2022年9月15日~2022年9月18日に開催中の東京ゲームショウ2022(TGS2022)。同イベントのインディーゲームコーナー内、ラタライカゲームスとShinyudenの共同ブースでは、1990年前後にリリースされた日本メーカー製ゲームのリバイバル作品『ジノーグ』、『PHANTASM』がプレイアブル出展されていた。いずれのタイトルも、すでにNintendo Switch、プレイステーション5/4、Xbox Series X|S、Xbox One用ソフトとしてリリースされている。
『ジノーグ』は、1991年に日本コンピュータシステム(NCS)がリリースしたメガドライブ用シューティングゲーム。終盤ステージの高難度ぶりこそ人を選ぶが、操作性がよくシンプルに楽しめる良作として知られている。マッチョ成分が多分に採り入れられた不気味なグラフィック・デザインは、翌1992年に発売されカルト人気を得たPCエンジンSUPER CD-ROM2用シューティングゲーム『超兄貴』の原型とも言われている。
『ファンタズム』は、1991年にジャレコがリリースしたアーケード用アクションゲーム。プレイヤーが操作するのは、フィールド上に存在するあらゆるキャラクターに乗り移る能力を持った幽霊。状況に応じて、使い勝手のいい攻撃法・移動タイプのキャラに憑依しつつ、ステージクリアーを目指す。操作性に多少クセがあるものの、入り組んだマップをパズル的思考で突破していくのが楽しいタイトルだ。
またブースには、1989年にメサイヤ(日本コンピュータシステムの当時のゲームプランド)がリリースしたPCエンジン用アクションゲーム『改造町人シュビビンマン』のポスターが!
当時のPCエンジンのラインアップを象徴するアニメチックな世界観&グラフィック、ふたり同時プレイにも対応した本格2Dアクションゲームということで、いまだにファン人気が高い本作が、各現行ハードで遊べるのはうれしい限り。すでにリリースされているタイトル同様、完全移植+リワインド(巻き戻し)などの便利機能が追加された状態でプレイできることが期待される。今回は“近日発売”との発表のみだったが、続報に期待しよう。
[2022年9月16日2時55分修正]
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