有名アニソンをYouTube動画でチェック!
本稿ではYouTubeで視聴できるアニソン動画から1曲をセレクトし、その歌やアーティストにまつわるちょっとした情報をお届けします。今回は『こち亀』こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のOP曲。堂島孝平さんが歌う『葛飾ラプソディー』です。
CD『こち亀百歌選~主題歌ベストコレクション~』(Amazon.co.jp)
両さんのテーマソングでこの曲を思い浮かべる人は多いはず!
1996年に放送が開始されたアニメ『こち亀』の愛称で知られる『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。型破りで破天荒な下町の警察官、両津勘吉がくり広げるギャグストーリーがお茶の間の人気を博しました。
1997年にリリースされた『葛飾ラプソディー』は、タイトルからもわかるように堂島孝平さんが『こち亀』のために制作した楽曲です。
シンガーソングライターとして活動する堂島さんは、1995年のメジャー・デビュー以来、藤井フミヤさんやPUFFY(パフィー)、Sexy Zone(セクシー・ゾーン)などさまざまなアーティストに楽曲を提供してきました。
NHKの『みんなのうた』や『おかあさんといっしょ』にも楽曲を書き下ろすなど活躍の場は広く、近年ではKinKi Kids(キンキキッズ)の共同プロデューサーとしても才能を発揮しています。
そんな堂島さんが手がけた『葛飾ラプソディー』は、ほのぼのとしたテンポと森雪之丞さんが作詞した歌詞、そして堂島さんの歌声が相まって『こち亀』のテーマソングとして定着。亀有の街でくり広げられる両さんのドタバタ劇のアニメーションとも見事にマッチし、みんなが口ずさめるアニソンになりました。
2022年には、サントリーウイスキー トリス<クラシック>のCMにて『葛飾ラプソディー』のCMバージョンを公開。
懐かしいメロディーと堂島さんの歌声が話題となりました。ノスタルジックなメロディと“どこかに元気を 落っことしても 葛飾亀有 アクビをひとつ”というほっこりとした歌詞。東京・葛飾区を知らない人でも情景が浮かぶようで、思わず郷愁が呼び起こされます。
久しぶりに聴いてみたくなった人も多いのでは?