元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。Nintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプレイ日記。その第6回をどうぞ。

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頼りにされるって、うれしいなぁ

 『モンハンライズ:サンブレイク』を遊んでいて気付いてしまったのだが、俺が行く先々で、

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 「いいお知らせがあるよ」

 「感謝のしるしニャ!」

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 「おーい、ちょっといい?」

 「少し寄っていって!」

 などなど……アチコチからフキダシを出して、俺の気を引こうとしている人たちが!!!

 なにこの、頼りにされている感……><

 近ごろめっきり、他人から声を掛けられる機会が減ってしまっているので(泣ける)、こんなに優しくされると……><

 「それだけでうれしぃぃぃぃいいいい!!!」

 と、叫びたくなってしまうよ……。ていうか、俺のウワサは早くも、観測拠点にも広まっているんだなぁ。まだまだ、世界一のガンランサー(笑)の威光は衰えていないってことか^^

 これ、盟友の中目黒目黒のキャラだったら、NPCが出すフキダシはすべて、

 「…………」

 「………………」

 「…………………………」

 こんな、テンテンだらけになっていることだろう。間違いない。

 さて、『モンハンライズ:サンブレイク』の最初のクエストとなるダイミョウザザミ討伐を危なげなくやってのけ、ついに俺の新たな物語が始まった。

 ここより、活動の中心となるのは観測拠点の“エルガド”。王国騎士のフィオレーネに案内され、この地のリーダーであるガレアス提督にも紹介してもらった。

 でも、初対面のかしこまった場だったというのに、俺の格好ときたら……(((( ;゚Д゚)))

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 ズーーーーン……

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 「…………………」

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 ズズーーーーーーン……!

 い、いやべつに、ふざけているわけじゃなく……((゚Д゚;))

 お、俺も画面を見ながら思わず、

 「ちょ……! そそそ、そのバゼルのお面、早く外せよ!!!  相手、提督ですよ!!! 早く早く!!((゚Д゚;))」

 と、慌てふためいちまったわ……w

 もう7、8年前になるけど、俺がまだファミ通にいたころに自分のチームが社内の賞を獲って、ボス(浜村通信さんね)に高級料理をご馳走をしてもらったことがあるのよ。六本木にあるかなりフォーマルな店ということだったので、俺は自分の部下だった江野本ぎずもに、

 「せ、せめて、ジャケットくらいは着ていくよね? 一応、ドレスコードもある店みたいだからさ……!」

 このように確認し、彼女からも、

 「あ、あっしも、大塚さんに聞こうと思っていました……! 当然、そうなりますよね……!」

 こんな同意を得て、ひとまずセミフォーマルな格好を作ってお店に向かったのである。

 しかし、そこで待っていた俺の部下(遥かに年上のおじさんだけど)は……!!

 短パン!!(ドーン!) Tシャツ!!(バァーン!) ビーサン!!(ズババババーン!!)

 って、完全無欠の日曜日のお父さんやんけぇぇぇえええ!!!((゚Д゚;)) 

 という格好で、開いた口が塞がらなくなったことがある。このとき、提督とにらめっこをするバゼル装備のハンターはまさに、ドレスコードに果敢に立ち向かう短パン×ビーサン姿のおじさん編集者を髣髴とさせるものがあったわ……w

 でも、そんな場違いなおじさんにもお店の人……じゃなかった提督は優しくしてくれて、観測拠点……というか、『モンハンライズ:サンブレイク』でもっとも重要な要素を説明してくれたのである。

 それが↓こちら。

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 !!!!!! デタ!!!!! コレが噂のマスターランクか!!!

 情報を遮断していた俺でも、『モンハンライズ:サンブレイク』が、上位の上に存在するマスターランク(MR)のクエストを中心に進行することは知っていた。

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ
【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 それにしても、こんな冒頭でマスターランクになる許しが得られるとは思わなんだよ。

 でもこれは、『モンハンライズ』の時代にキチンと、物語を最後まで進めていたから実現したことなんだよなー。

 先日、仲のいいクリエイターさんから、

 「『サンブレイク』、いっしょにやりましょうよ!!」

 と呼びかけられ、脊髄反射で「いいですね!」と応じたんだけどさ。フト気になって、

 「そう言えば〇〇さんて……『モンハンライズ』は、最後までやってましたっけ?」

 と聞いたところ、

 「いえいえ!! 『モンハンライズ』も、いま開封したところですよ!!」

 こう言われたことがある……((゚Д゚;)) このクリエイターさんとマスターランクで遊ぶ日は、まだまだ先になりそうだな^^;

 マスターランクになったのがうれしくて、その足で加工屋なんかも見て回る。

 すると、新たな“MR武器”について教わったのと同時に、こちらの……!

【逆鱗日和】『モンハンライズ:サンブレイク』プレイ日記 第6回:“マスターランク(MR)”の世界へ

 !!!! 昔よく使っていた蟹素材の“シザーガンランス”がリストに出てる!!! さっきダイミョウザザミを狩ったのが、早くも反映されているんだな!!!

 この、新たな武具がリストに表示されたのを見ると、一気に、

 「新しい狩りの日々が始まったんだなー……!!!」

 と実感する。一狩りするたびに、加工屋に話し掛けるのが楽しみなんだこれが!!ww

 さあ、今日からマスターランクの狩りだ。

 序盤はまだ小手調べだろうけど、新しいフィールドを満喫しながら、ガンランスをブンブンと振り回していこうと思います!

 続く!

大塚角満(おおつか かどまん)

元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。

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