2022年9月15日~2022年9月18日に開催された東京ゲームショウ2022(TGS2022)。同イベントの会期に合わせて、Net Ease Gamesは、Legendary Star Studio開発による新作タイトル『Ashfall』の発表会を実施した。
本作は、MMORPG要素を含むシューティングゲーム。PC、iOS、Androidにてリリース予定で、クロスプレイにも対応したオンラインマルチプレイを楽しむことができる。リリースは2023年を予定している。
本稿では、発表会で判明した本作の概要や魅力などを紹介する。
ポストアポカリプスとアジアの魅力が融合した世界
本作の舞台は、人類と人工知能が壮絶な戦いをくり広げ、核戦争によって廃墟とした未来の世界。この荒廃した未来世界を生き残った主人公は、避難民が集まる避難所かを離れて、“創世のコア”を見つけ出す旅に出る。
発表会では、本作の世界を描いたコンセプトアートが公開。朽ち果てた建造物によって荒廃した世界が表現されつつ、漢字表記が見られるオブジェクトや街中の屋台など、アジアの文化も感じるアートとなっている。
本作の音楽は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『グラディエーター』など、数々の名作映画の音楽を手掛けてきたハンス・ジマー氏、『フォールアウト』、『プリンス・オブ・ペルシア』などで著名なイノン・ツゥール氏、『アメイジング・スパイダーマン2』、『アイスボックス』などを担当したスティーヴ・マッツァーロ氏が担当。世界的な作曲家たちによって、広大なポストアポカリプスの世界が彩られる。
発表会では、本作のデモ版も体験することができた。ゲーム内容は、基本的には三人称視点のシューティングゲームとなっており、襲いかかってくる敵と銃撃戦をくり広げていく。武器や防具などの装備は、フィールド上の宝箱や敵を撃破した際のドロップ品から入手できる。主人公にはレベルの要素や武器の習熟度といった成長要素も存在。MMORPG要素を含んでいるということもあり、しっかりとやり込めるタイトルとなっているようだ。
フィールド上の移動は、俯瞰視点で行われる。道中には探索ポイントが存在しており、探索するかしないかを選択。探索するを選ぶと、しばらくのロードの後に三人称視点に切り替わり、そこで敵との戦闘やアイテムの探索が行える。戦闘や探索が終わるとまたトップビューの視点に切り替わり、目的地に向かって進んでいくという形だ。
基本的には三人称でのシューティングゲームが楽しめつつ、何が起こるかわからないフィールド探索要素も味わえるようになっている本作。今回のデモ版のプレイでは体験できなかったが、ほかのプレイヤーとの共闘なども期待したいところだ。
そんな『Ashfall』は、PC、iOS、Androidにて、2023年リリース予定。小規模なクローズドテストも予定されているとのこと。また、本作のSteamウィッシュリストも公開されている。本作が気になる方は、公式コミュニティなどをチェックしつつ、引き続き続報に期待しよう。
『Ashfall』Steamサイト