アメリカのインディースタジオTruant Pixelが、VRゲーム『RUNNER』を2022年10月6日(日付は米国基準)にMeta Quest 2向けに配信することを発表。プロモビデオと無料アドベンチャーゲーム『PREAMBLE』を公開した。

 『RUNNER』は、近未来都市の高速道路をバイクで爆走しながら銃で戦うVRシューティングゲーム。1980年代から1990年代のディストピアものアニメの影響をモロに受けた内容となっており、ゲーム中の敵機体の登場シーンや爆発エフェクトなどもかなりのアニメ感だ。

 プロモーションビデオの方もそれを受けて、『AKIRA』の金田のスライドブレーキシーンやシリーズモノのオープニングに出てきそうなカット(しかも画角はレトロ表現としての4対3)がVHSノイズと圧縮ノイズだらけの中で連発されるという、かなりキテる内容となっている。

RUNNER
Runner本編はバイクで高速道路を爆走しながら撃つタイプのVRシューティングゲーム。
RUNNER
RUNNER
ゲーム中の爆発エフェクトまでアニメしていて面白い。
RUNNER
で、出た、女性キャラのシルエットでレイヤー重ねるパターン!
RUNNER
よくわからないけどなんか弾がいっぱい飛んで爆発がいっぱい起きてる空中戦!

 一方の『PREAMBLE』は、『RUNNER』本編のオープニングにつながってくる出来事を体験できるというビジュアルノベルスタイルの作品。執筆時点でiOS版itch.ioのPC版が無料配信されており、SteamやAndroidでも配信予定があるようだ。

 無料とはいえなぜかフルボイスかつ、『RUNNER』のPVに出てきたようなカットが会話の間に挿入されてくるというむやみに豪華な内容となっているので、テキストは英語のみではあるが気になった人はぜひチェックしてみて欲しい。

preamble
Preambleの1シーン。どこかで見た感が大変強くてよろしい。