2022年9月15日~2022年9月18日に開催された東京ゲームショウ2022(TGS2022)。同イベントのインディーゲームコーナー内、Ghost Machineブースでは、同社が制作中の3Dアクションゲーム『Katana Rama』が、プレイアブル展示されていた。
『Katana Rama』は、マレーシアの大手ゲーム開発会社Passion Republicにアニメーターとして所属していたVie Eik Thong氏が代表を務めるインディーゲームデベロッパーGhost Machineの、第1弾タイトル。サイバースペースを舞台にしたプログラムデータ奪還劇を、メカどうしのスラッシュアクションとして楽しめる。1990年代後半にリリースされたゲームハードの3D描画性能をイメージした、シンプルなスタイルのグラフィックが特徴だ。
基本的なゲーム進行は、プロシージャル生成されるフィールドを移動し、どこかにいる巨大ボスを見つけ出して倒せばステージクリアー……というアーケードライクな構成。フィールドの各部屋を移動するには、ゲートを開けるために必要なエネルギーを、部屋内にいる敵を倒して貯める必要がある。
プレイヤーキャラの武器は、近接戦用のブレード。敵に近づいて1体ずつ攻撃することもできるが、“ロックオンモード”をアクティブにした状態で攻撃ボタンをテンポよく押し続けると、ロックオン範囲に入った敵をつぎつぎとオートダッシュ斬りしてくれる。無計画に発動しても爽快感を味わえるが、“どの敵からロックすればよりスマートに倒せるか”といったスラッシュ・ルートの選択や、瞬時の判断でロックオンモードを切って防御力の高い敵を一時的に避け、十分にエネルギーを貯めた状態でとどめを刺す……といったアクロバティックな戦術も楽しめる。
取材時に対応してくれたGhost Machineメンバーによれば、本作は、プラチナゲームズ制作のアクションゲームに強い影響を受けているとのこと。トレーラーを観てピンときた人は、Steamのストアページで公開されているデモ版をプレイしつつ、11月のリリースに期待しよう。