2023年5月10日まで、PlayStation Storeとニンテンドーeショップ、Steamでセガの一部ゲームタイトルを対象とした“セガGolden Weekセール”が開催されている。
本セールでは『ソニックフロンティア』、『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶 デジタルデラックス』、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル 新価格版』、『ソニックフロンティア』、『龍が如く7 光と闇の行方』など人気作がお買い得に。
そのなかでも注目してほしいのが、2月に発売されたばかりの『龍が如く 維新!極』(以下、『維新! 極』)がセール対象となっており、いまだけ25%オフの5766円[税込]で購入できること!
※『龍が如く 維新! 極 デジタルデラックス』は6591円[税込]
これを機に『龍が如く』シリーズ最新作をぜひプレイしてほしいので、シリーズを遊んだことのない人や一部の『龍が如く』シリーズ作だけしか遊んでいない人に向けて、本作を最大限に楽しむための知識をお届けする。
※この記事はセガの提供でお送りします。
オリジナルと史実をうまくリンクさせた名場面がスゴイ!
『維新! 極』は、『龍が如く』シリーズのスピンオフであり、史実の幕末をベースにしたオリジナルストーリーを描いた作品。
この幕末というのは奇跡のようなタイミングで、刀で敵を斬ったり、銃で敵を撃つということが、(誇張されている部分こそあれ)現実味を持って受け入れられる時代。つまり、切った張ったの世界でバトルを行う『龍が如く』のスピンオフを展開するのにこれほど適した時代はない、とも言えるだろう。
また、設定の妙と物語のおもしろさも特筆すべき点。主人公を坂本龍馬=齋藤一にするという設定から物語を展開している点は白眉だ。物語は骨太の人間ドラマで、まるで大河ドラマのよう。
ストーリーはフィクションだし、前述のキャラクター設定も踏まえてかなりブッ飛んでいる箇所も多いのだが、要所で史実を押さえているので、「ここからどういう展開で史実とうまくリンクさせるのだろう?」というヒキとして機能している。
以下では、史実にもあった事件であり、『維新! 極』でも描かれている一部をご覧いただこう。ただし、当然ながら史実とイコールではない点にはご注意を。
なお、ここで挙げるのは筆者にとって本作の名場面だと思っているもののごく一部である。ほかにも史実とリンクするような出来事が『維新! 極』ならではの独自の解釈で収録されていたりもするので、とくに幕末のエピソードが好きな方はぜひ同作をプレイしていただきたい。
池田屋事件
史実では1864年7月8日に発生。尊皇攘夷を目指した志士たちが集まる池田屋に、新選組の面々が突入した。近藤勇、沖田総司、永倉新八、藤堂平助が先陣を切ったとされる説が濃厚だが、『維新! 極』では主人公である斎藤一(こと坂本龍馬)も池田屋に突入している。
寺田屋襲撃
史実では1866年3月9日に発生。伏見奉行が坂本龍馬を捕らえるために、寺田屋を襲撃した事件。薩摩と長州の同盟を成立させるために坂本龍馬が交渉をまとめた直後に起きた事件と言われている。
龍馬の恋人のおりょうが物々しい雰囲気を察し、下着姿で龍馬に知らせたことで危機を脱したというエピソードは有名。そもそも坂本龍馬が主人公である『維新! 極』では、斎藤一(こと坂本龍馬)自身が襲撃に加担している。このあたりがどのように描かれているかも、注目ポイントのひとつ!
近江屋事件
史実では1867年12月10日に発生。事件の実行犯には諸説ある。この事件で坂本龍馬、中岡慎太郎という歴史上の重要人物が殺害されたわけだが、前述の通り『維新! 極』では坂本龍馬が主人公なので……少々おかしなことになるわけだ。詳細についての言及は控えるが、ぜひこの事件にまつわるストーリーも楽しんでいただきたい。
『龍が如く』シリーズを知らなくてもOK! 演じるキャラクターのバックボーンを解説!!
『維新! 極』ではスターシステムが採用されていることも特徴のひとつ。キャラクターを演じている人物にも俳優がいるので少々ややこしいのだが、端的に言えば“ナンバリング作に登場したキャラクターを映画俳優のように扱い、『維新! 極』で別のキャラクターを演じさせている”タイトルなのだ。
さらに言えば、ナンバリング作におけるキャラクターのパーソナリティーが『維新! 極』にもにじみ出る形になっていることもポイント。もちろんナンバリング作を知らなくても十分楽しめるタイトルなのだが、ナンバリング作をすべて遊んでいると、ニヤリとできるポイントが増えるのもまた事実。
そこで以下では、ナンバリング作未体験でも極力ニヤリとできるポイントが増えるよう、『維新! 極』に登場する主要キャラクターが『龍が如く』シリーズのナンバリング作でどのようなキャラクターだったかを解説していく。
ただし、あえて『維新! 極』でどんなキャラクターを演じているのかは伏せておくので、こういったバックボーンを持つキャラクターが本作でどんな役回りを演じるのかに注目していただきたい。
また、下記の解説では今後『維新! 極』をきっかけにナンバリング作を遊んでも問題ないように過剰なネタバレは極力避けるので、気になった方は、実際にシリーズ全般に手を伸ばしてみてほしい。
坂本龍馬/斎藤一
ナンバリングでのキャラクター:桐生一馬
ナンバリング作でのパーソナリティー
『龍が如く』シリーズの代名詞ともいえるキャラクター。不器用ながらも情に熱い男で、親友である錦山の “親殺し”の罪をかぶり、刑務所で10年もの月日を過ごした。
消えた100億事件(『龍が如く』)を機に関東最大の極道組織“東城会”のトップに立ったこともあるが、すぐにその座を譲り、事件を通じて知り合った少女・遥とともにカタギとして生きることに。その強さはもちろん、カリスマ性や生き様はまさに伝説。
裏社会では“伝説の龍”として知られており、カタギの身でありながら多くの抗争や事件に巻き込まれてきた。長らく沖縄で養護施設を営んでいたが、現在はその消息を絶っている。
武市半平太
ナンバリングでのキャラクター:渋澤啓司
ナンバリング作でのパーソナリティー
バブルの時代(『龍が如く0 誓いの場所』)に東城会直系堂島組を背負っていた三幹部のひとり。背中には、桐生と同じく龍の刺青を背負っている。組では事務方を担当しており、ほかの幹部ほど暴力を全面に押し出すことはないが、裏では緻密な青写真を描き、虎視眈々と野望を巡らせている。
吉田東洋
ナンバリングでのキャラクター:風間新太郎
ナンバリング作でのパーソナリティー
桐生も惚れ込む男の中の男。桐生や錦山にとっては父親代わりであり、カリスマだった。若き日はヒットマンとして暗躍し、その明晰な頭脳から生み出される多くの策で、東城会を発展させた。
晩年は、養護施設ヒマワリを設立して身寄りのない子どもたちを支援したり、神室町の住人のために資金援助を含むバックアップを行うなど、市井に生きる人たちへの手助けに尽力した。
岡田以蔵
ナンバリングでのキャラクター:錦山 彰
ナンバリング作でのパーソナリティー
養護施設ヒマワリで幼少時から桐生や澤村由美とともに育った後、風間新太郎に憧れて桐生とともに堂島組の盃を受ける。その後も桐生の兄弟分として堂島組に在籍していたが、『龍が如く』において渡世の親である堂島宗兵が愛する澤村由美を拉致。彼女を救いに行った際、錦山は衝動的に宗兵を撃ち殺してしまう。
結果的に“親殺し”の罪を桐生に押しつける形になってしまった錦山は、その後、さまざまな出来事により人が変わってしまい、極道としての出世だけを目指して駆け上がる。桐生の出所時には、冷徹な東城会の幹部になっていた。
中岡慎太郎
ナンバリングでのキャラクター:伊達 真
ナンバリング作でのパーソナリティー
消えた100億事件を機に、桐生と深く関わることとなった刑事。事件を通じて桐生とは相棒とも言える間柄になり、それ以降もさまざまな形で桐生をバックアップしてきた。
どんなときでも正義を貫こうとする姿勢と、気になった事件は追わずにいられない性格のおかげで、警察を辞めざるを得ないことになったりしたことも。
近藤 勇
ナンバリングでのキャラクター:足立宏一
ナンバリング作でのパーソナリティー
かつては刑事だったが、とある冤罪事件を巡って上司に歯向かったため、満足に捜査ができない免許センターに異動させられた。事件から20年が経過しても捜査への執念は変わっておらず、冤罪事件の証拠を探すため、春日一番(『龍が如く7 光と闇の行方』以降のシリーズ主人公)に接触。行動をともにするようになった。
ふだんはゆるい感じだが、ときおり見せる刑事魂は定年間際とは思えぬほど。伊達 真は刑事時代の後輩に当たり、いまでも交流がある様子だ。
土方歳三
ナンバリングでのキャラクター:峯 義孝
ナンバリング作でのパーソナリティー
東城会六代目会長である堂島大吾に対して、異常なまでの忠誠心を持つ極道。もとはIT企業の会社員だったが、その生い立ちから極道の世界に興味を抱き、東城会へ。東城会では、さまざまなシノギで莫大なカネを稼ぎ、みるみる出世。そんななかで大吾と出会い、心酔することになった。
インテリのような雰囲気を醸しているが、実際は武闘派極道としても一流の実力・思考を持っている。大吾がある事件で意識不明の重態に陥ったことにより、峯の人生も大きく狂い始めてしまう。
伊東甲子太郎
ナンバリングでのキャラクター 久瀬大作
ナンバリング作でのパーソナリティー
“カラの一坪”を巡る騒動(『龍が如く0 誓いの場所』)があったころ、堂島組を支えていた若頭補佐のひとりで、組の武闘派の筆頭。凶暴ではあるが、その性格は古き良き極道の延長線上にあり、自身の“意地”を通すために若き日の桐生と何度も死闘をくり広げた。
沖田総司
ナンバリングでのキャラクター:真島吾朗
ナンバリング作でのパーソナリティー
東城会きっての武闘派として知られた極道で、ドスを扱わせたら超一流。嶋野組に所属していたことから“嶋野の狂犬”というふたつ名でも知られている。その性格や判断基準は常人には計り知れないものがあり、一見するとクレイジー。しかし、その言動の奥底には彼なりの男気や東城会への執着、強い者と闘いたいという純粋な闘争心などが潜んでいる。
桐生の強さを認めて以降は、桐生に対して大きな感情を抱き、執着している。また、東城会の古参である冴島大河は若いときからの兄弟分で、真島が心を許せる数少ない人物のひとりだ。
永倉新八
ナンバリングでのキャラクター:冴島大河
ナンバリング作でのパーソナリティー
かつて敵対組織を襲撃し、“極道18人殺し”という異名を持つ東城会の伝説の極道。事件後は黙秘を貫き、死刑を言い渡されていたが、25年後の死刑執行直前に脱獄。25年前の事件の真相を求めて神室町を訪れ、衝撃の事実を知ることに。その後は兄弟分の真島や桐生の推薦もあって東城会に復帰するが、自身の生き様を貫くために刑務所とシャバを往復するという不器用な生き方をした。
現在は刑期を満了して出所し、真島と行動をともにしている。その巨躯からくり出される怪力は常人の想像を遥に超える。
松原忠治
ナンバリングでのキャラクター:森永 悠
ナンバリング作でのパーソナリティー
東城会六代目会長である堂島大吾の護衛役。礼節をわきまえ、目上の人間の命令を遵守するタイプの極道で、同じ護衛役を務める相沢聖人に慕われている。大吾が福岡で失踪した際(『龍が如く5 夢、叶えし者』)には、その行方を知っている可能性がある桐生に相沢とともに接触。何も知らない桐生に対して、実力を行使した。
武田観柳斎
ナンバリングでのキャラクター:阿波野大樹
ナンバリング作でのパーソナリティー
バブル期(『龍が如く0 誓いの場所』)の堂島組三幹部のひとり。情報収集能力に長けており、さまざまな情報を巧みに使い、“脅し”でシノギを得たり、交渉を優位に進めたりすることを得意としていた。時代に乗った享楽的な生き方をしていたが、極道としての実力も堂島組全盛期の幹部に相応しく、若き日の真島がその強さを素直に認めたほど。
井上源三郎
ナンバリングでのキャラクター:柏木 修
ナンバリング作でのパーソナリティー
風間新太郎の右腕として風間組、そして東城会を支え続けた極道。若いころは桐生や錦山も恐れるほどの武闘派極道だったが、年を経て落ち着きと風格を手に入れた。風間の薫陶を受けたからか、足を洗った極道の社会復帰を支援する組織“堅生会”を設立するなどし、慈善活動にも尽力している。
谷 三十郎
ナンバリングでのキャラクタ:馬淵 昌
ナンバリング作でのパーソナリティー
横浜・伊勢佐木異人町を拠点とする横浜流氓の参謀を務める男。成り上がるためには手段を選ばないという上昇志向の持ち主で、その頭脳を使ってさまざまな策謀を練っていた。異人町にやってきた春日一番とは完全な敵対関係(『龍が如く7 光と闇の行方』)。また、横浜流氓の総帥である趙天佑のこともライバル視しており、組織を乗っ取ろうとしていた。
藤堂平助
ナンバリングでのキャラクター:趙 天佑
ナンバリング作でのパーソナリティー
伊勢佐木異人町を支配する3つの裏社会の一角、横浜流氓を前任の父から引き継いだ若き総帥。その見た目や口調から“陽気で気さくな兄ちゃん”という第一印象を与えるものの、飄々とした性格は掴みどころがなく、そう簡単に本心を見せることもない。
異人町で起きたさまざまな事件(『龍が如く7 光と闇の行方』)を機に、春日一番らと行動をともにするように。また、腕っ節のみならず料理はプロ級で、佑天飯店で鍋を振っている姿を見かけることも多い。
鈴木三樹三郎
ナンバリングでのキャラクター:小清水寛治
ナンバリング作でのパーソナリティー
尾道仁涯町に拠点を置く陽銘連合会の若頭で、広島極道のナンバー2。その立場にふさわしい腕っ節と頭脳、そして凶暴さを備えている。
尾道で起きた事件(『龍が如く6 命の詩。』)では、上からの指示で汚い仕事もこなしていたが、芯までは腐っていなかった様子。武闘派極道らしく、桐生との戦いに際しては喧嘩自体を楽しんでいる節もあった。
原田左之助
ナンバリングでのキャラクター:相沢聖人
ナンバリング作でのパーソナリティー
東城会六代目会長“堂島大吾”の護衛役を担う極道で、その重責に見合う強さを備える男。年齢が比較的若いこともあり血気盛ん。
頭を使った交渉事には向いておらず熱くなると手が付けられない一面を持つが、その心の奥底には大いなる野心が秘められている。同じ護衛役であり、兄貴分の森永に対しては絶大な信頼を寄せている。
山崎 烝
ナンバリングでのキャラクター:ハン・ジュンギ
ナンバリング作でのパーソナリティー
神室町に進出した韓国マフィア、ジングォン派の頭目。整った容姿と潔い態度が特徴で、礼節を軽んじる者に対してはきびしい制裁をくわえる。このエピソードだけ聞けばマフィアの人間とは思えないが、敵対したときの残虐性は裏社会の人間をも恐れさせるほど。ジングォン派にとっては宿敵とも言える桐生とは、たびたび激闘をくり広げた(『龍が如く6 命の詩。』)。
なお、ハン・ジュンギという名はジングォン派内部で受け継がれてきたコードネームのようなもので、同名の影武者が存在。影武者のハン・ジュンギは、伊勢佐木異人町で韓国マフィア・コミジュルの参謀兼ヒットマンとして暗躍していた(『龍が如く7 光と闇の行方』)。
西郷吉之助
ナンバリングでのキャラクター:郷田龍司
ナンバリング作でのパーソナリティー
“関西の龍”という異名で知られる武闘派の極道。関西では東城会に匹敵するほどの巨大極道組織だった“五代目近江連合”の会長を父に持つ。同じ龍の異名を持つ桐生に対して敵愾心を燃やし、正々堂々と戦いを挑んだ。
また、父親を超えるため、神室町を近江連合の支配下に置き、全国の極道組織を束ねる野望を持っていた。そのため、東城会と近江連合の五分盃をクーデターで妨害する(『龍が如く2』)。近江連合による神室町侵攻を実現させ、過去に例を見ない東西の大抗争を勃発させた。
新堀松輔
ナンバリングでのキャラクター:秋山 駿
ナンバリング作でのパーソナリティー
神室町でカネ貸しを営む、飄々とした男。彼がテストをして認めた人間には無利子・無担保・無制限でカネを貸すことから、“神室町の駆け込み寺”と言われることも。上野誠和会と金村興業の揉めごと(『龍が如く4 伝説を継ぐもの』)に首を突っ込んだことを機に桐生と知り合い、互いの力を認め合って以降は、桐生や遥が事件に巻き込まれる際にも協力している。
物騒な街である神室町で争いのタネにしかならないカネを扱っているからか、その腕っ節は玄人はだし。並みの極道であれば、自慢の蹴り技で文字通り一蹴されてしまうほど。
遥
ナンバリングでのキャラクター:澤村 遥
ナンバリング作でのパーソナリティー
消えた100億事件(『龍が如く』)のカギを握る少女。母親を探すため、養護施設を抜け出して神室町を訪れていたが、凄惨な殺人現場を目撃。そこで桐生と知り合う。消えた100億事件を解決していくなかで自身の出生の秘密を知り、さらに桐生に対して信頼を寄せるようになる。
以降もたびたび桐生に関連する事件に巻き込まれるが、桐生が営む養護施設アサガオの最年長として子どもたちの面倒を見ながら育つ。高校時代にはアイドルとしてスカウトされたが、デビューライブを終えた後に引退。現在は、家族とともにアサガオで暮らしている。
おりょう
ナンバリングでのキャラクター:ユキ
ナンバリング作でのパーソナリティー
バブル期(『龍が如く0 誓いの場所』)に真島が支配人をしていた蒼天堀のキャバクラ“サンシャイン”のナンバーワンキャバ嬢。当初は光るものはあれど自信が無くて、いまひとつ冴えないキャバ嬢だったが、真島の接客特訓により徐々に実力を発揮。後に“伝説のキャバ嬢”と称されるまでに成長した。
謎の情報屋
ナンバリングでのキャラクター:サイの花屋
ナンバリング作でのパーソナリティー
神室町の地下に広がり、警察も不介入の危険地帯、“賽の河原”の主である情報屋。ホームレスや街中にある監視カメラなどを使って情報を収集しており、神室町で起きたことで知らないことはないとも言われている。
本名も出自も不明だが、情報の受け渡しの際に花束を使うことから、サイの花屋と呼ばれるようになった。消えた100億事件(『龍が如く』)で桐生と接点を持って以降、たびたび桐生に協力している。
お登勢
ナンバリングでのキャラクター:朴 美麗
ナンバリング作でのパーソナリティー
遥のスター性を見抜いてアイドルにスカウトした、蒼天堀にあるダイナチェア芸能事務所の社長。かつて自身が掴めなかったスターへの道を遥に託し、彼女を一流のアイドルに育て、華々しくデビューさせるためにとてつもない労力とカネを投資している(『龍が如く5 夢、叶えし者』)。
幾松
ナンバリングでのキャラクター:花
ナンバリング作でのパーソナリティー
秋山駿が社長を務める、スカイファイナンス唯一の従業員。だらしない秋山の仕事をサポートする有能秘書として活躍している。じつは護身術の達人で、並みの極道であれば撃退できるほどの腕前の持ち主。秋山に対しては仕事のパートナー以上の感情を抱いている様子。
徳川慶喜
ナンバリングでのキャラクター:堂島大吾
ナンバリング作でのパーソナリティー
堂島組組長の堂島宗兵を父に持ち、東城会六代目会長を務めた男。極道として憧れていた桐生が父を殺したと思い込み、荒れた青年期を送っていた。父の事件の真相が彼に告げられ、桐生が東城会六代目の跡目に推したことを機に、彼本来の人を引き付ける資質が徐々に開花。大吾自身が近江連合の神室町侵攻の撃退に貢献したことも手伝って、東城会六代目会長に就任した(『龍が如く2』)。
その後は疲弊した東城会の立て直しに奔走。数々の事件に巻き込まれ、命を落としかけたり、辛い決断を強いられることもあったが、その器量で何とか東城会を維持し続ける。
佐々木只三郎
ナンバリングでのキャラクター:渡瀬 勝
ナンバリング作でのパーソナリティー
七代目近江連合若頭。郷田龍司が消息を絶って以降、近江連合の“武”を背負い続けた関西最強の男で、次期近江連合会長候補のひとり。
圧倒的な実力を持つ極道ではあるが、豪放磊落で義理人情に厚く、裏表のない性格から多くの部下に慕われている。福岡で桐生に出会った際には、「強い東城会の桐生と喧嘩がしたい」という自身の想いを伝え、桐生に極道復帰を促した(『龍が如く5 夢、叶えし者』)。
勝 麟太郎
ナンバリングでのキャラクター:荒川真斗
ナンバリング作でのパーソナリティー
東城会の超武闘派組織“殺しの荒川組”を率いる荒川真澄の息子。出生直後に患った低体温症が原因で車椅子生活を余儀なくされている。その性格は思い通りに動かぬ身体や極道の息子というレッテルに嫌気が差し、荒れた生活を送っていたが、彼が奴隷のように扱っていた荒川組若衆の春日一番だけは「若」と呼び、心から慕われていた。
河上彦斎
ナンバリングでのキャラクター:田中シンジ
ナンバリング作でのパーソナリティー
堂島組の組員で、桐生の舎弟だった極道。かつては神室町でヤクザ狩りをしていた暴走族だったが、桐生に喧嘩を売り返り討ちに遭う(『龍が如く0 誓いの場所』)。さらにその後、とある事件を経て桐生の強さと男気に心酔。時を経て自身も堂島組の極道となり、念願叶って桐生の舎弟となる。
桐生の出所時には錦山組の舎弟頭を務めていたが、組織の壁を越えて桐生をサポートしていた(『龍が如く』)。
田中新兵衛
ナンバリングでのキャラクター:新藤浩二
ナンバリング作でのパーソナリティー
錦山に心酔していた錦山組の若頭。消えた100億事件(『龍が如く』)では、卑劣な手段を使って桐生と戦うも敗北している。その後、錦山組の二代目組長になるが、桐生に対しては大きな恨みを抱いており、近江連合が神室町に侵攻してきた際(『龍が如く2』)には、東城会を裏切った。
中村半次郎
ナンバリングでのキャラクター:神田 強
ナンバリング作でのパーソナリティー
錦山組三代目組長。もとは木っ端の極道だったが、近江連合と東城会の抗争で疲弊した神室町を暴力で制圧。勢力を拡大するとともに地位を高めていく(『龍が如く3』)。その出世欲は留まることを知らず、最終的には東城会会長の跡目をも欲していた。すべての欲望に対しては忠実な男で、無類のマッサージ好きでもある。
山本八重
ナンバリングでのキャラクター:タツ姐
ナンバリング作でのパーソナリティー
スカジャンがトレードマークの借金の取り立て屋。女性とは思えぬ怪力の持ち主で、桐生は彼女の戦いぶりを見て壊し屋スタイルを閃いた(『龍が如く0 誓いの場所』)。そんな経緯から桐生の師匠とも言える存在であり、しばしば桐生の特訓に付き合うことも。
アーネスト・サトウ
ナンバリングでのキャラクター:バッカス
ナンバリング作でのパーソナリティー
本名は不明だが無類の酒好きで、酒の神になぞらえてバッカスと呼ばれている人物。神室町で桐生と出会った際に戦いの才能を見抜く。バッカスは多額の借金を抱えていたため、桐生に投資してもらうことを条件にチンピラスタイルの技を授けた(『龍が如く0 誓いの場所』)。
ちなみに、上で解説しているのはメインストーリーやサブストーリーに絡む人物のみ。ほかにも『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公である春日一番をモチーフとした隊士“春日一之丞”を筆頭に、隊士にもナンバリング作に登場したキャラクターがかなり多く登場する。
彼らのナンバリング作でのキャラクター像が気になったなら、『維新! 極』を終えてからでいいので、ナンバリング作を遊んでみてはいかが? もしもプレイする予定があるなら、“Golden Weak セール”で対象になっているタイトルだけでも、事前に買っておくのはアリかも!?