江戸時代を舞台にした和風な世界観が特徴
いまから36年前の1986年(昭和61年)7月30日は、ファミコンで『がんばれゴエモン!からくり道中』が発売された日。
『がんばれゴエモン!からくり道中』はKONAMIの人気アクション『がんばれゴエモン』シリーズの1作目で、アーケードの『Mr.五右衛門』のアレンジ作品でした。
『がんばれゴエモン』シリーズは義賊のゴエモンを主人公としたアクションで、江戸時代を舞台にした和風な世界観が特徴。
『からくり道中』では104面のステージを収録。ステージのクリアー条件には“通行手形”が必要で、地下通路や3D迷路を探す探索要素もありました。また、よろず屋でアイテムを購入したり、民家で住人の話を聞いたりと、RPG的な要素もあったので、日本を旅している雰囲気を味わえました。
相棒のエビス丸の登場したファミコン『がんばれゴエモン2』から作風がコミカルになっていき、スーパーファミコンの『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』では、巨大からくりメカの“ゴエモン・いんぱくと”も登場。SFの要素も増していき、どんどんハチャメチャで賑やかな作風になっていきました。この楽しい感じが好きなファンも多いでしょうね。
シリーズとしてはニンテンドーDSの『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻』がラストですが、スーパーファミコンの1作目である『がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~』がニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンに収録されていたり、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のMiiのコスチュームにゴエモンが登場したりしているので、名前を知っている人は多いかも。
また、声優の杉田智和さんなど、本シリーズを実況をしている人も多いので、動画で観たことがあるという人も多いかもしれません。
筆者はシリーズの中では『ゆき姫救出絵巻』が思い出深いですが、くの一のヤエちゃんがプレイヤーキャラクターに昇格した『がんばれゴエモン3 〜獅子重禄兵衛のからくり卍固め〜』も忘れられません。ヤエちゃん、かわいかったなぁ……。日本のゲームを代表する萌えキャラクターだと思います!
※本記事は、2021年7月30日にアップした記事を再編集したものです。