2022年12月31日に『Fate Project 大晦日TVスペシャル』内で放送される予定だった、成田良悟氏・TYPE-MOONが原作の小説『Fate/strange Fake』のテレビスペシャルアニメーション『Fate/strange Fake - Whispers of Dawn -』の放送延期が発表された。
SPアニメ本編が放送される予定だった『Fate Project 大晦日TVスペシャル』では、制作中の本編の最新映像が公開される予定だ。今後の放送については、決定次第公式サイトおよび公式SNS等で告知される。
公式サイトでは、延期の理由について「制作の都合によりやむを得ず」と説明されている。成田良悟氏は「クオリティ最優先という形で大晦日は先行映像、完成映像本編は後日に、というお話を伺いまして、私自身『凄いクオリティの映像で見たい!』という願いにより納得させて頂きました」と自身のTwitterアカウントにてコメントした。
クオリティ最優先という形で大晦日は先行映像、完成映像本編は後日に、というお話を伺いまして、私自身『凄いクオリティの映像で見たい!』という願いにより納得させて頂きました。年末を楽しみにしていた読者の皆様には大変申し訳ありません……!… https://t.co/LL6MH7J6AV
— 成田良悟@色々執筆中 (@ryohgo_narita)
2022-12-07 18:08:26
『Fate/strange Fake - Whispers of Dawn -』とは?
本作は『バッカーノ!』や『デュラララ!!』シリーズで知られる成田良悟氏が2015年から電撃文庫より刊行し、聖杯を巡る新たな戦いを描いた作品。もともとは成田氏による二次創作小説だったが、当時公開されたプロローグが『Fate』ファンから注目を集め、後に加筆修正版の冊子がTYPE-MOONエースに収録。2014年に実施された“Fate Project 最新情報発表会”で電撃文庫にて小説版が刊行されることが発表された。
聖杯戦争の舞台として初となるアメリカ合衆国の地で、数多の魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が入り乱れ、繰り広げる死闘と狂騒の物語。
制作は2017年に『Fate/Apocrypha』を手掛けたA-1 Pictures。さらにアプリゲーム『Fate/Grand Order』アニメーションCMや原作小説アニメーションCMなどを手掛けた榎戸駿氏と坂詰嵩仁氏が監督を務め、躍動的かつ大胆にアニメーション化。
“偽り”の聖杯戦争、その戦端が黎明を告げる。
【ティザーPV】『Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-』/2022年12月31日TVSPアニメ放送決定!
スタッフ・出演声優情報
【スタッフ】
- 原作:成田良悟・TYPE-MOON『Fate/strange Fake』(電撃文庫刊)
- キャラクター原案:森井しづき
- 監督:榎戸駿・坂詰嵩仁
- 脚本:大東大介
- キャラクターデザイン:山田有慶
- 音楽:澤野弘之
- 制作:A-1 Pictures
【声優】
- アヤカ・サジョウ:花澤香菜
- セイバー:小野友樹
- アーチャー:関智一
- ランサー:小林ゆう
【英語吹替キャスト】
- Ayaka Sajyou: Anjali Kunapaneni
- Saber: Ben Balmaceda
- Archer: David Vincent
- Lancer: Marin Miller