フランスのゲームメーカーMicroidsが、トムス・エンタテインメントとライセンス契約を締結し、寺沢武一原作のアニメ版『コブラ』を家庭用ゲーム機およびPC向けにゲーム化することを発表した。現在はプリプロダクション段階で、正式タイトル等の詳細は今後発表される。
『コブラ』は左腕にサイコガンを仕込んだ宇宙海賊コブラの活躍を描くSFアクション作品。今回のゲーム化はアニメ作品の側の版権に基づくものとなる。
プレスリリースでは、Microids側が原作の作品世界とキャラクターを尊重しつつ没入的なゲーム体験を提供することを約束する一方、トムス・エンタテインメント代表取締役社長の竹崎忠氏からMicroidsの熱意とプロフェッショナリズムに感服しつつ完成を期待するコメントが寄せられている。
Microidsはフランスのパリを本拠地とするパブリッシャー。アドベンチャーゲームを得意とし、自社開発タイトルとしては『Syberia』シリーズがある。また版権モノのゲームのパブリッシングも数多く手掛けており、直近では『UFOロボ グレンダイザー』を原作とする『UFO ROBOT GRENDIZER : The Feast of the Wolves』(開発はENDROAD)、『タンタンの冒険』原作の『TINTIN Reporter - Cigars of the Pharaoh』(開発はPendulo Studios)などを発表している。