ファッションブランド“MAYLA（マイラ）”は、アニメ『ゴールデンカムイ』とコラボレーションした靴『ゴールデンカムイ アイコニック シューズオブジェ ブーツ』を発表。2023年3月13日（月）18時より受注販売の受付を開始する。
コラボのテーマは“Diamond Bonds ～雪の足跡～”。杉元佐一とアシリパ（※）の歩みを表現した2モデルが用意され、価格は各2万9700円［税込］。
※“リ”の正式表記はアイヌ語小書き
杉元佐一モデル
“不死身の杉元”の異名を持つ主人公モデルはベースが紺色。つま先とかかとにはブラウンのレザー生地があしらわれており、彼の実直さや無骨さが感じられる。かといって地味ではなく、彼のトレードマークであるマフラー柄のバイカラーが適度に主張。軍帽の星をイメージしたパーツも目を引く。
こういったコラボアパレルは、派手すぎるとふだん使いしにくく、逆に飾り気がなさすぎると今度はおもしろみに欠けるものだ。だが、この杉元モデルならその心配は無用。木目調でしっかりめのヒールもあいまって、日常的にはきやすいデザインとなっている。
アシリパモデル
シックな杉元モデルとは打って変わって、目の覚めるような白と気品のある青が印象的。こちらもメインはレザー生地となっており、つま先やかかとにはアシリパの鉢巻きを思わせる色味の素材が使われている。
真っ白い雪の中でもなお輝くアシリパの力強さが表現された一品。“新しい時代のアイヌの女”であることを自負する彼女のように、誇り高く履きこなしたい。
足元を飾ってもよし、お部屋を飾ってもよし
MAYLAの靴はサイズ展開が幅広く、今回のコラボアイテムは22～25.5cmに対応。足首をホールドするショートブーツなので、ヒール靴に不慣れな人でもはきやすい。また、インテリアとして飾って上品なデザインを楽しむファンも多いという。
部屋に飾るときに便利なのが、購入者特典のオリジナルボックスだ。描かれているのは、アニメ『ゴールデンカムイ』のアイコンとも言える雪景色と足跡。その幻想的なデザインから、ふたりの旅路に思いをはせるのもまた一興である。
『ゴールデンカムイ』は明治末期の北海道・樺太で金塊をめぐる争いを描いた人気アニメ（原作は野田サトルによる同名漫画）。人間ドラマや命がけのだまし合い、アイヌ文化へのリスペクトなど、見どころの多い作品だ。いったん放送・配信がストップしていたが、4月からは第三十七話（第4期 第1話）から改めて放送される。
MAYLAはこれまでに『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『パプリカ』、『らんま1/2』、『エヴァンゲリオン』など、多くの作品とのコラボアイテムを制作してきた。チャームやアクセサリーも取り扱っているが、中でも評価が高いのは靴。ちなみに、同ブランドのコンセプトは「体温が2℃あがる」。ファンの心は北海道の雪を解かすほどときめいたに違いない。
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