ゲームクリエイターの三上真司氏がTango Gameworksから離れることが判明した。同スタジオを傘下に持つベセスダ・ソフトワークスの公式Twitterアカウントが噂を追認する形で投稿を行っている。

 その内容によると現在は退社を決断した段階のようで、退職自体は今後行われるようだ。文章は三上氏に感謝の言葉を述べるとともにTangoのスタッフの今後に期待する旨で締めくくられている。

 三上氏はカプコンで『バイオハザード』シリーズのディレクションやプロデュースを手掛けたのち、2010年にTango Gameworksを設立。スタジオはベセスダ・ソフトワークスのグループ傘下となり、三上氏はスタジオの代表として『サイコブレイク』シリーズや『Ghostwire: Tokyo』、そして直近では『Hi-Fi Rush』などを手掛けてきた。

 近年はプロデュースサイドとして後進を育てる役回りを自ら担うことを公言してきた三上氏だけに、サプライズリリースが行われた『Hi-Fi Rush』(ディレクションはジョン・ジョハナス氏)の成功で手応えを感じたのかもしれない。とはいえまだ“引退”には早い年齢。同氏の今後の活躍に期待したい。