シューティングRPGとして、ガチの出来に脱帽!
このアプリを「遊んでみよう!!」と思ったきっかけは、はたして何だっただろうか……?
いまとなっては遠い昔のことなので記憶がおぼろげ(3日くらい前だろ)なのだが、思い起こせば彼女たちの背姿に釘付けになって、
「こここ、これは……!! ゲーム内容とか度外視して、とりあえず1回は自分の端末で見なければいけないのではなかろうか!!?」
と、種としての本能に突き動かされてダウンロードしてしまったような……気がする。
……そう、確かに最初は、若干不埒な感情があったことは否めないかもしれない。
「はぁはぁはぁ!!!! これは自前のiPhone SE2のちっこい画面ではなく、少しでも大きなiPadで遊ぶしかねえだろッ!!!!」
とツバを撒き散らしながら『勝利の女神:NIKKE』を起動したのではなかったか!!!www
うん、包み隠さず書いてしまうと、きっかけは多くの男性諸君と同じように「背姿が見たい」というものであった。……ここ、もっと直接的に身体を表す単語があったような気がするのだが、ナゼか思い出せないので“背姿”とする。
でも、コーフン状態で『NIKKE』を起動し、チュートリアルも兼ねて序盤のステージをプレイし始めたところ……!
瞬時に俺の視界から、彼女たち(NIKKEね)の背姿が消えた。
いやもちろん、バトルシーンではつねに目の前に誰かしらの背中があるので目には映っているんだけど、なんというか……! 戦闘が目まぐるしくも楽しすぎて、不埒な気持ちなんて雲散霧消しちまったんだよ!!!
もしも『NIKKE』を、女の子のかわいさだけがウリのイロモノ的なゲームと思っている人がいたら、すぐさまその考えを改めなければいけない。
『NIKKE』は、練りに練られた世界観とストーリー、圧巻の迫力で迫るバトルシーン、個性的かつ魅力的なたくさんのキャラ、そしてしょっぱなから遊べるたくさんのコンテンツ……と、どれも非常に高次元でまとまった“ガチ”のシューティングRPG(公式的には“ガンガールRPG”と言うらしい)なのだよ!!
こうして、背姿目的で『NIKKE』をダウンロードした51歳のおっさんは、見事に“ゲームそのもの”に魅せられてしまった。そして、
「誤解を払拭するためにも、『NIKKE』のプレイ日記を書いていきたい!!」
と強く思い、こうしてファミ通.comに出張ってきたのである。
てなわけで本日から何回かに分けて、期せずしてドハマりしてしまった『NIKKE』について書いていければと思います。
さて。
1回目となる今回、何を書かねばいけないのかと考えたんだけど、やっぱりここは、
“『NIKKE』とはどういうゲームなのか?”
ということを、簡潔に、わかりやすく記していかねばならないなと。
かなりざっくりとしているけど、公式リリースにある“『NIKKE』とは?”という文書には以下のように記述されている。
◆◆◆
『勝利の女神:NIKKE』とは
『NIKKE』は、未来を舞台とした三人称視点の背中で魅せる美少女たちの終末シューティングRPGです。ポストアポカリプスの世界観で、銃を携えた少女たちが織りなす戦いを描く物語です。実写に迫るハイクオリティーなグラフィックで描かれた鮮烈なバトルシーンは、既存の美少女育成カードゲームにはない新たな体験を提供します。
◆◆◆
ポイントとなるのは、“三人称視点”、“背中で魅せる美少女たち”、“シューティングRPG”、“ハイクオリティーなグラフィック”といったあたり。このへんを重点的に、『NIKKE』の概要をスクショを交えて追っていこう。
まず、ゲームをちょっとだけ進めると常駐できるようになるHOME画面だが、↓こんな感じになっている。
前述の通り『NIKKE』は、ローンチ直後からたくさんのコンテンツを楽しめるようになっているので、のっけからHOME画面もじつに賑やかである。これを見て、
「覚えることがたくさんありそうで、たいへんそうだな……」
とビビる人が出てくるかもしれないけど、ここではとりあえず“作戦へ出撃”だけ見てもらえればいいと思う。そこが『NIKKE』の真骨頂であり、最大の見せ場にして遊びどころだから。
“作戦へ出撃”をタップすると、↓このようなフィールド画面になる。
これはチュートリアルの画面だけど、中央でカーソルが刺さっているのが操作キャラだ。そして画面右に“!”が出ているけど、そっちに目的地やら敵やらがいる。
シンボルエンカウントなので、バトルが起こる場所は事前に確認できる。そして、敵のアイコンとぶつかってもすぐには戦闘にならず、
↑このように、かなり詳細な敵情報と、それに対抗する自軍のNIKKEを確認することができるのだ。戦闘に参加できるのは5名のNIKKEで、これは事前に編成画面で“部隊”として登録しておくこともできる(直前で入れ替えることももちろん可能)。このまま戦闘に突入しても大丈夫そうだと思ったら、思い切って戦ってしまおう!
そして始まる、ド迫力&ハイスピード&超絶クオリティー&ちょっとお色気なバトルシーン!!
右から左から、手前から遠くから迫りくる敵を、それぞれのNIKKEが携えた銃をぶっ放して殲滅していくのだ!! 銃の種類は、ショットガン、マシンガン、ロケットランチャー……などなど複数あり、それらは各NIKKEに紐づいている。重要なのは“適正射程距離”で、アサルトライフルやマシンガンは中距離が得意、ロケットランチャーはどこでもオッケーなど特性があるので、出てくる敵の割合(敵の出現場所は近距離、中距離、長距離に分かれているのだ)に応じてNIKKEを使い分けないといけないのである。
まあでも、序盤はかなりテキトーな配置でも力業でどうにかなってしまう!!
もちろん、闇雲に銃を撃つだけではなく、物陰に隠れる“ハイド”という行動や、各NIKKEが持っている強力な“バーストスキル”を駆使しないと勝てないシーンもたびたび出てくる。
それらについては今後の記事で書いていきたいと思っているんだけど、とりあえずここではハイクオリティーなバトルシーンを堪能いただけたらなと。
ちなみに、『NIKKE』の戦闘はかな~~~り目まぐるしいので、俺のような反射神経と動体視力が衰えているおっさんだとついていくのも難しいかもしれない。
でも、安心してくだせぇ。画面左上のふたつのアイコンを見てほしいんだけど、
これ、じつはオート操作になっていて、NIKKEたちは勝手に動いて敵を殲滅してくれている!!!w
しかも、『NIKKE』はオート操作とマニュアル操作を絶妙に融合させることに成功していて、オートであっても画面タッチで照準を動かせばプレイヤーの任意の箇所を攻撃することが可能なのだ。たとえば、
「オートだとザコばっか攻撃しやがるから、ボスが出てきたらマニュアル操作をからめて1点突破しよw」
なんて操作もできるってわけ。うーん、なんてよくできているんでしょう!!
そして、バトルに勝てば相応の報酬を獲得^^
これを元に、NIKKEを育てたり、装備を整えたり、新たな仲間を雇用するガチャを回したりもする。それらについては、追々書けたらなと思う。
てなわけで本当にざっとだが、『NIKKE』のキモであるバトルについて、さわりだけ書いてみた。くり返しになるが本当にこのゲームは深いので、何度か連載を重ねてそのすばらしさを啓蒙できたらなと思います。
では最後にせっかくなので、『NIKKE』の象徴でもあるすばらしい背姿を^^
続く。