2023年4月28日、アレスは『ONE ~輝く季節へ~』のリファイン作品『ONE.』を発表した。
対応機種はNintendo Switch、PC(Steam/Win)、発売予定日は2023年12月22日(金)としている。
『ONE.』は1998年5月にネクストンのブランド“Tactics”からウィンドウズ専用ソフトとしてリリースされた『ONE ~輝く季節へ~』をベースにリファイン。1990年代に“泣きゲー”ブームを巻き起こした一作を、オリジナル版と同じ原画家樋上いたる氏が描く新たなイラストと最新のグラフィックで甦らせる。
Amazon.co.jpで『ONE 輝く季節へ』を検索する以下、リリースを引用
「永遠は、あるよ」数多のユーザーやクリエイターに影響を与えた伝説のアドベンチャーゲームが25年の時を経て今再び。
『ONE.』がNintendo Switch/Windows PC/Steam で12月22日発売
株式会社ネクストン(本社:大阪府大阪市)ならびに有限会社アレス(本社:東京都豊島区)は、アドベンチャーゲーム『ONE.』をNintendo Switch/Windows PC/Steam で12月22日(金)に発売することを本日発表いたしました。
本作『ONE.』は、1998年5月に株式会社ネクストンのブランド「Tactics」からWindows専用ソフトとしてリリースされた『ONE ~輝く季節へ~』をリファインした新作タイトルです。
『ONE ~輝く季節へ~』は、アドベンチャーゲームに「泣きゲー」というジャンルを開拓し、数々のクリエイターやシナリオライターに多大な影響を与えた、今なお伝説として語り継がれるゲームです。
「えいえんはあるよ」
本作を代表するこのセリフが数多くのユーザーの頬を涙で濡らしてきました。そんな『ONE ~輝く季節へ~』が、株式会社ネクストン創設30周年記念タイトルとして、オリジナル版と同じ原画家「樋上いたる」先生が描く新たなイラストと最新のグラフィックで、シリーズ集大成を表すピリオド「.」を付けた新生タイトル『ONE.』として登場します。
Windows PC 版とSteam版は、株式会社ネクストンの新ブランド「novamicus」より。Nintendo Switch版は、有限会社アレスより。
それぞれ、2022年12月22日(金)リリース予定となっております。
また、Nintendo Switch版とWindows PC版のご予約受付は2023年5月26日(金)スタートとなります。
株式会社ネクストンと有限会社アレスがお届けする、伝説の泣きゲーADV『ONE.』にご期待ください!
ポイント
- 泣きゲーを開拓した伝説のADV『ONE ~輝く季節へ~』がリファインされ『ONE.』として登場
- オリジナル版の原画家「樋上いたる」先生が描く新たなイラストと最新グラフィック
- 12月22日(金)にNintendo Switch/Windows PC/Steam同時リリース
- 5月26日(金)よりNintendo Switch版とWindows PC版の予約受付スタート
ストーリー
この世界に繋ぎ止めていてくれるもの
1998年、冬。
普通の学生であったオレの中に、不意にもうひとつの世界が生まれる。
それはしんしんと積もる雪のように、ゆっくりと日常を埋めてゆく。
そのときになって初めて、気づいたこと。
繰り返す日常の中にある変わりないもの。
いつでもそこにある見慣れた風景。
好きだったことさえ気づかなかった、大好きな人の温もり。
すべてが自分をこの世界に繋ぎ止めていてくれるものとして存在している。
その絆を、そして大切な人を、初めて求めようとした瞬間だった。
時は巡り、やがて季節は陽光に輝きだす。
そのときオレはどんな世界に立ち、そして誰がこの手を握ってくれているのだろうか。
キャラクター
長森瑞佳
浩平の幼馴染みでクラスメイト。おせっかい焼きで、毎朝主人公を起こしにやってくる。いつも浩平の心配ばかりしている。
- 誕生日:9月26日
もしオレの人生で感謝しなくちゃいけない奴がいるとしたら、それは長森だろうな。
あのとき、あの幼い日々に長森と出会ってなかったらオレはどうなっていただろう。
あの日から一緒にいることが多いし、たまにはそのお節介が鬱陶しく思うときもある。
でも最後には感謝だ。
ずっといい友達でいてくれよな。
でも、あのときの言葉はどこに消えてしまったんだろうな。
オレを救ってくれたあの言葉は…。
七瀬 留美
浩平のクラスに転校してきた女の子。乙女らしく振る舞おうと一生懸命だが、失敗ばかりしている。思い込んだら一途。
- 誕生日:8月8日
転校生で、その初日の登校中に曲がり角でぶつかるという、なんとも古典的な出会いを果たしたのがこいつだ。
見かけはこんなんだが性格が……いや、後が恐いからなにも言うまい。
本人は結構切実に悩んでいるようで、理想とする「乙女」を目指し精進してるらしいんだが…。
まあ、その健気さを讃えて、コピーを送ろう。
『永遠に乙女心を追い求める少女、七瀬』
ちなみに永遠、なので、手に入ることはないのだ…(ボカッ!!)
川名 みさき
小学生の時の事故で視力を失った浩平の先輩。暗闇というハンデを背負いながら、それを感じさせない社交的で前向きな性格。学食のカツカレーが好き。
- 誕生日:6月3日
夕焼けの赤に染まった放課後の屋上で、オレは知らない女の子に話しかけられた。
冷たい瞳と温かな笑顔をたたえた女の子。
その子が3年生の先輩だと知ったのはその直後だった。
そして、同時にオレは冷たい瞳の意味を知る。
その瞳はオレの姿も、夕焼けの赤さえも映してはいなかった。
盲目の先輩を前に、どう話しかけていいのか戸惑うオレに、先輩は悲しそうに呟いた。
「普通でいいと思うよ…」
里村 茜
浩平のクラスメイト。物静かで言葉は少ないながらも、自分の意志はハッキリと口にする。料理が上手で、大の甘党。
- 誕生日:4月21日
真っ黒な雲に覆われた大雨の日。
たまたま早く家を出たオレは、ピンクの傘の女の子に出会った。
それが茜だった。…まあ、実はクラスメートなんだけどな。
それまでは特に意識したことは無かったけど、それ以来オレは茜によく話しかけるようになった。
他人を突き放しているようで、本当は自分の心に触れてくれる存在を待っている。
少なくともオレにはそう思えたからだ。
…でも…本気で避けられているような気がしなくもなかったりする…。
上月 澪
浩平の後輩。表情豊かで明るく元気な女の子。言葉が話せず、コミュニケ―ションのためにいつもスケッチブックを持ち歩いている。演劇部に所属。
- 誕生日:6月4日
澪との出会いは学食だった。
あの時以来、気がつけばいつもすぐ横にいてニコニコとオレを見上げていたな。
まあ、元気な妹といった感じか?
いったい何がそんなに楽しいのかオレには分からないけど。
でも、いつの間にかそれが当たり前のように思えてきたことも事実だったな。
どんなことでも一生懸命で、結局はそれが空回りして周りに迷惑かけてるんだけど…。
…本人はきっと気づいてないな…。
椎名 繭
浩平や瑞佳よりも年下の女の子で登校拒否児。何か嫌なことがあるとすぐに泣き出してしまう。好きなものはハンバーガー。
- 誕生日:5月15日
出会いはこいつが唯一の友達を失ったときだった。
といっても、フェレットだけどな。
入れ替わりにオレたちになつくようになったんだけど、
事あるごとにすぐ癇癪を起こしてフェレットの名前を泣き叫びだす困った奴だ。
でも初めて進んで人と接しようとしているその思いは大切にしてやりたい。
みゅーは死んだけど、そこから始まったのは、大人への旅だったんだよな。
な、椎名。
スタッフ
- 原画:樋上いたる
- シナリオ:Tactics
- シナリオ編集:novamicus
- デザイン:cao.(*PetitBrain)
- ビジュアル背景:わいっしゅ、mocha
- 原作:Tactics
製品情報
- 製品名:『ONE.』
- ジャンル:恋愛アドベンチャー
- 発売日:2023年12月22日(金)
- 予約開始日:2023年5月26日(金)
- 希望小売価格:未定
- 対応機種:
Nintendo Switch
Windows 10/11
Steam - CERO:審査予定
- 発売元:
Windows PC版/Steam版 株式会社ネクストン
Nintendo Switch版 有限会社アレス