Cygames(サイゲームス)は、佐賀県が計画するSAGAスポーツピラミッド構想(佐賀県SSP構想)への賛同を発表。内閣府が推進する制度“地方創生応援税制”を活用して、同構想へ“企業版ふるさと納税”(寄附)を実施したと明らかにした。

 佐賀県公式HPの発表によると、Cygamesからの申出額は、令和4年度が5億円、令和5年度2億円の計7億円。寄付金は、SSP構想に基づく“あなたと創る新しいスポーツシーンプロジェクト”として、プロサッカーリーグ“サガン鳥栖”の育成機関“サガン鳥栖アカデミー”の育成支援事業に充当されるとのことだ。

 SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想とは、スポーツ文化の広がりやスポーツのチカラを活かした人づくり、地域づくりを進め、トップアスリートのさらなる育成につながる好循環を目指すもの。スポーツエリートアカデミーの開校や各界の一流指導者に技術指導を要請する“一流指導者等長期育成プログラム”などの試みが実施されている。

 Cygamesはこれまで、サガン鳥栖のホームタウン・鳥栖市をはじめとする佐賀県の地域活性化を支援。過去には、鳥栖市の“スタジアムリニューアルによる魅力向上プロジェクト”への寄付も行っている。