Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(『ポケモン S・V』)にて、“最強のバクフーン”に挑める特別なテラレイドバトルの結晶が本日(2023年4月14日)9時より期間限定で出現中だ。

 本記事では、最強のバクフーンを倒すための方法やおすすめのポケモン、1ターン攻略法についてお届けする。

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“最強のバクフーン”レイド概要

 通常のテラレイドバトルよりも強力なポケモンが登場する黒い結晶から、“最強のバクフーン”(ゴーストテラスタイプ)に挑戦が可能。

 本レイドで出会えるバクフーンは“さいきょうのあかし”が付いた特別なポケモンとなっているため、期間中に必ず捕まえておきたい。

  • 開催期間
    • 4月14日(金)9:00~4月17日(月)8:59
    • 4月21日(金)9:00~4月24日(月)8:59
  • 出現ポケモン
    • ★7:最強のバクフーン

※本イベントで出現するバクフーンは、ひとつのセーブデータにつき1匹のみ捕まえることができる。
※バクフーンは、今後のイベントで再出現したり、今後別の方法で出会えるようになる場合がある。
※ふたつの開催期間では、ともに同じ能力、同じ技を覚えた最強のバクフーンが出現。前の期間で捕まえた場合は、最強のバクフーンを捕まえることはできない。

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
最強のバクフーン(ゴーストテラスタイプ)

おすすめポケモン

コノヨザル(ソロプレイ用)

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 コノヨザルが覚える“ふんどのこぶし”は、攻撃を受けるたびに威力が50上昇する。最大威力は350にもなり、バクフーンに対して大きなダメージを期待できる。

 バクフーンはシャドーボールを覚えるためこちらも弱点を突かれるが、特防にきそポイントを振っておけば耐えることが可能。かいがらのすずを持たせれば、受けたダメージを回復してくれる。

ワルビアル(マルチプレイ用)

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 後述するマルチプレイ前提の1ターン攻略法での要となるポケモン。最強のダイケンキ攻略にも用いた特性“いかりのつぼ”を持っており、攻撃を急所に受けると自身の攻撃ランクが最大まで上昇する。

 さらにワルビアルは自身の能力ランクが上昇しているほど威力が高くなるあくタイプの技“つけあがる”を覚える。物理版の“アシストパワー”とも言える効果の技で、いかりのつぼが発動して攻撃ランクが6段階上昇しているときの威力は140となる。

 このコンボを使って最強のバクフーンを一撃で倒してやろうという魂胆だ。詳しいやりかたは記事の最後で紹介している。

攻略の流れ

 最強のバクフーンはゴーストテラスタイプで、覚えている攻撃技はふんか、シャドーボール、じゃれつく、じしん。今回は開幕での行動はとくにしてこないが、途中でにほんばれとふんかを随時使ってくる

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 とくに気を付けるべきは、やはりふんかだ。ふんかの威力は使用するポケモンのHPが最大のときはなんと150にもなる。ただHPが少なくなると威力も落ちていくので、後半になれば脅威ではなくなる。

 ふんかを半減するほのおタイプにはじしんで、弱点を突いてくるゴーストタイプにはシャドーボールで、あくタイプにはじゃれつくでそれぞれ対抗してくるので、すべての攻撃をしのぐのはなかなか難しい

 しかし技は多彩なものの攻撃や特攻はそこまで高くないので、特防を高めるなどしてふんかのダメージを抑えるのがよいだろう。

 今回筆者が使ったのはコノヨザル。ふんかは半減できないしシャドーボールも弱点だが、ステータスの高さとふんどのこぶしの圧倒的威力でゴリ押す構えだ。

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
きそポイントは攻撃と特防に特化。持ち物はかいがらのすずを採用した。

 相手に攻撃されるほど威力の上がるふんどのこぶしで攻撃しつつ、受けたダメージはかいがらのすずの効果で回復する。かいがらのすずの回復効果は与えたダメージの8分の1と微量だが、テラレイドバトルでは相手のHPが非常に高くなっているので相性がいい。

 ちなみに、コノヨザルが倒されてしまったり、味方のステータス上昇をリセットされてしまったりしても、ふんどのこぶしの威力上昇は打ち消されない。

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 テラスタイプはゴーストにするとふんどのこぶしのダメージがさらに高まるが、テラピースが足りない場合はテラスタイプを変更しなくても十分倒しきれる。ほかのテラスタイプで挑む場合は、ほのおが弱点になってしまわないようにだけ注意しよう。

 最初のターンに“いやなおと”を使ったら(ソロ攻略の場合、味方のトレーナーががっちりぼうぎょを使ってくれる)、基本的にはふんどのこぶしでひたすら攻撃していれば大丈夫

 ふんかの威力が高いうちは1~2回倒されてしまうかもしれないが、それでも制限時間内にクリアーできるので大丈夫。コノヨザルはさまざまなレイドバトルで活躍してくれるポケモンなので、この機会に育てておくと今後も頼りになるはずだ。

1ターン攻略法

 せっかくなので今回もさらに効率的な攻略法を考えてみた。実際にやってみたのが以下の動画だ。

 もはやお馴染みとなってきた、いかりのツボを活用したチーム編成。ざっくりと手順を解説すると以下の通り。

  1. スコヴィランがバクフーンにハバネロエキスを使う
    └バクフーンの防御が2段階ダウン。ハバネロエキスは命中率や回避率とは関係なく必ず命中する点が優秀。
  2. ドンカラスが味方のバクフーンにつじぎりを使う
    └ドンカラスの特性は“きょううん”、持ち物はピントレンズ(するどいツメ)。この状態でつじぎりを使うと必ず急所に当たるので、いかりのつぼを発動できる。
  3. ワルビアルがつけあがるでバクフーンを攻撃

 イシヘンジンは特性“パワースポット”で味方を強化できるので、何もしなくてもオッケー。いけいけドンドンを使ってあげるとさらにダメージが上がる

 スコヴィランとイシヘンジンはきあいのタスキを持っているのできそポイントはどんな振りかたでも大丈夫。ワルビアルは攻撃と素早さに振り切っている。

【ポケモンSV攻略】最強バクフーンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
持ち物はこだわりハチマキを採用した。

 開幕にバクフーンがふんかを使ってくるかもと思い、HPと特防に特化して育成したドンカラスを用意したが、結局使ってこなかったのでユキメノコなどにきあいのタスキを持たせてこおりのいぶきを使う方法でも問題ない

 今回も命中率などの不安要素はなく、時間も約1分でクリアーできるためくり返しの攻略もかなり効率よく行える。

 最強のバクフーンは1度しか捕まえられないが、捕まえた後もレイドに挑戦することは可能だ。友人や家族といっしょに、くり返し攻略してテラピースなどの道具をたくさん集めよう。

竹内白州
ファミ通最強のポケモン担当ライター。ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021では選手として本戦に出場、ポケモンワールドチャンピオンシップス2022、2023では解説者として公式生放送に出演するなど、ポケモンバトルに関する知識と実力はお墨付き。
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