマルフーシャ』をお届けします。プレゼンターは、“国境警備員”だというタケダだいゆう。
少ない給与でカードを購入する戦略的なバトルが魅力
ドット絵で描かれたディストピア世界で、女の子たちが重税に悩まされながら自国のために戦っていくタワーディフェンスシューティング。兵員不足で徴兵され、国境の門を守ることになった主人公のマルフーシャが、個性的な同僚とともに兵役期間を必死に生き延びる過酷な世界観と、少ない給与でカードを購入する戦略的なバトルが魅力の作品だ。
◆自腹で武器や設備を購入し警備
『溶鉄のマルフーシャ』ニンテンドーeショップサイト 『溶鉄のマルフーシャ』PlayStation Storeサイト 『溶鉄のマルフーシャ』Microsoft Storeサイト 『溶鉄のマルフーシャ』Steamサイト少ない給与を駆使して門を守る戦闘
プレイヤーはマルフーシャとして、税金徴収で少なくなった給与をうまくやりくりしながら、武器や防衛設備が使用できるようになるカードを活用して、日に日に数が増していく敵国の機械兵を退けていく。
登場するカードは全70種以上で、サブマシンガンやショットガンなどの武器、バリケード、地雷などの防衛設備、それぞれが使用武器の異なる仲間キャラクターなど多岐にわたる。カードの購入に必要なお金をしっかりと管理するのが本作の攻略の鍵だ。
◆敵国の機械兵が襲い来る
◆バリケード、スパイクで侵攻に備える
国境を守るのはユニークな少女たち
戦闘の際に協力してくれる仲間キャラクターは全部で8人で、どの子もとてもユニーク。世話好きなツインテールのツンデレ少女、つねに眠そうなお嬢様スナイパー、ハイテンションなザリガニ好きエリート兵などいずれも個性的だ。戦闘性能だけではなく、プレイヤーの趣味嗜好で選んでもいいかも!?
◆個性的なキャラ多数
マルフーシャ
本作の主人公でオールラウンドな兵士。パン屋の店員として働いていたが徴兵され、家で待つ妹のために戦う。
ライカ
マルフーシャの上官にあたる少女。真面目な性格で努力家。きびしい国の軍人ながら面倒見のいい一面を見せる。
戦いの合間に小休止
戦いをある程度の日数こなすとマルフーシャは宿舎に戻る。そこでは、食事を取ったり冷蔵庫で飲み物を飲んだり、シャワーを浴びたりすることで戦闘時のステータスをアップさせられる。
食事をするとランダムにひとつステータスが一段階上がり、飲み物を飲むと武器の装弾数が増え、シャワーを浴びると武器の集弾率とリロード速度が上昇する。自身の戦闘スタイルに合わせて、宿舎での行動を選んでいこう。
溶鉄のマルフーシャ
- プラットフォームNintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC
- メーカー:PLAYISM
- 開発:hinyari9
- 発売日:2023年4月6日発売
- 価格:各1180円[税込]
- ジャンル:シューティング
- 対象年齢:IARC 12歳以上対象
- 備考:ダウンロード専売 PC版は2021年8月27日発売で790円[税込]