東日本旅客鉄道(JR東日本)は、『JR東日本トレインシミュレータ』のSteamページを公開した。2022年9月20日に早期アクセスとしてリリース予定。
本作は鉄道会社公式による本格的な鉄道運転シミュレータ。実際にJR東日本の運転士が活用している業務用シミュレータで、実在の路線を運転できる。
映像や音からリアルな鉄道運転を体感できるというのが特徴のひとつ。運転中の映像はJR東日本の路線を実写で撮影したもの、車両や線路からの音は実際の車両を用いて収録したものが使用される。
さらに、計器パネルには速度計などが実際の車両と同じように表示され、運転操作や速度に応じて忠実に動作。音声や計器パネルの表示は車両の形式によって切り替わるようだ。
早期アクセス期間は、八高線(キハ110系)上り 高崎~倉賀野間(約4分 4.4km)、京浜東北線(E233系1000番台)南行 大宮~南浦和間(約12分 7.8km)のふたつの区間を運転可能。
フルバージョンでは、運転できる路線が変更されるほか、長距離の区間を運転できるダウンロードコンテンツ、各路線のダウンロードコンテンツが販売される予定。
フルバージョンは早期アクセスから1~3ヶ月後を目処にリリース予定。もともとJR東日本が乗務員訓練用として開発していたことに加え、早期アクセスでのフィードバックや要望を参考に、よりよい運転体験を目指すとのことだ。
JR東日本のリアルな鉄道運転を体験できる本作。フルバージョンリリース後は価格がアップするようなので、気になった人は早期アクセス期間中に購入しよう。
※画像は『JR東日本トレインシミュレータ』Steamページから引用。