世の中の関心度が高いものがすぐにわかるTwitterのトレンドワード。今回は2023年3月1日~3月7日のあいだに話題になった“ギャングラー”を紹介します。令和の時代に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の怪人が取り上げられたのはなぜなのでしょうか?

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魚の日にはシャケを食べよう? 過去にはところてんの日に意味深なツイートも

 3月7日は魚の日。みなさん、魚を食べましたか? 農林水産省も魚の日をアピールするため、同日「#魚の日」とツイートしました。そこに起用されたキャラクターが“サモーン・シャケキスタンチン”。2018年から2019年にかけて放送された『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』のギャングラー(怪人)です。

 彼のプロフィールによると、犯罪歴は“シャケハラスメント”で犯罪技は“切り身配り、シャケ料理フルコース攻撃”。クリスマスにチキンではなく、シャケを食べるよう強要してくるそうです。迷惑なのかよくわからない怪人ですが、ツイートでは「今日は#魚の日だ! シャケを食え! 分かったか!!」としっかり魚を(シャケを)アピール。

 その後、農林水産省の職員が魚食普及に協力してくれたことに対する感謝の意を動画で述べていました。

 じつは農林水産省は2021年の“ところてんの日”に、高度な『ボボボーボ・ボーボボ』ネタをくり出したことも。ひらがなの“ぬ”がびっしり書かれた中に、1文字だけ“ね”が紛れている画像をアップしたのです。同作に登場するキャラクター“ところ天の助”の好きなものが“ぬ”で嫌いなものは“ね”を意識したことは明白。とはいえツイートのどこにも『ボボボーボ・ボーボボ』や“ところ天の助”とは書かれていません。

 一連のツイートに、SNSでは「農水省はギャングラーに乗っ取られたのか」、「ハジケリストとギャングラーが在籍する農水省ってどんなとこ?」などと話題を集めました。次は何の日に、どんなツイートをしてくれるのか楽しみですね。