『静かなるドン』最新シリーズ『もうひとつの最終章』グランドジャンプにて復活連載。日本統一から10年後、近藤静也は新たな敵と対峙する

　集英社は、新田たつお氏によるマンガ『静かなるドン』の続編となる最新シリーズ『静かなるドン-もうひとつの最終章-』の連載が、2023年5月17日（水）発売のグランドジャンプ12号より開始すると発表した。

　『静かなるドン』とは、昼はサラリーマン、夜は関東最大の暴力団・新鮮組の三代目総長である近藤静也がこの世からヤクザをなくすべく奮闘する必任侠コメディ。『静かなるドン-もうひとつの最終章-』では、日本統一を果たしてから10年後を舞台に近藤静也が新たな敵と対峙するほか、新鮮組の組員である鳴戸竜次と龍宝国光の出会いなども描かれる。

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以下、リリースを引用

累計発行部数4,600万部超を誇る『静かなるドン』（著・新田たつお／実業之日本社刊）が、出版社の垣根をこえた！最新シリーズ『静かなるドン-もうひとつの最終章-』、「グランドジャンプ」12号より連載開始決定！！

　「週刊漫画サンデー」（実業之日本社）で連載され、累計発行部数4,600万部を超える人気作品『静かなるドン』（著・新田たつお／全108巻）の続編となる最新シリーズ『静かなるドン-もうひとつの最終章-』の連載が、「グランドジャンプ」（集英社）で始まることが決定！2023年5月17日（水）発売の12号より開始いたします。

　連載が実現したきっかけは、同誌で連載されていたドキュメンタリー作品『世田谷イチ古い洋館の家主になる』（全3巻/著・山下和美）に新田氏が協力したこと。山下氏が主催する、明治建築・旧尾崎邸保存活動への参加をきっかけに、コラボ特別読切『世田谷イチ古い洋館に来た静かなるドン』が生まれ、2022年10月5日発売の「グランドジャンプ」に掲載。『静かなるドン』のキャラクターたちが洋館購入までの様子を振り返る様子が描かれました。
　9年ぶりに執筆された『静かなるドン』の特別読切への反響や、読者からの強い続編の要望などに応えたいという新田氏の想いから、両社の編集部で協議のもと、新シリーズの連載が決定しました。

　『静かなるドン－もうひとつの最終章－』については、連載は集英社の隔週青年誌「グランドジャンプ」が担当、コミックス（紙）の発行は実業之日本社が担います。また、コミックスの電子版につきましては、集英社、実業之日本社がともに配信します。出版社2社が協業しながら、新田たつお氏の創作活動を支えていく新しい取り組みです。
　大ヒット作品『静かなるドン』最新作の幕開けに是非ご注目ください。

▼『静かなるドン－もうひとつの最終章－』告知カラーカット

『静かなるドン』最新シリーズがグランドジャンプ12号より復活連載。日本統一から10年後、近藤静也は新たな敵と対峙する

【新田たつお氏コメント】
洋館保存に関わった静ドンを去年描いて、反響があり電子でもブレイクして10年ぶりに、やる気になりました。
何より描きたい話が浮かび、体力も回復したので久しぶりに、ぶちかまします！

「静かなるドン－もうひとつの最終章－」のあらすじ

日本統一を果たしてから十年後。新鮮組三代目総長の近藤静也が新たな敵と対峙する！そして、描かれる鳴戸と龍宝の出会い！電子コミック爆売れのコミック界のドン、衝撃の復活連載！

新田たつお氏プロフィール

新田たつお（にった・たつお）。漫画家。大阪府出身。1953年生まれ。
少年時代から雑誌に投稿をはじめ「週刊少年サンデー」「月刊少年マガジン」などにナンセンスギャグ作品を寄稿していた。徐々に活動の場を青年誌にシフトし『怪人アッカーマン』『ビッグマグナム黒岩先生』で人気を博す。作風もギャグにシリアスを混ぜたドラマに変わっていく中、ヤクザの親分を主人公にした『こちら凡人組』がヒットし、後の『静かなるドン』の爆発的ヒットにつながっていく。その『静かなるドン』で2013年度の第42回日本漫画家協会賞大賞を受賞。同作は電子書籍で再ブレイクし現代の若者にも圧倒的な人気となっている。