『メタルギア ソリッド』シリーズや『デス・ストランディング』でお馴染みのゲームクリエイターであり、コジマプロダクション代表の小島秀夫氏(以下、小島監督)が、マガジンハウスの女性誌『anan』(アンアン)主催の“anan AWARD 2022”で表彰を受けるらしい……。

 そんな話を聞き付けた我々は、“anan AWARD 2022”授賞式に潜入! 本稿では、この授賞式での小島監督の模様と、壇上でのコメントをお伝えします。

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“anan AWARD 2022”登壇者の皆さん

 “anan AWARD”は2020年に立ち上げられ、今年で3年目となるアワード。その年のムーブメントの先駆けや時代の象徴となっている人・モノ・コトを部門別に表彰しているとのことです。今回の“anan AWARD 2022”での各部門の受賞内容は以下のとおり(敬称略)。

  • チャレンジ部門:TravisJapan
  • トレンドワード:推し活、整う(整える)、シェア、ご自愛
  • フォーカス部門:上白石萌歌
  • ボディメイク部門: かまいたち
  • アスリート部門:佐々木朗希、松川⻁生
  • メッセージ部門:Awich
  • カルチャー部門:小島秀夫
  • アーティスト部門:上白石萌音
  • 俳優部門:松下洸平
  • 大賞:山田涼介

 ちなみに大賞を受賞した山田涼介さんは、小島監督の撮り下ろしグラビア&インタビューも掲載されたanan初となるゲーム特集号(2022年2月2日発売)の表紙も飾っています。

 山田さん自身もゲームはお好きで、YouTubeチャンネル“LEOの遊び場”ではゲーム実況動画を公開中。ゲーム特集号では『エーペックスレジェンズ』にハマっていると熱く語っていたのが印象的でした。

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山田涼介さん

 話を小島監督に戻します。anan AWARD 2022のステージに登壇した小島監督。グレーのジャケットがキマっています。『anan』のマスコットであるアンアンパンダにちなんだ“金のパンダ”を受け取り、素敵な笑顔。

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“金パンダ”を手にした小島監督

 小島監督が受賞したのは文化の担い手にお送りするカルチャー部門。

 受賞理由としては、最新作『デス・ストランディング』で人と人との緩やかなつながりが感じられるシステムや、美しいビジュアル表現などにより新しい体験と感動を味わえるゲームを作り上げたこと。また、『anan』には2021年9月8日発売号の“進化系映像最前線!”特集でのロングインタビュー、2022年2月2日発売のゲーム特集号での撮り下ろしグラビア&インタビューと2度にわたり登場し、ゲームやエンタメ作品の魅力を『anan』読者に伝えたことなどが挙げられました。

 以下、壇上での小島監督のコメントを掲載します。

小島監督コメント

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anan AWARD 2022の受賞について

 こんな華やかな若者たちの中に僕がいていいのか? とも思いますが、とてもうれしいです。いろいろなゲームの賞を受賞してきましたけど、ananさんの賞はけっこう上位にくるくらいうれしいですね。ありがとうございます!

ananに撮り下ろしグラビアが掲載されたことについて

 普段ものづくりをしているので、どちらかというと俳優さんを撮る側なんですけど、カメラマンさんたちに非常にいい感じで撮影していただきました。その日、東京では雪が降っていたこともあって、思い出に残る1日になりましたね。掲載していただいた『anan』は、コンビニをまわって買いました。

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これからの活動について

 ゲームを主軸にものづくりを進めてきましたけど、デジタルの作品というのはあらゆる分野がつながっているので、ゲームから映像や音楽といった分野にも拡張していければと思っています。

anan読者へのメッセージ

 『anan』さんの読者の皆さんにゲームの魅力を伝えるのが僕の役目だと思いますので、これからもよろしくお願いします。

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