2022年3月5日~6日に東京公演、5月4日~5日に横浜公演が開催され、多くのトレーナー(※『ウマ娘』のファン)に感動を届けた“ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT「SPECIAL DREAMERS!!」”(以下、4thイベント)。
その追加公演“ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE”が、埼玉県のベルーナドームにて2022年11月5日(土)~6日(日)の2Daysで開催される。
この“EXTRA STAGE”は、過去最大規模となるドーム開催。これまでにない試みも多数企画されており、東京・横浜公演とはまったく異なる“『ウマ娘』イベントの集大成”と言える内容になるという。イベントロゴが一新されていることからも、本公演がただの追加公演ではないという本気度が伝わってくる。
今回は、EXTRA STAGEへの出走が決定しているナイスネイチャ役・前田佳織里さんと、マチカネタンホイザ役・遠野ひかるさんへのインタビューをお届け。
東京・横浜公演の思い出を振り返ってもらいつつ、お互いが演じるウマ娘への想い、『ウマ娘』のリアルイベントとして初めて“チーム<カノープス>”の4人全員が揃う(※4人全員が揃うのはDAY2)EXTRA STAGEへの意気込みなどを存分に語ってもらった。
前田佳織里(まえだ かおり)
4月25日生まれ。福岡県出身。声優として『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(桜坂しずく役)、『アイカツスターズ!』(双葉アリア役)、『怪人開発部の黒井津さん』(黒井津燈香役)、『おにぱん!』(桃園桃役)などの作品に出演している。
遠野ひかる(とおの ひかる)
3月5日生まれ。東京都出身。声優として『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!』(ほわん役)、『転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~』(スラ役)、『アサルトリリィ BOUQUET』(王雨嘉役)などの作品に出演している。
『ウマ娘』の現場は“みんな温かい”。ステージ裏でのドラマも
――今回は4thイベント EXTRA STAGEに向けてのインタビューとなります。まずはこれまで4thイベントに出走してきて、思い出深かった出来事をそれぞれ教えてください。
遠野私は4thイベントがナンバリングイベント初出走だったので、すべてが新鮮で、すべてが印象的でした。初めて『ウマ娘』のお仕事をさせていただいたのはアフレコだったんですけど、そのときから『ウマ娘』に関わる皆さんのチーム感というか、すでに出来上がっている温かい雰囲気が印象的だったんです。
それはイベントのときも変わりませんでした。規模も大きくて、出走者さんもたくさんいるのですけど、やっぱり皆さん温かくて。それぞれがウマ娘としてのパフォーマンスに対して真剣に向き合っているのが感じられて。このチームにいられることがうれしいなって思いましたし、そんなウマ娘の中で「マチタンってどういう子なんだろう?」ということに改めて向き合う機会をもらったなぁと感じました。
「歌って踊るマチカネタンホイザとは?」って。もちろんゲーム内のウイニングライブでも観ることができるんですけど、私がパフォーマンスするならどうすれば活き活きとした感じが伝わるんだろう、ということをレッスンのときから考え続けました。
――”マチタンらしさ”みたいなものはレッスンでアドバイスを受けたりするものなのでしょうか?
遠野振り付けの先生といっしょに「ここではこういうポーズを取りましょう」とか、「ここは自由に、トレーナーさんに投げかけてみてね」とか、悩んだら相談に乗ってもらいました。でも「初めて見せる一面があってもいいんじゃないかな」という話もして。
(マチカネタンホイザは)かっこいい曲のイメージは正直ないです(笑)。でもせっかくかっこいい曲を歌わせてもらえるんだから、「マチタンらしくありつつ、芯のあるかっこよさを表現できたらいいね」って。いろいろなポーズを研究したり、トレードマークの帽子をかっこよく見せるということを意識しましたね。キリッとした顔で帽子のつばをつまんでみたりとか。
いつものルンルンしていたり、帽子をハサミでちょっきんしてるマチタンを感じさせないような、たとえばドヤ顔をしてみたり(笑)。一曲、一秒を大事にしなきゃと思って、がんばりました。
――イベントに来たからこそ見られるギャップというのは、マチカネタンホイザのトレーナーならときめくところだと思います。前田さんはいかがですか?
前田東京公演では、ネイチャがセンターで歌わせていただく機会も多くて、本当にありがたかったです。ネイチャってやっぱり3着のイメージがあるので、私自身「おぉ! この並びで、この立ち位置でネイチャが歌えるんだ。うれしい」と思ったり。
あとは東京公演1日目の『ユメヲカケル』がアニメ第2期の有馬記念(※作中では馬の点はふたつ)とシンクロするフォーメーションになっていたんです。私が「キミと夢を重ねてる」のところで振り付けをして、ウィンクをするっていう。
遠野あれ大好きー!
前田ありがとうー! うれしい(笑)。じつはイベントのかなり直前になって「やりましょう」ということになったんです。ずっと振り付けの先生と「せっかくだからやりたいですよね」、「ねー!」なんて話してはいたんですけど、実現できることになって。(アニメ第2期の)最終話でのウイニングライブは、もうみんなかわいすぎて! それを再現できることになってうれしかったです。
遠野私もあのとき、ネイチャの横に並べたのがうれしい。
前田こちらこそ! ここは本当に「絶対成功させたい!」と思ってがんばりました。
遠野ずっとこれ(「キミと夢を重ねてる」のところの振り付け)やってたよね。
前田「こうしたあとにこう!」みたいなね。ステージ裏でビワハヤヒデ役の近藤唯さんといっしょに練習しながら「これはタイミングがバッチリ決まったら盛り上がるぞ!」って言ってました。落ちサビではマチタンといっしょに顔を見合わせたり。みんなでいっしょにステージに立てて、本当に胸熱でした。
遠野皆さん本当にすごく温かいよね。「いっしょにがんばろうね」とか「こうしてみよう」とか、ちょっと失敗しちゃったときも「よかったよ」って言ってくれたり。どなたと話していても、本当に温かいんです。“みんなでいいものを届けよう”という気持ちがあって。
前田わかる。本当にいっぱい思い出があって。『木漏れ日のエール』も歌えたし。Machicoさん(トウカイテイオー役)と歌うときってすっごく幸せで……。
――へぇ~!
前田Machicoさんってすごく心が温かいんですよね。ライブ中にふと目が合うと、にっこり笑顔で笑いかけてくれたりとか。「うわぁ、テイオーだ」って思うんですよ(笑)。
4thイベントで披露したときは矢野妃菜喜ちゃん(キタサンブラック役)と立花日菜ちゃん(サトノダイヤモンド役)も加わって“テイネイキタサトVer.”で歌わせていただいて。リハを重ねてきたけど、本番がいちばんよかったなって思えました。『ウマ娘』はいろいろな夢がどんどん叶っていくなぁ、ありがたいなぁと思っています。
――『木漏れ日のエール』はもともとトウカイテイオー役のMachicoさんとメジロマックイーン役の大西沙織さんが歌う曲ですけど、ほかのウマ娘どうしのドラマで考えても重なるところがたくさんある、本当に素敵な曲ですよね。
前田マックイーンさんの気持ちもいっしょにというとおこがましいかもしれないですけど、ライバルたちといっしょに前に向かってがんばる、という気持ちで歌いました。
――遠野さんはほかの出走者さんのパフォーマンスで、とくにグッとくるものはありましたか?
遠野いっぱいありますよ! 「がんばれー! いいぞー!」って応援したくなったのはフクちゃん先輩(新田ひよりさん演じるマチカネフクキタル)の『Lucky Comes True!』です。あのテンポの速い曲をすごいなぁって。
前田あの曲はすごかったよね~! 歌もすごかったけど、(演出で)達磨が無限に出てきて……すごい光景だった。
遠野マチタンは実況席から「がんばれ!」と言うタイミングがあったんですけど、がんばってほしすぎて、心の底から「がんばれ~!!」って声を上げていました。帰ってから配信でも観て、好きすぎるなって思いました……(苦笑)。
前田私は『winning the soul』で描かれる関係性がすごく好きで。横浜公演ではMachicoさんと妃菜喜ちゃんのふたりで披露したんですけど、妃菜喜ちゃんがリハを終えたとき「すごく緊張した!」と言って、めっちゃ震えていたんですよ。妃菜喜ちゃんっていつもどっしりと構えていて冷静な子という印象だったので、珍しいなと思って。
話を聞いたら「憧れの人といっしょだから……」と言っていて。そこにいたみんなで「大丈夫だよー!」って、がばーっと抱きしめたりしました。私が励ます必要なんてなかったくらい、本番も最高でめちゃくちゃかっこよくキメてました!
――トウカイテイオーはキタサンブラックの憧れのウマ娘ということで、声優さんが役に深く感情移入して演じられているのがよくわかりますね。
遠野本番で見たときは「テイオーの横に立つキタサンブラックかっこいい~!」と思いましたが、やっぱり緊張しながらがんばっていたんだね。
前田“憧れの人と歌う”という想いが溢れていたのを私は裏でずっと見ていたから、モニターを見ながら「がんばれ!」って心から応援しました。あれはとくにグッと来ましたね。イベントって表には出ていないドラマもいっぱいあって、出走者の私たちも、いつもすごくワクワクしています。
EXTRA STAGEはスタミナ勝負? ネイチャとマチタンは長距離適性があるが、前田さんと遠野さんは?
――おふたりにとってたくさんの思い出が詰まった4thイベントですが、EXTRA STAGEは東京・横浜公演とはまったく異なるものになるとお聞きしています。楽しみにしていることがあれば教えてください。
前田東京公演、横浜公演と出走させていただいて、イベントを重ねるごとにトレーナーさんたちの熱量の大きさを感じてきました。新しいお知らせでも、いつもすごく盛り上がってくれて。EXTRA STAGEは最大規模のイベントで、いろいろな試みをすると聞いているので、4thイベントの集大成でありつつ、まったく新しいイベントになるのは間違いないんじゃないかなと思います。
私もどんなイベントになるんだろうと期待を膨らませつつ、ネイチャといっしょにパフォーマンスを重ねてきて、より見えてきた部分など、成長した姿をトレーナーさんにお届けできたらいいなと思っています。
遠野『ウマ娘』のイベントって、そのときだけのメンバーで、そのときにしか見ることができないパフォーマンスが多くて。トレーナーさんは「1回限りしかないから目に焼き付けなきゃ」と思ってくれていると感じます。私たちも「最初で最後!」みたいな気持ちで臨んでいるところがあるんです。
しかも今回はイベント自体がパワーアップするということで、ステージに演出……そのほかにもいろいろ、新しい試みがたくさんあるということなので、トレーナーさんの熱量と『ウマ娘』という作品のパワーに負けないように、私もがんばります。すごく大きい会場でのイベントなのでドキドキしていますけど、同じくらいワクワクも募っております。
(前田さんに向かって)しかも2daysだよ? ドームで。
前田すごいよね! ドゥームだよ、ドゥーム(笑)。
――ドゥーム(笑)。(前田さんの言いかたに乗っかって)ドゥームだと楽曲のフォーメーションなんかもこれまでとはまったく違うものになるかもしれないですよね。
前田もしかすると出捌け口とかがいっぱいありそうですよね。縦横無尽にいろいろなところから登場したり、「つぎはあっちで歌うよ!」みたいな。いろいろな角度からトレーナーさんといっしょになって楽しめるパフォーマンスになるかもしれません。
遠野ウマ娘らしく駆け抜けるイベントに……。
前田ステージの裏でずっと駆け回ることになるかもしれないね。「今度はあっちだー! 行くぞー!」って。
遠野そうだよねー! たいへんだ。でもたくさんのトレーナーさんの近くに行くことができるならいいなって思います。今回はどんなふうに楽しんでもらえるのか……。
前田私たちも楽しみです。
――出走者としては、かなりスタミナが必要なイベントになるかもしれませんね。ナイスネイチャとマチカネタンホイザは長距離のレースとも相性のいいウマ娘ですが、おふたりはそのあたりいかがでしょう?
前田私自身もけっこう体力には自信があります。マラソンとかがあると、子どものころからずっと3着だったんですよ(笑)。
遠野ネイチャじゃん!(笑)。
――ナイスネイチャを象徴する順位に運命を感じますね(笑)。
前田高校では部活とかはやっていなかったんですけど、バスケ部の人などもいる中での3位みたいな。いまもほとんど疲れたりしないです。
遠野たしかにかおりん(※)は体力がすごいイメージある。いつ会ってもケロッとしていて、電池切れてるみたいなところを見たことがない。
※前田さんの愛称
前田私はとのぴー(※)も体力めっちゃあるイメージ。
※遠野さんの愛称
遠野ホント? 体力はないわけじゃないし、運動神経も悪くないと思うんだけど、走るとなると超短距離型(笑)。
前田マラソンは苦手?
遠野苦手! 一瞬で燃え尽きる。
前田私と逆だね。「いっしょに走ろうね」って言われたのに置いていかれるタイプだ(笑)。
遠野ペース配分ができないんだよね。
――ではそこはイベントに向けて……?
遠野調整していきます!
前田いっしょに走る企画とかやりたいですね。
勝負に懸けるウマ娘たちの想い。ネイチャのある台詞に前田さん「言えたじゃねぇか……」
――EXTRA STAGEのセットリストは“ウマ娘の関係性”に重きを置いたものになるとうかがっています。ナイスネイチャとマチカネタンホイザも、アニメでは同じ“チーム<カノープス>”に所属しているなど関係の深いウマ娘ですが、前田さんから見たマチカネタンホイザ、遠野さんから見たナイスネイチャの印象をそれぞれ教えてください。
前田私はマチタンの行動すべてがツボだったりするので(笑)。(同じチーム<カノープス>所属の)ツインターボとはまた違う、自由で、目が離せない感じとか。アニメでほかのウマ娘を応援しているとき、こっちを向いてふわっと手を振ってくれるシーンは気品があるんですけど、口を開くとツッコミどころが多かったりするんです。
その中で自分というものをちゃんと持っていて、レース結果がどうだったとしても「自分がそのとき全力を出し切れたかどうか」ということに向き合える子なのかなって。自分と向き合うことはたいへんだと思うんですけど、それを心からの笑顔で受け入れて、前に進める子なんだなぁ、と尊敬しています。同じチーム<カノープス>のチームメイトとして。
遠野ネイチャはチーム<カノープス>の中ではチームメイトに対して「おいおい」ってツッコんでくれる一方で、意外とノッてくれることも多いという。そういう意味ではすごくコミュ力が高い気がするのですが、照れちゃって自分の気持ちを素直に出すのは苦手だったりとか、不器用なところも愛おしいなって感じる瞬間がたくさんあります。
前田照れちゃうねぇ。
遠野かおりんが?(笑)
前田そうなんだよねぇ。(ナイスネイチャは)器用だけど不器用みたいなところがあったりするよね。
遠野でもそういうところが、トレーナーさんたちにとっても親しみを覚えやすいんじゃないかなって思うんです。自分の中での葛藤を本当に真っ直ぐ受け止めて、「どうやって伝えよう」とか「どうやって動いていこう」ということを、不器用ながら真剣に、一生懸命に考えている子だから共感できるし、応援もしたくなる。二人三脚で歩んでいきたくなる魅力が詰まっているんじゃないかと思います。
前田親しみやすさって意味ではマチタンもネイチャと共通していると思います。人に壁を作ったりしないんですよね。すごく自然体でいながら自分と向き合って、トレーナーさんはその姿を、すごく近い距離で見ている感覚になるんじゃないかと思います。
――先ほど有馬記念(※作中では、馬の点はふたつ)の話がありましたが、このレースではネイチャが3着、そしてマチカネタンホイザはアタマ差で4着という結果でした。
チームメイトとしていっしょにがんばってきたふたりですが、こういうギリギリの勝負があると、互いへのライバル心に火が付いたりするのかなと想像します。このレースのあとのふたりのウマ娘の心境は、演者としてどのようなものだと思いますか?
前田私の感覚としては、まずは“同じレースで戦えてよかった”というか。演じるにあたって、実際の競馬のレースを観たりするんですけど、お馬さんたち自身がいちばんお互いのことをわかっているんだというのが伝わってくるんです。
競馬って本当にひとつひとつの出来事にドラマがあって。そういう中で3着と4着という結果になって、一生懸命戦ったからこその“やりきった”という気持ちよさもあるだろうし、同時にお互い悔しい気持ちもあるだろうし。それはやっぱりいっしょに切磋琢磨できたからじゃないかなぁと思うんです。ひとつひとつのレースに出会えてよかったと、ネイチャは思っている気がします。
――ありがとうございます。遠野さんは、アタマ差でチームメイトに負けてしまったというあたり、いかがでしょう?
遠野めちゃめちゃ悔しいです!(笑) でも、それだけじゃないと思います。マチカネタンホイザは「自分は天性のものだったり、特別なものを持っているわけじゃないから、地道にコツコツと努力を続けていくしかないんだ」というふうに思っている子なんです。
あのレースで、1着でゴールしたテイオーに対して「おめでとう!」と言える子だというのはアニメで描かれていましたけど、それって自分もめちゃめちゃ悔しい中、簡単にできることじゃないと思うんです。
みんながんばっているのを知ってるし、ネイチャががんばっているのも知ってる。それに自分にできる努力は全部やってきた。そう思える、悔いのないレースをしたから言えることだと思います。そこにマチカネタンホイザの本当の強さがあるなって思っています。
自分で自分を認めてあげられるから、ネイチャのがんばりに3着という結果が出たことも素直に祝福できるし、尊敬できる。そういう関係だから、もちろん悔しいけれど、いっしょに戦えたことに対してマイナスの感情にはならないと思うんですよね。
「つぎはどうしようかな? こうしてみようかな? メニューを増やしてみようかな」って、いつものようにトレーニングメニューを見返して、「また走れるチャンスがあればいいな」って前向きな方向に考えられているんじゃないかと思いながら観ていました。
前田(しみじみと)そうだよねぇ……。でもあと一歩届かない悔しさはすごくわかる。
遠野どれくらいの差があって、どれくらい自分が足りていなかったかというのが目に見えてわかるわけだからね。心に来るものはあるんだろうけど、それでも走り続ける彼女たちの強さってすごいなぁって。
前田私もその姿にすごく勇気づけられます。テレビアニメ第2期で、ネイチャはテイオーに「アンタに勝つのが夢だから」と言っていますが、長らくネイチャを演じてきて、ここまで明確に目標を言葉にしたことって私が思うに初めてだったから、その言葉だけで泣きそうになってしまって。「言えたじゃねぇか……」みたいな(笑)。
一同 あはははは(笑)。
前田「その言葉を待っていたぜ」みたいなね。テイオーもネイチャのがんばりを知っているから、その言葉をちゃんと受け取ってくれて。それで最後の有馬で……っていう。テイオー自身もいろいろなことがあったから、本当にもうね……。
――あれは泣いちゃいますよね……。
遠野でも、みんながんばっているけど、勝敗は決まっちゃうんだよね……。
前田あはは(笑)。でもみんな、一生懸命やっているからそれに対して結果が出るということが、ひょっとしたら誠実なのかもね。認め合っているからこそ本気で戦うというのが、相手への最大の敬意。
遠野ウマ娘シップだよね。
――スポーツマンシップみたいな(笑)。
4人全員集合でチーム<カノープス>らしさ全開のステージをお届け!
――EXTRA STAGEではチーム<カノープス>の4人、前田さんと遠野さんのおふたりに加えてツインターボ役の花井美春さん、イクノディクタス役の田澤茉純さんが集結します。
前田ついに念願叶ったといいますか。以前MCのときも「いつかチーム<カノープス>全員で出走したい」ということを言っていたんですけど、いろいろな方々の尽力でそれを叶えてくださいました。本当にうれしいですね。ネイチャ的には顔がゆるんでしまいそう(笑)。
チーム<カノープス>って、ウマ娘たちもそうですけど、キャストもみんなアットホームで。床の間でいっしょにお茶をすすっているような関係性といいますか。
――あ~、確かに。チーム<カノープス>にはそういうイメージがあります。
前田まったりと、縁側でひなたぼっこをしてそうな感じとか。演じている声優どうしのLINEグループで、スタンプだけで会話していたりとかよくあります。
遠野おもしろいスタンプの送り合いとかするよね。
前田怒涛の連続スタンプを送ったりね(笑)。
――めちゃめちゃチーム<カノープス>っぽいですね。
前田リアルチーム<カノープス>みたいな感じだよね。
遠野そうだね。まんまかも。
前田だからこそイベントで4人揃っても、やっぱり私たちらしさを見せられると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
遠野チーム<カノープス>らしさ全開のステージをお届けしたいです。いままでは4人がウマ娘の活動をするたびに、「誰々がいないんだけど!」、「今日のイベント来てよ!」みたいなやりとりがいつもあったので、EXTRA STAGEでは逆に「あれっ? みんないるじゃん!」ってなりそうです(笑)。
でもそんな和やかな空気感がそのまま伝わるようなパフォーマンスができたらいいなって思いますね。え~!? どんなイベントになるんだろう!
――またひとつ夢が叶うということで。
遠野夢のステージで夢が叶います。
前田楽しみだね。
遠野楽しみー!
“ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT「SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」”開催概要
- 会場:ベルーナドーム(埼玉県所沢市上山口2135)
- 開催日時:
2022年11月5日(土) 開場14:00/開演16:00
2022年11月6日(日) 開場14:00/開演16:00 - チケット料金:全席指定 9900円[税込](※)
- 主催・企画:株式会社Cygames
- 制作:株式会社バンダイナムコライブクリエイティブ
- 出走者:
<DAY1>
和氣あず未(スペシャルウィーク役)
高野麻里佳(サイレンススズカ役)
Machico(トウカイテイオー役)
Lynn(マルゼンスキー役)
高柳知葉(オグリキャップ役)
木村千咲(ダイワスカーレット役)
大坪由佳(タイキシャトル役)
衣川里佳(ナリタブライアン役)
大空直美(タマモクロス役)
星谷美緒(マヤノトップガン役)
長谷川育美(ミホノブルボン役)
土師亜文(メジロライアン役)
石見舞菜香(ライスシャワー役)
優木かな(スーパークリーク役)
久保田ひかり(メジロドーベル役)
前田佳織里(ナイスネイチャ役)
佐伯伊織(キングヘイロー役)
立花日菜(サトノダイヤモンド役)
矢野妃菜喜(キタサンブラック役)
野口瑠璃子(サクラチヨノオー役)
会沢紗弥(メジロアルダン役)
日原あゆみ(ヤエノムテキ役)
大西綺華(メジロブライト役)
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【実況】
明坂聡美(実況役)
<DAY2>
和氣あず未(スペシャルウィーク役)
高野麻里佳(サイレンススズカ役)
Machico(トウカイテイオー役)
Lynn(マルゼンスキー役)
上田 瞳(ゴールドシップ役)
前田玲奈(グラスワンダー役)
髙橋ミナミ(エルコンドルパサー役)
衣川里佳(ナリタブライアン役)
田所あずさ(シンボリルドルフ役)
長谷川育美(ミホノブルボン役)
石見舞菜香(ライスシャワー役)
渡部優衣(ウイニングチケット役)
大和田仁美(スマートファルコン役)
前田佳織里(ナイスネイチャ役)
佐伯伊織(キングヘイロー役)
遠野ひかる(マチカネタンホイザ役)
田澤茉純(イクノディクタス役)
のぐちゆり(メジロパーマー役)
山根 綺(ダイタクヘリオス役)
花井美春(ツインターボ役)
立花日菜(サトノダイヤモンド役)
矢野妃菜喜(キタサンブラック役)
野口瑠璃子(サクラチヨノオー役)
青山吉能(ツルマルツヨシ役)
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【実況】
明坂聡美(実況役)
【ゲスト出走】
大西沙織(メジロマックイーン役)
※未就学児入場不可
※枚数制限:お一人様1公演につき4枚まで(複数公演申込可)
※出演者は予告なく変更になる場合がございます。
※出演者変更にともなうチケットの払い戻しはいたしません。
※営利目的の転売禁止
※転売チケット入場不可
※オークションなどへの出品禁止