カプコンより2022年6月30日に発売されるNintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』以下、『MHRise:SB』。本稿では、『モンスターハンターライズ』で集会所クエスト★7“雷神”以降までプレイしたライター陣が、新天地での狩りをほんの少しだけプレイした感触をお伝えしていく。
数ヵ月ぶりの復帰! 軽い気持ちで緊急クエストを受けた結果は……?
Text by ゴジラ太田(ライター)
いよいよ新たな地で狩猟解禁のとき! と意気込んでいると、さっそくダイミョウザザミ狩猟の緊急クエストが発生。なるほど、こいつを狩猟したらイベントが進むのね。「サクッとクリアーして新拠点エルガドに行きますか」このときはそう思っていました……。
さっそくダイミョウザザミを発見してしばらく立ち回っていたけど、妙にダメージを受けまくる。そしてダイミョウザザミの泡ブレスを受けたら体力が9割くらい一気に減ったんですけど? いったい何が起きたのか……。
「ダイミョウザザミ、懐かしいなぁ」なんて思い出に浸る間もなく立ち回ること数十分。まさかの3オチでクエスト失敗に。マジか。
よくよく考えたら『MHRise』のときは里クエストを全クリアーした後、上位クエストはマルチプレイで一気に進めてしまっていたため、防具をほとんど新調しなかったんだった。こんなペラペラな装備なら、大ダメージを受けますわ……。
とりあえず、手持ちの素材で作れる防具を作りまくって防御力を上げまくることに。所持金が5000ゼニーほどになってしまったが、これでダイミョウザザミの攻撃にも耐えられるはず!
あとは大タル爆弾なども使いまくろうとアイテムや装備整理をしていたら、驚愕の事実が。
『MHRise:SB』購入特典でもらえたクロオビSシリーズの防御力が66もある!
これはアレか、『MHRise:SB』をスムーズに進めるために用意されたお助け防具みたいなものだったのか。重ね着装備で見た目だけ変えていて、ぜんぜん気づかず所持金はたいて防具を生産しまくってしまった……。そしてセーブ済み(泣)。
悔しいので、クロオビSは重ね着装備のままに、生産した防具を装備してダイミョウザザミ狩猟に再チャレンジ。30分近い長丁場になりましたが、なんとか捕獲に持ち込んでクエストクリアーできました。
緊急クエストをクリアーするとイベントが発生し、ついに●●●●●の姿が……(ネタバレになるので伏せます)。そして王国騎士フィオレーネも登場します。いよいよ『MHRise:SB』ぽくなってきた!
カムラの里にいる王国騎士フィオレーネに話しかけて観測拠点エルガドに移動するを選び、ついに新拠点へ!
観測拠点エルガドに着き、提督ガレアスたちとのイベントが終わるとマスターランクが開放。本格的に『MHRise:SB』での狩猟生活が始まりました!
すぐに観測拠点エルガドに行きたいがために装備の確認もせずダイミョウザザミに突っ込み力尽き、挙句の果てに防具を作りまくり所持金をほぼ使い切ってしまったという、最悪のスタートダッシュをかました筆者でしたが、狩りはやっぱり楽しいですね。自分と同じように、久々にプレイする方は、まずは装備やアイテムのチェックなどを忘れずに!
観測拠点エルガド到着後については、ほかのライター(やり込み系ハンター)に任せようと思います。
双剣の気持ちよさは『MHRise:SB』でも健在!
Text by 堤教授(ライター)
やってきました『MHRise:SB』。ゲームを起動してみたところ、どうやら最終的に双剣を使っていたようなので、とりあえずそのままの装備で新たなクエストに出発! お相手は懐かしのダイミョウザザミ。華麗に切り刻み、ストーリーが進むと舞台はいよいよ観測拠点エルガドへ。
和風だったカムラの里とは一転して、洋の雰囲気が強めのエルガド。とりあえずは、拠点にいる人々にご挨拶。カムラの里での活躍がこちらの人々の耳にも入っているようで、やたらと「猛き炎」と褒めてくれてうれしい。こちらの拠点にもフクズク(シロフクズクと言っていた)がいると教えてくれたので、軽く探しながら、ぶらついてみることにした。
エルガドでは、まず最初に『MHRise:SB』の目玉でもある“疾替え”のテクニックを伝授された。こちらは体験版でできるものとほぼ同内容で、サクッと完了。いよいよマスタークラスのクエストにチャレンジできるようになった。ということで、ファミ通の『モンハン』チームでマルチプレイを体験しつつ、マスタークラスの狩りに挑むことに。
ひとまず最初の緊急クエストを終えたところで、『MHRise:SB』初プレイは終了。双剣は、疾替えのおかげで、“乱舞”後の隙を簡単に消せるようになったので、チャンスのときに斬りまくれるのが印象に残った。ほかの武器もいろいろと立ち回りの幅が増えていそうなので、楽しみ!
エルガドに着いたら、知らないことたくさん過ぎてもうね……最高です
Text by ぽんきち(ライター)
さて、新天地へ……! とその前に、ハンターの前に立ちふさがるのはダイミョウザザミ。大社跡に突如出現したコイツを狩猟し、いよいよストーリーが動き出す、という具合。強烈なボディプレスや泡ブレスなどを見て、妙に懐かしい気持ちに。トレードマークのヤドは斬れ味が青でも弾かれたり(!)と少々ビビったりもしたが、無事に討伐。
そして王国騎士フィオレーネに言われるがままに着いていき、ついに観測拠点エルガドへ! 全体的に港町風で、『モンスターハンター3(トライ)G』で登場した、“タンジアの港”を思い起こさせる。カムラの里と同様、翔蟲を使ってビュンビュン移動でき、ゲームが進むと“拠点移動”でカムラの里とも自由に行き来可能になる。
エルガド到着後は、街を観光後、新システムである“疾替え”、“先駆け”に関するチュートリアルを経て、本格的に狩猟生活の開始となる。と、各施設などを見回るうちに新要素やら追加要素やらが出るわ出るわで頭が追い付かなくなる。自分用にも、ここで気になった要素をいくつかまとめておきたい。
レベル4装飾品
より強力なスキルを備わった装飾品。防具にもレベル4のスロットが空いていないと装備できないが、そのぶん強力(レベル4装飾品ひとつで“集中”レベル2が発動するなど)。『モンスターハンターワールド:アイスボーン』と仕組みはほぼ同じなので、プレイ済みの人はすんなりと馴染めるはず。
百竜装飾品
百竜装飾品スロットが空いているマスターランク(MR)の武器にのみ装着できるもの。文字通り百竜スキルが備わっているが、一部は百竜強化で得られるものと内容が異なるようだ。
修練場
からくり蛙に設定できる行動が増加。ブレスに属性を持たせたり、悪臭ガスや咆哮を発生させたりもできるなど、バリエーション豊か。
ウラ交易
交易に向かうオトモに紹介状を持たせると可能な交易。通常の交易では入手できないものを持って帰ってくることがあるが、ハズレも多し。紹介状は使ってもなくならない。
ガルクポーチ
所持上限数を超えてアイテムを入手した際、超過した分をガルクが持ってくれる。ガルクポーチに入っているアイテムは通常通り使用や調合が可能。
迅錬丹
クエストに出かけることなく瞬時にマカ錬金を完了させられる便利アイテム。どの錬金術にも使用可能。
もちろんここに記述したものはごく一部なので、当然ほかにも新要素はまだまだある。ハンター用の新スキルやら、新武具やら、新オトモスキルやら。まだほんの触り程度のプレイでもこれなのだから、今後どうなってしまうのだろうかと驚きが隠せない。
ともあれ何が言いたいかというと、これから間違いなく狩猟漬けの毎日になってしまうだろう、ということ……! 皆さんも熱中症対策をしたうえで、じっくりゆっくりと楽しんでいただきたい。