2023年3月4日、東京・武蔵野公会堂にて開催されたPhoenixx主催のインディーゲームイベントTOKYO INDIE GAMES SUMMIT。出展コーナーにて取材陣が見つけた気になるタイトルをピックアップ。

 『ENDRAYS』(エンドレイズ)は、バンダイナムコスタジオの新人研修2022で制作された4タイトルのうちのひとつ。4月14日にSteamで無料配信される本作を、GYAAR Studioエリアでいち早くプレイすることができた。

『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】
『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】

 地球に帰還・着陸した観測機が“人類のようで人類ではない敵”の襲来を防ぎ続ける……という、ウェーブ制のシューティングゲーム。観測機は画面中央固定で、外周から押し寄せる兵器を迎撃し続ける、シンプルな内容だ。

 操作はマウスのみ。砲台を回転させつつ、左右ボタンで対空兵器・対地攻撃を発射する。兵器はボタンを押しているあいだ出力し続け、離したタイミングで一斉に爆発するのだが……この“間”がじつに気持ちいい! とくに対地兵器は建造物も巻き込んで火柱が上がるド派手さだ。

『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】
『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】

 一定のウェーブをクリアーすると、観測機の機体性能や兵器を強化できる。強化項目はある程度のランダム性があるので、ローグライクとしてのやり込み要素も十分だ。

『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】
『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】

 ブースに常駐していた本作のゲームデザイナー(バンダイナムコスタジオ社員)によれば、コンセプトは“特撮怪獣映画の醍醐味の再現”とのこと。前述の爆発表現や、都市で暴れまくる怪獣を上空からヘリで撮影し続けているイメージのカメラアングルなど、そこかしこにこだわりが発揮されている。次代のバンダイナムコスタジオを担うであろう新鋭クリエイターの可能性を実際にプレイして確かめてみよう。

『ENDRAYS(エンドレイズ)』近づくものも、ただそこに建っているものも一気に薙ぎ払う痛快タワーディフェンス【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT】
『ENDRAYS』Steamサイト
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