PCで配信され、先の読めない展開と独特の演出で世界中で好評を集めたデッキ構築型のローグライクゲーム『Inscryption』(インスクリプション)。2022年8月31日には本作のPS5、PS4版が発売されるが、PS5版ではワイヤレスコントローラー“Dual Sense”(デュアルセンス)の特徴を使った機能が実装されていることが、PlayStation.Blogにて公開された。
※『Inscryption』のレビューはこちら
『Inscryption』はもともとマウスとキーボードを使った操作方法になっていたが、PS5/PS4版ではコントローラーでも快適にプレイできるように、操作方法を一新。アナログスティックで視点を切り替え、○×△□ボタンでカードを選択、トリガーボタンでターンを終了させることができるようになっている。なお、本作はカードゲームパートのほかに探索パートあるが、探索パートでは一部のオブジェクトがホットキーにバインドされ、簡単にアクセスできるようになっているという。ただし、ネタバレなどがないように、一部のホットキーの入力は非表示になっている。
また、PS5版ではDual Senseの機能を使った要素が搭載されている。コントローラー背面のライトバーがゲーム内の照明に合わせて光り、特定のキャラクターが話すときはオレンジ色に、特定のトラウマイベントが起こると赤色に点滅する。なお、とあるトラウマイベントでは、画面上のアクションにぴったりのハプティックフィードバックが味わえるのだとか……。
そのほかにも、つぎに選ぶカードの位置に応じてコントローラーが軽く振動したり、テーブルの上で駒が動く、もしくはテーブルから駒が離れるとさまざまな振動が生じたりするハプティックフィードバック機能も。生贄の石がテーブルの上に叩きつけられるときの感覚なども味わえるという。
DualSenseのトリガーは状況に応じて抵抗感を味わえるアダプティブトリガーになっているが、『Inscryption』ではベルを押すとき、生贄を捧げるカードを確定するときなどに、トリガーを引く指先に抵抗が送られる。本作に登場するカードは、ほかにない特徴を持っているものがあるが、そのカードを生贄に捧げるときの抵抗は、よりリアルに感じられるかもしれない……。
※画像はサムネイルがPS5/PS4の英語版、それ以外はPC版です。