2023年3月21日(火)~6月11日(日)までの期間、石川県金沢市の国立工芸館で開催される“ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―”の紹介動画が公開された。

 本展覧会では、人間国宝から若手まで総勢20名のアーティストが手掛ける『ポケモン』モチーフの作品約70点を展示。出品アーティストは以下の通り。

  • 池田晃将
  • 池本一三
  • 今井完眞
  • 植葉香澄
  • 桂盛仁
  • 桑田卓郎
  • 小宮康義
  • 城間栄市
  • 須藤玲子
  • 田口義明
  • 田中信行
  • 坪島悠貴
  • 新實広記
  • 林茂樹
  • 葉山有樹
  • 福田亨
  • 桝本佳子
  • 水橋さおり
  • 満田晴穂
  • 吉田泰一郎

 観覧料は、一般900円、大学生500円、高校生300円、中学生以下障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料となっている。

『ポケモン』×工芸展―美とわざの大発見―詳細ページ

 動画第1弾では、現実世界に姿を現したかのようなアゲハントが特徴的な福田享氏の“雨あがり”、重要無形文化財“彫金”保持者の人間国宝・桂盛仁氏が手掛ける“帯留・ブローチ ブラッキー 威嚇、眠り、立ち姿”などを紹介。田口義明氏のファイヤーをモチーフにした作品、水橋さおり氏のメリープ、モココ、デンリュウが可愛らしい着物を見ることができる。

 動画第2弾では、小宮康義氏の非常に細かいゲンガー、ゴーストで作られた模様が美しい“江戸小紋 着尺ゲンガー・ゴースト”、吉田泰一郎氏が彫金の伝統技法を用いて制作したいまにも動き出しそうな“サンダース”を紹介している。また、ピカチュウ、アチャモ、サーナイト、トゲピー、ニンフィアなどさまざまなポケモンが随所に散りばめられた陶芸家・葉山有樹氏の作品や坪島悠貴氏の“可変金物 ココガラ/アーマーガア”、今井完眞氏のとてつもなくリアルな“フシギバナ”なども確認できる。

※画像は国立工芸館公式Twitterから引用