ガジェットを売った金でガジェットを買う、循環系男子のつくね伯爵です。この記事では勢いで買ったウルトラワイドモニターが想像以上に快適だったのでご紹介します。

 筆者にとって、4Kモニターとウルトラワイドモニターは少し値が張るけれどもロマン溢れる憧れの存在でした。最近、使わなくなったガジェットを売って手に入れた資金を突っ込み、勢いでMSIのウルトラワイドモニターOptix MAG342CQRを購入しました。価格は6万9800円。Amazonではちょくちょくセールをしてるのに、定価での購入です(もったいない)。

 MAG342CQRは34型ウルトラワイド湾曲モデルで、最大リフレッシュレート/応答速度は144Hz/1ms、HDRに対応しておりパネルはVA方式です。そのほか、ちらつきを抑える“アンチフリッカー”や、モニターの発するブルーライトの総量を減らす“ブルーライトカット”などの機能を搭載しています。

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レーシングゲームと相性抜群!

 さっそくこのモニターでゲームをプレイしてみました。近年リリースしたゲームがすべてウルトラワイドモニターの解像度3440×1440に対応しているわけではありませんが、タイトルは徐々に増えいます。人気タイトルでいうと『Apex Legends』や『原神』、『アサシン クリード ヴァルハラ』などが対応しています。

 個人的にいちばんウルトラワイドモニターで楽しめたのはレーシングゲームです。『Forza Horizon 5』をしばらくプレイした模様をご紹介します。

ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高
こちらは1920×1080での表示。
ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高
ウルトラワイドモニターの3440×1440での表示。
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車内視点で1920×1080。
ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高
車内視点で3440×1440。

 車内からの視点にすると、サイドガラスからの景色もリアルで実際にドライブしているのかと勘違いしてしまうほど臨場感は抜群でした。

 いままでゲーム内で車に乗る際は、ドライバー視点は見づらく感じ俯瞰視点でしたが、ウルトラワイドモニターで『Forza Horizon 5』をプレイする際はなるべく車内視点にしていました。「別のゲームでは?」と思えるほどゲーム体験が変わりました。夢中です。せっかくウルトラワイドモニターでプレイしているのだから、ハンドルコントローラーも欲しくなってきました。

ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高

 これまで、湾曲しているモニターに対して「なんかぐにゃっとしてて視認しづらそう……」というイメージを持っていました。

 しかし、目の前に広がる視界はいたって自然。調べてみると、モニターを湾曲させることで、両端が広いぶんの視線移動の負担を軽減しているそうです。ちなみに、MAG342CQRは人間の視野に近いという湾曲率1500Rを採用しています。

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『プラネットコースター』での乗客視点。Gを感じてるのではと、錯覚するほど没入感と迫力がありました。
ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高
『ELDEN RING』を1920×1080でプレイした様子。

 3440×1440ではない場合は左右の端が黒くなります。スペースがもったいないなとは思いつつも、プレイしていくうちに気にならなくなりました。

 個人的には、FPS系のタイトルは視線移動がきつく感じました。タイトルに応じて解像度を変更するといいでしょう。

ウルトラワイドは頼れる仕事の相棒

 ロマンと憧れだけで購入したウルトラワイドモニターでしたがゲーム以外の用途でも大活躍中です。

ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高

 テキスト記事の執筆や編集がおもな業務の筆者は、テキストエディタを始め、記事をサイトに登録するCMS画面、画像フォルダー、Slack、参照する資料や動画など多くの情報を表示しなくてはなりません。

 なので、ウルトラワイドモニターの作業領域の広さには非常に大きな恩恵を感じました。ノートPC+サイドモニターといった2画面表示よりも、場面にあわせて自由にウィンドウの大きさを調整できるウルトラワイドモニターのほうが個人的に作業しやすかったです。

ウルトラワイドモニターのすすめ。『Forza Horizon 5』が別ゲーと錯覚するほど楽しくなるしビジネスシーンでも大活躍で最高

 動画編集のシーンでは、タイムラインを表示できる横幅が広がるので長時間の動画や効果を多様する方にはウルトラワイドモニターが重宝します。

 筆者にとっての“一度使ったら便利すぎて手放せない製品”として、これまで完全ワイヤレスイヤホンやトラックボールマウスがありましたが、今回購入したウルトラワイドモニターも間違いなくその一角に仲間入りしました。

 ウルトラワイドモニターといっても今回紹介したMSIのMAG342CQR以外にも、価格やサイズ、機能はさまざまなので環境に合わせて取り入れてみることをオススメします!

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いっしょに買って正解だったガジェット

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 ウルトラワイドモニターといっしょに買って正解だった製品もご紹介します。

 モニターがVESA規格に対応しているのであれば、モニターアームは絶対に買いです。付属のモニタースタンドだとテーブルのスペースを食ううえに、倒してしまう恐れがあるからです。筆者はAmazonベーシック デスクマウントと、天板を保護するZepSonのモニターアーム補強プレートを購入しました。

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モニターアームで広々スペースを確保。
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 また、MAG342CQRはスピーカーがないタイプのモニターなので、Ankerの会議用スピーカーAnker PowerConfを利用しています。

 出力が3Wなのでゲームのオーディオを大迫力で鳴らすという用途には力不足ですが、無線で最大24連続時間でき、全指向性のマイク搭載。聴き疲れしないので、会議でも利用でき使い勝手がよいです。

 仕事に役立っている大型ガジェットとしてはそのほかにも、昇降机やウェブカメラなどもあるのですがどんどん関係なくなっていきそうなのでこのへんで締めさせていただきます。ぜひウルトラワイドモニターでゲームやビジネスもパワフルに楽しんでみてはいかがでしょうか。

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