世間で注目されている出来事が反映されるTwitterのトレンド。2022年11月16日~11月22日にも多くのワードがトレンド入りを果たしました。その中から今回ご紹介するのは11月20日にトレンド入りを果たした“黒薔薇編”。人気アニメ『少女革命ウテナ』に関連する本ワードが、なぜ話題になったのかを見ていきましょう。

※以下、『少女革命ウテナ』のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください!

『少女革命ウテナ』(Amazon Prime Video)

サブキャラ中心のストーリーが人気の“黒薔薇編”

 『少女革命ウテナ』が注目された発端は、11月19日~21日にニコニコ生放送にて実施されたアニメの一挙放送。3日間にわたり、全39話が放送されました。とくに2日目の11月20日は、多くのファンから支持されている“黒薔薇編”が放送。Twitter上では盛り上がりを見せていました。

 本作は1997年に放送された作品で、王子様に憧れる男装少女の天上ウテナが主人公の物語。ウテナは“薔薇の花嫁”と呼ばれる姫宮アンシーと出会ったことをきっかけに、“世界を革命する力”を手に入れるための決闘ゲームに巻き込まれていきます。

 そして今回話題となった“黒薔薇編”は、黒幕である御影草時が一般生徒たちの心の闇を開放するストーリー。黒薔薇のデュエリストとなった生徒たちがウテナを追い詰めます。

『少女革命ウテナ』のファンが熱く語る! トレンド入りを果たした“黒薔薇編”の魅力とは?【トレンドワード解説】
『少女革命ウテナ』KING AMUSEMENT CREATIVE公式サイトより

 サブキャラクターにスポットライトを当てたストーリーが人気のポイントで、「主役になれないサブキャラの思いが投影されていて忘れられない」、「脇役の苦悩が痛いくらい伝わってくる」といった声が。また「何者にもなれない自分の存在について悩んでいる人には見てほしい作品」、「おすすめアニメ圧倒的1位! ぜひ視聴して打ちのめされてほしい」と作品を推奨する投稿も挙げられていました。

 『少女革命ウテナ』はU-NEXTやHuluにて見放題配信中。これを機にみなさんもご覧になってみてはいかがでしょうか?