み・な・さ・ん！ 『holo*27』ステージ見ましたか!?
2023年3月19日（日）にVTuberグループ“ホロライブ”のライブイベント『holo*27』ステージがあり、筆者はスキップで会場まで向かい現地参加させていただきました。
これはホロライブと数々の神曲を世に生み出してきたアーティスト・プロデューサーのDECO*27さんによるプロジェクト“holo*27”の楽曲のみで構成されたライブイベント。
筆者も中学生のころからニコニコ動画で『愛言葉』や『モザイクロール』など耳にタコダチができるほど聞いていた過去がありまして……DECO*27さんの楽曲とともに成長してきたと言っても過言ではありません。
そしていま！ 大好きなホロライブとDECO*27がコラボして、さらにはライブまでやっているじゃないですか！ なんだこの奇跡!!
そんな始まる前から大興奮だった筆者によるライブリポートをお届けしていきます。また、アーカイブを観てスクショをパシャパシャ撮っていたら600枚以上撮影していたので、その中からベストショットも掲載します！
なお、興奮のあまり愛称呼びになっている点はご了承ください。
『holo*27』楽曲の購入はこちら (Amazon.co.jp)出演者
- ときのそら（そらちゃん）
- さくらみこ（みこち）
- 星街すいせい（すいちゃん）
- 夜空メル（メルちゃん）
- 紫咲シオン（シオンちゃん）
- 百鬼あやめ（お嬢）
- 癒月ちょこ（ちょこ先生）
- 大神ミオ（ミオしゃ）
- 猫又おかゆ（おかゆん）
- 兎田ぺこら（ぺこーら）
- 不知火フレア（フレアちゃん）
- 天音かなた（かなたそ）
- 姫森ルーナ（ルーナ姫）
- 雪花ラミィ（ラミィちゃん）
- ラプラス・ダークネス（ラプ様）
- 鷹嶺ルイ（ルイ姉）
- 博衣こより（こよこよ）
- 沙花叉クロヱ（さかまた）
- 風真いろは（いろは殿）
- ムーナ・ホシノヴァ（ムーナ）
- アイラニ・イオフィフティーン（イオフィ）
- クレイジー・オリー（オリ―）
- 森カリオペ（カリオペ）
- 小鳥遊キアラ（キアラ）
- がうる・ぐら（ぐら）
- 七詩ムメイ（ムメイ）
- ハコス・ベールズ（ハコス）
開幕から会場をぶっ飛ばす、ぺこみこの『モッシュレース』！ 続くカバー楽曲メドレーで無事昇天
トップバッターをきったのは、まさかのぺこーらとみこちの“ぺこみこ”。ふたりが登場した時点で幕張メッセが爆発しそうなぐらいの歓声があがり、『モッシュレース』を歌い始めます。なお、筆者は心の準備はできていなかったため、すでに情緒不安定。
このふたりは昔からホロライブリスナーの間でも人気のカップリングで、オリジナル楽曲をだすのは『ぺこみこ大戦争!!』以来。ついに この時がきたで 手を取り合い協力する日が……。
ステージでは、ぺこみこ完全復活にふさわしい息の合ったパフォーマンスを披露。キラキラとした振り付けとダイレクトに伝わってくる歌詞は、“ふたりの曲”というのを強く感じました。ぺこーらとみこちが顔あわせてるシーンなんてもう……うわぁぁぁぁぁあああああん（号泣）。手を取り合ったぺこみこを生で見れてガチ泣きでした……。
そんなぺこみこの『モッシュレース』が無料チラ見せで見れるってマジ？（もう少し下にチラ見せ配信があります）
会場の爆発的な盛り上がりを引き継ぐように、メルキス（メルちゃん×ちょこ先生）の『ヴァンパイア』、ルーナ姫の『シンデレラ』、大こよ神（こよこよ×ミオしゃ）の『アニマル』と続けて披露。
これまた人気カップリングのメルキス（メルちゃん×ちょこ先生）による『ヴァンパイア』。ふたりにぴったりな楽曲で、セクシー・かわいい・かっこいいが見え隠れするダンスと声質はちょっぴり違うものの相性抜群な歌声……本当にすべてがパーフェクトな組み合わせ。この『ヴァンパイア』は一生聴ける。沼ってしまう。マジで。
ふたりが楽しそうに歌うので、会場のホロライブリスナーもペンライトを振るのが最高に楽しそうでした。演出の炎よりだんぜん会場のほうがアツいぜ……。
余談なのだが、実はちょこ先生の通常衣装がちょっぴりナーフされていました。ふだんは胸元が開いていますが、このライブ中は胸元が隠されてしまうことに。まぁふだんの衣装のままで『ヴァンパイア』なんて披露したらねぇ……ゴクリッ。
おつぎもあまりにも曲名にぴったりすぎるルーナ姫の『シンデレラ』が披露。ルーナ姫の特徴的でキュートな歌声は楽曲との強いシナジーが生み出され、豊かな表情と動きひとつひとつに見入ってしまうようなプリチィなダンスで会場を魅了します。ほぼすべてのホロライブリスナーの目がハートになっていました。これはガチ。
とくに印象的だったのは「蛹になって出直すわわわ」にあわせた手の動き。世界中のお姫様のなかでいちばんかわいかったです。姫、一生お守りします（去年も言ってた）。
ケモミミ組のこよこよとミオしゃによる『アニマル』は、歌詞にあわせたガオーポーズやワンコっぽいダンスがとにかくかわいい。すまない、かわいい以外の言葉が見つからないんや……。きっと「かわいい」はこのために生まれた言葉なのでしょう。
そしてなんと、かわいいだけではありません！ 歌声はバチバチにかっこいいんです。とくにサビの会場にビリビリと響き渡るふたりの歌声、そこからの「にゃーお うーにゃお」のかわいさ。かっこいいのか、かわいいのかどっちなんだい！ と、いまにもなんかのルーレットが発動しそうなほど、どちらの要素も楽しめる満足感がハンパないパフォーマンスでした。
ここで、こよこよとミオしゃによるMC。ライブではDAY1で先に出演しているこよこよがドヤ顔で先輩風を吹かせ、holo*27ステージからの出演となるミオしゃにコールアンドレスポンスを教え込んでいました。完全に漫才。
とくに印象的だったのは、ふたりが披露した『アニマル』に対して「かわいい」か「かっこいい」かのアンケートを会場でとるワンシーン。先に「かわいい」かをこよこよが聞いたところ、とても多くの歓声があがりました。この状態だと、つぎにミオしゃが聞く「かっこいい」は少ないのではないか……大丈夫。ホロライブのリスナーさんだよ。
「かわいい」とほぼ同等の歓声が上がり、結果的は「かっこかわいい」に。それはそうよ！ 会場をさらに盛り上げて、次に繋げました。
オリジナルパートは、かわいさ・セクシーさ・パッションの大渋滞
MC後の1曲目はお嬢による『ビビビ』。“かわ余”全振りなダンスや仕ぐさは、複雑な想いが描かれた歌詞をより引き立てていました。
とくに印象的だったのは手で角を作って電波を出すような振り付け。あまりのかわいさに感電しました。そしてお嬢はスクショ映りが余すぎて、撮影が本当に捗る。最高だ余……。
※「余」マシマシでお送りいたします。
ホロライブEN組も負けていません。ぐらとハコスによる『Sweet Appetite』が披露。ハコスは初となる3Dでのパフォーマンス！ リボンが付いた尻尾がかわいいなおい！
小柄でキュート属性が強いふたりですが、歌詞はセクシーな楽曲。腰使いからは色気がムンムン出ており、ちょっぴりセクシーな大人らしさを感じました。時々見せるふたりのギザ歯も印象的。そして、リズム感がクセになるサビで会場は爆上がり。
本楽曲のMVでは、ふたりはミニキャラになっているのですが、3D等身もいいなぁ……と、筆者は座席後方腕組みおじさんになっていました。
【holo*27 MV】Gawr Gura x Hakos Baelz - Sweet Appetite【hololive x DECO*27】
おつぎはいろは殿による『夢嵐』。アクセルと清楚全開で会場のボルテージをさらに上げました。透き通った歌声……靴にバネでもついているのかと思うぐらいの大ジャンプ……横に小刻みジャンプ……拳を突き上げてジャンプ……ん……ジャンプ多いなぁ！ これは『ジャンプキング』上手いのも納得。
正直、前日から6時に起きてホロライブEXPOからDAY1ライブ、そしてこの日も6時に起きてホロライブEXPOに参加してのholo*27ステージで、少し疲れていた筆者。ですが元気いっぱいなジャンプ、なによりいろは殿の笑顔見たらそんなもの感じなくなりました。めちゃくちゃ元気になったでござる！
楽曲を披露するとそのまま初のソロMCへ。まずは「憧れの大きなステージに立てて、みんなに会えてうれしい！」と語りました。そして、おなじみの挨拶「Not ニンニン！ Yes ジャキンジャキン！」を会場が一体になって叫ぶ光景を見て、声出し解禁には感謝してもしきれねぇとしみじみ。
ここでいろは殿がウェーブにも挑戦。いろは殿の横移動にあわせて振られる緑色のペンライトは、草原を駆ける風のような美しすぎる光景が広がりました。
無料パートはここまで。まだ観ていないというそこの君！ 絶対後悔しないからいまからでもチケットを買おう！
【#ひろがるホロライブDAY2】hololive 4th fes. Our Bright Parade holo*27 stage【チラ見せ】
DECO*27が作り出す世界観の虜。それを見事に歌いあげるホロライブメンバーに感服
ここからは一味違った世界観が立て続けに展開されていきます。まずはラミィちゃんとルイ姉の『Baby Don't Stop』が作り出すオシャレな世界が会場を包み込みます。お姉さんコンビは上品でジャジーなリズムに、無邪気さが見え隠れする歌詞を乗せて、ふたりの魅力を存分に感じました。
この時点で改めて気づいたのですが、DECO*27さんは人間やめすぎじゃないか？（誉め言葉） 楽曲だけでそれぞれのホロライブメンバーの魅力を残しつつ、ひとつの世界観を作り出してそこで新たな魅力を引き出す。それでもってカバー用の楽曲はさまざまな世界観を持つホロライブメンバーに柔軟に組み合わせられるほどバラエティ豊か。
その楽曲を完璧に歌うホロライブメンバーたち。このふたつの恐ろしすぎるほどの“相性のよさ”を再認識させられました。マジで鳥肌。スバルドダック。
おつぎはゾンビによるゾンビ。すみません、説明足らずでした！ ゾンビ女子高生のオリ―による楽曲『ゾンビ』が披露されました。イントロのゾンビのような脱力したダンスがかわいすぎる。オリ―の元気さはダンスにもしっかり見受けられ、パワフルなパフォーマンスを楽しめました。『バイ〇ハザード』でもこんなに機敏なゾンビいないのよ。
そして、異様な「ゾンビ！ゾンビ！」コールは、オリ―の世界観を会場全体でより強調していました。ゾンビ要素をアップさせるようなオリ―を照らす緑色のライトアップなど、ステージ演出もこれまたいいんだワ……。
ホロライブID、2連続！ 『乙女解剖』をムーナが低いクールな歌声で歌い上げます。腰の使い方がキレッキレだったり、サビの指先まで器用に使ったセクシーな振り付けで会場をあっという間に虜にしちゃいます。めっちゃくちゃ惹きこまれる。
バックの映像も、原曲様リスペクトでボカロファンもにっこり。「ねぇ愛して」のワンフレーズで見せた顔を赤くしたあとの困り顔がマジで堪りませんでした。やっばっばっば。
クールなパフォーマンスをしたムーナがそのままMCへ。いま披露したばかりとおもえないほど元気に走りまわるムーナ。「私はアイドルですわ！ 私はかわいいですね！」と会場に叫んでいたが、まったくその通りであります。数秒前まであんなにかっこよく歌ってたのに、急にキュートな声で話すんですから、もうギャップ萌えの化身になっていました。そしていちばん印象的だったのは……
ムーナ「おかえり、ご飯にする？ お風呂にする？ それとも……///（超セクシーボイス）」
会場「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお？」
ムーナ「何見てんだよ！」
会場「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！（歓喜）」
と、アメとムチの最終形態みたいな会場とのやり取りが最高でした。もう全部かわいい。好き。
『リップシンク』ライブバージョンの中毒性は異常
MCが終わるとさかまたが登場。ライブ直前にMVが公開された『P.E.T.』を歌唱します。ぽわぽわ～とゆるい幼い声から、「え？ 別人？」と思うほどの大人っぽい声がいきなりでたりと、右と左のストレートを交互に受け続ける感覚が襲います。
さかまたとDECO*27さんは、すでに『義体ごっこ』や『キメラ』を世に出しているほか、『毒林檎』でさかまたがバックコーラスを担当していたりと相性がいいのは知っていました。ライブだとその相性のよさはさらに化けます。体の芯に響く重低音と、二重人格のように切り替わるさかまたの歌声は最高のパフォーマンスとなっていました。
そしてあまり表情が変化しないさかまたもいい味出しすぎて、しょっぱいぐらいでした（いい意味で）。
紫色のホロライブマークがふたつ……シオンちゃんとラプ様のムラサキ・イローデスが現れ、会場はすでに興奮状態。そんな興奮状態を解放して、ボルテージを爆発させたのは『リップシンク』です。
この日はただのキッズじゃありません。相性抜群なふたりの歌声やキレのある力強いダンスで駆け抜けるサビは、疾走感が凄まじく圧巻。身長が小さいふたりですが、尋常じゃない存在感を放っていました。
サイバーパンクチックなMVも中毒性が高いのですが、ライブで聴くと中毒性がさらにアップ。ライブ当日の筆者は、帰りの電車からお風呂に入り終わるまで『リップシンク』をイヤホンで聴いていました（水没イヤホン）。
会場を紫色に染めたまま、おかゆんがバトンを引き継ぎます。“別れ”を題材にした楽曲『エンドロール』を歌唱します。キラキラとした瞳でこちらを見つめながら、おかゆんの落ち着いたボイスから放たれる切なすぎる歌詞。
「つらい。つらすぎる。」
そう思えるほどの歌の表現力、感情を乗せた歌声は胸に染み入りました。
落ちサビはテンポが一気に盛り上がりますが、歌詞はさらに悲壮感を出しており、これまた情緒不安定になるで……。『エンドロール』だけどライブはここからです。
ここで全力でパフォーマンスを終えたおかゆんのMC。多くの声援のなかで披露できて「声出しもあって、たくさんのペンライトの中、歌えて満足」とうれしさを語りました。自身が披露した『エンドロール』について、「別れの悲しい曲を歌っててつらかったけど、本当は好きだよ」と思いっきりビンタされて、そのあと抱きつかれたような感覚が筆者を襲いました。
ライブ前にDECO*27さんから「『あっかんべ』もやばかったけど、サイコ歌詞本領発揮パート！」というメッセージを受け取ったと語り、会場は笑いに包まれていました。それと疲弊したおかゆんの吐息がセクシーすぎて気になって仕方なかったです。
そして、おかゆんの「ひろがるホロライブ！」という掛け声とともにライブは終盤戦のラッシュへ。
終盤なのにどんどん激しくなっていく恐ろしいセトリ
終盤戦の最初は『妄想感傷代償連盟』をフレアちゃんが歌唱。フレアちゃんの高音が気持ちいいぐらい美しいのは知っているのですが、さらに磨きがかかっているように感じました。
細かなステップと手の振り付け、くるっと回ったときになびくポニーテールはきれいな歌声を際立たせていました。そして時折見せる目を閉じた顔が美しすぎる……お人形さんかな？
つぎにかなたんの『ヒル』が披露。ステージ演出も背後のパネルが、かなたんの手の動きにあわせて光っているようで、かなたそがステージを支配している感覚が印象的でした。
そして歌があまりにも上手く、歌い出しからどこか会場の空気が変わります。ワンフレーズワンフレーズしっかりと聴き取れるような力強い歌声は聴いていて心地よさすら感じました。
ダンスもキレッキレでアーカイブはどこで止めても一枚の絵になる。だって下記のスクショ見てくださいよ……。もう一種の芸術作品でしょこれ。
まだまだ止まりません。イオフィが『モザイクロール』を歌い上げます。イオフィはかわいいイメージが強いですが、生演奏も相まって最高にクールに歌い上げました。
ジト目でカメラポーズのような振り付けは、ふだんのかわいさを隠しきれていないシーンもちらほら。この日だけで、どれくらいEN&ID勢のギャップ萌えに尊死してしまったことか……。
盛り上がり続けるまま、キアラとムメイのホロライブEN鳥ペアが登場。『ゴーストルール』を歌唱しました。
生演奏のギターがめっっっっちゃよかったのですが、それに負けないふたりの響き渡る歌声に感動した人も多いはず。訴えかけるフレーズで見せる表情も至高でした。
「Say oh, oh, oh, oh〜」箇所は会場の全員が全力でコールしており、ライブ終盤とは思えない盛り上がりに。
いまさらですがENとIDメンバー、日本語上手すぎないか？ テンポが速い曲も楽々歌い上げているのすごすぎる……。
さぁ、死神ラッパーの狩りの時間です。かっこいいカリオペ×かっこいい『ヒバナ』なんて最高に決まっている。カリーの低音ボイスから放たれるパンチのある歌声は魂を震わせ、心を刈り取られるような感覚。これは死神じゃ……。
指さしポーズや幕張メッセを震わせるヘドバンはとにかくかっこいい。惚れる。とくに2番の英語パートは、抜群の英語発音で聴くあのパートは次元が違いすぎました。スタイリッシュすぎた。
獲物を狙っているような「愛の中で」で見せた虎のような目も痺れましたね。このライブがいまならたった6500円で見れるなんて信じられなくない？
ここでカリオペのMCへ。「ホロライブEnglishの森カリオペです！ Death！ 死神です！」と張り切った挨拶。そして会場をコントロールし、赤とピンクのペンライトの2色に染めました。「『ヒバナ』がいちばん好きなDECO*27楽曲で、それを歌えて最高だった」と語りました。
そして会場の声援に思わず恥ずかしがってしまうかわいすぎる一面も見せ、最強のギャップ萌えを体現していました。歌ってるときは最高にかっこいいのにこんなの反則じゃん……。
会場を“プラネタリウム”に変えるスターの原石。そらちゃんの『愛言葉IV』なんて涙が出ないわけない
いよいよラストスパート。「待ってました！」と言わんばかりにすいちゃんがステージに現れます。歌唱楽曲は『プラネタリウム』。この楽曲はアカペラとまではいかないものの、落ちサビまではほぼバックコーラスで構成されているため、すいちゃんの歌声がダイレクトに堪能できます。
その肝心の生の歌声は本当にヤバい。ガチでヤバい。申し訳ないですが、文字にできないぐらい感動して涙が自然と出てくるレベル。
直前のカリオペまで激しくサイリウムを振っていましたが、すいちゃんの歌唱力の前には思わずフリーズして、聞き入ってしまうほど。そして、落ちサビではいままで静かに輝いていた星が一気に彗星のごとく動き始めたかのような壮大さを、歌声、生の演奏、ステージ演出で表現されているように感じました。本当に一回聞いてほしい。
すいちゃんが会場に衝撃を走らせた後は、ホロライブの顔ともいえるそらちゃんがステージに登場し、MCでホロライブプロダクション5周年の想いを語りました。「スタッフのみなさん、後輩の仲間たち、いまこの場にいるみなさんの笑顔が私を幸せにしています。」と涙なしでは聞けないコメントを、筆者は涙を流しながらふにゃふにゃな笑顔で聞いていました……。
ここまで続いたholo*27ステージもつぎが最後の曲。この瞬間が終わってしまうのを悔しがる声援とともに、そらちゃんが『愛言葉IV』を歌い出します。
DECO*27さんが手掛けた過去曲の要素が入れ込まれた本楽曲はこのライブの集大成とも言えました。そんな曲をこれまでのホロライブ、そしてこれからのホロライブの想いをのせて、歌と体で表現するそらちゃん。こんなん泣かないわけないじゃん……（号泣）。もう涙ないって!!
最後にそらちゃんが会場に手を大きく振って終了。いままでとは一風変わった、新プロジェクトのライブイベント。『holo*27』の楽曲リリースから大きな期待が寄せられていましたが、その期待をはるかに凌駕するほど完成度。ふたつの魅力をたっぷり感じられたこのライブは、さらにホロライブとDECO*27さんが好きになるようなひとときでした。本当にありがとう。これからも最高のコンテンツをよろしくお願いします！
ちなみに3月20日は幻の #ひろがるホロライブDAY3 がTwitter上で話題になっていました。YAGOOが85曲歌っていたり、なぜか現地にガチで向かってしまうホロライブリスナー、ホロライブDAY3に取り残されるみこちなど、まだまだま盛り上がりを見せています。#ひろがるホロライブDAY5 には、すいちゃんの5周年記念ライブもあるのでお見逃しなく。もうめちゃくちゃだぜ！
なお、ファミ通.comではDAY2のリポート記事も掲載予定なので、こちらもお楽しみに～。
『holo*27』ステージ セトリ
- モッシュレース（さくらみこ＆兎田ぺこら）
- ヴァンパイア（夜空メル＆癒月ちょこ）
- シンデレラ（姫森ルーナ）
- アニマル（大神ミオ＆博衣こより）
- ビビビ（百鬼あやめ）
- Sweet Appetite（がうる・ぐら＆ハコス・ベールズ）
- 夢嵐（風真いろは）
- Baby Don’t Stop（雪花ラミィ＆鷹嶺ルイ）
- ゾンビ（クレイジー・オリ―）
- 乙女解剖（ムーナ・ホシノヴァ）
- P.E.T.（沙花叉クロヱ）
- リップシンク（紫咲シオン＆ラプラス）
- エンドロール（猫又おかゆ）
- 妄想感傷代償連盟（不知火フレア）
- ヒル（天音かなた）
- モザイクロール (Reloaded)（アイラニ・イオフィフティーン）
- ゴーストルール（小鳥遊キアラ＆七詩ムメイ）
- ヒバナ (Reloaded)（森カリオペ）
- プラネタリウム（星街すいせい）
- 愛言葉IV（ときのそら）
