この自由の星で、僕らの次の旅がはじまる。
ついに2022年夏にグローバル版の配信が決定したスマホ、PC向けタイトル『タワーオブファンタジー』(幻塔)。本作は徹底的にこだわって作成できるキャラクタークリエイトや“Unreal Engine 4”による美麗グラフィック、多彩な武器を駆使した戦闘スタイルが特徴のオープンワールドRPGだ。
本稿では、配信目前の本作の魅力をあらためて深掘り。先日行われたクローズドベータテスト(以下、CBT)よりさまざまな部分が改善されているので、各項目とともにあわせて紹介していく。また、ファミ通.comでは以前実施されたCBTの動画付きレビューも掲載中なので、ぜひそちらもチェックしてほしい。
事前登録はすでにスタートしており、公式twitterでは豪華賞品などのキャンペーンも開催されている。ぜひ事前登録と『幻塔』公式Twitterをフォローして、キャンペーンの参加や情報をいち早くゲットしよう。
※本稿は『幻塔』の提供でお送りします。
果てしなく続く世界はSFだったりファンタジーだったり……。アニメ調の描写もビューティフォー!
何と言っても最大の魅力は美麗グラフィックで描かれたオープンワールド世界での冒険だ。近未来的な都市や見渡す限り白色が広がる雪原などさまざまなフィールドが存在。いたるところに宝箱やダンジョンが散りばめられており、いかにもRPGなその作りに冒険心がくすぐられる。探索してもしつくせないほどだ。
たとえば、辺り一面が雪や氷でいっぱいの“フォラント雪原”。キャラクターが待機モーションで身を縮こませることから“寒さ”が伝わってくる。また、氷に覆われている敵も登場し、背景だけでなくモーションやデザインなど細かい箇所までこだわりを感じた。
フィールド上に設けられたダンジョンに挑戦し、クリアーすると報酬を獲得可能。ちなみに、第1回CBTとは違って、付近にある未発見の宝箱がマップに表示されるようになっており、探索がより快適になった。この果てしないオープンワールドで小さい宝箱を探していくのは骨が折れるので、探索モチベーションが高まるうれしい改善点だ。
広大な世界を旅するうえで活用したいのが、バイクや機械の馬、ジェットスライダーといった多彩な乗り物だ。足での探索では味わえない疾走感を味わえる。なかでも筆者の好みは“チェイサー”だ。ロッドと掃除機ロボットを組み合わせたかのような外見はなんともスマート&キュート。小回りも利き、ほかの乗りものとはひと味違った動きができるのが楽しい。
乗り物は地上の移動用だけではない。空中を自由に飛び回れるジェットパックや、すばやい素性移動が可能なジェットスライダーには、何とも言えない爽快感がある。ぜひ自分の手で体感してほしい。
手に汗握る爽快バトルシステム。3つの武器によるオリジナルコンボなど自由度の高い戦闘が楽しい!
フィールド紹介に続き、爽快な戦闘システムをおさらい。剣、弓、杖、二丁拳銃などさまざまな武器が登場し、3つまで装備できる。装備した武器はボタンひとつで簡単に入れ替えられ、状況によって使い分けてオリジナルコンボを生み出したりと、多種多様なバトル体験がおもしろい。
武器には炎や雷、氷、重傷といった“特質”も設定されている。炎の鎌でド派手な演出を楽しんだり氷の弓でクールに決めたりと、多彩な遊び方が可能。CBTのときより派手になったバトルエフェクトにも注目だ。
数ある武器種のなかでも、筆者は雷の双剣が好みだった。瞬時に敵に切り込み、手数でゴリ押しが超爽快。紫色の光エフェクトがかっこよく、まさに疾風迅雷な武器だ。
装備構成としては雷の双剣、杖、二丁拳銃のセットがお気に入りで、二丁拳銃で奇襲して敵を浮かせ、すかさず双剣に切り替えて空中で切り刻むのが気持ちいい。中距離からバンバン銃を撃っているだけでも強力で、ボス戦では杖で距離を取りつつ回復もできたりとバランスの良い構成だ。なにより、雷の武器で統一することでダークな演出がより目立つシナジーが最高。
また、本作には戦闘を有利にするアルケーというアイテムもある。敵をフィールドに閉じ込めたり、自身の分身を召喚したりと強力なものばかりなので積極的に活用していきたい。
アルケーは同時に2種類を使用可能で、3セットまで装備できる。武器同様入れ替えもできるが、戦闘で一度でも使用するとセット変更ができない点には注意。戦闘中に入っても使用しなければ入れ替え可能なので、的の行動に合わせて落ち着いて対処しよう。
例として、“時空の裂け目”と“オムニアムの盾”というふたつのアルケーを紹介しよう。時空の裂け目はプレイヤーの前方にブラックホールのようなものを召喚し、付近の敵を吸い寄せながら継続的にダメージを与えることができる。オムニアムの盾は目の前に横長のシールドを展開し、敵の侵入や攻撃を防げる。つまり、このふたつを組み合わせることで一方的なバトル展開が可能になり、支配欲を存分に味わえるのだ。
カラフルなフィールドや景色、多彩な風景が織りなす世界で自分だけの冒険譚を始めよう
つぎに簡単な動作やシステムもピックアップしてご紹介。広大なフィールドを楽しむときに気を付けたいのが“スタミナ”の管理だ。スタミナは特定の攻撃をくり出すときや崖を上るとき、泳ぐときに消費される。ダッシュでは消費しないので、移動時にストレスを感じないのはうれしいポイント。
スタミナがなくなると崖から落下したり、水中では継続的に大ダメージを受けてしまうなど、危険な状況に陥ってしまう。筆者は調子に乗って水の中を進みすぎ、HPが0になってしまったことも...…。
世界の美しさを味わうためにはオプション設定にも注目したい。画質やカメラ設定、待機中の武器表示/非表示などを変更でき、画質の項目では解像度やFPSの変更だけでなく、表示グラフィックのタイプも設定可能だ。
言ってしまえば映像にフィルターをかけるようなもの。終末的な世界観で楽しめる“終末”や鮮やかなフィールドを堪能できる“ビビット”スタイルなど、複数のタイプが用意され、同じ場所でもまったく違う風景が描かれるのだ。
マップをひと通り回ってからスタイルを変更することで味わえる新鮮さが探索意欲を引き立て、気付けばこの表現の豊かさに夢中になっていた。
アニメなゲームのあのキャラをリスペクトしてキャラクリ可能!
最後にこの作品の大きな魅力である、キャラクタークリエイト要素について紹介。本作では髪型や体形はもちろん、目や口、鼻といった細かな部分、各部位の色も%単位で細かくカスタマイズ可能となっている。世界でふたつとないアバターを作成でき、好きなアニメやゲームのキャラクターを参考にするのも楽しい。
また、細かな調整が苦手だったり、早くゲームを始めたい人は、ベースとなるキャラクターを選択してすぐにプレイできる。もちろんベースのキャラもかわいい&かっこいい。開発者の愛が詰まっているに違いない。
そんなこだわりが強く感じられるキャラクタークリエイトに筆者も挑戦。アイドルアニメに登場する、内気だがスイッチが入ると生き生きとしているあのゲーマーアイドルをイメージして調整してみること数時間……。
本作のキャラクタークリエイトは無数のパーツをそれぞれ細かくカスタマイズでき、たいへん驚いた。輪郭や凹凸もいじれるのだ。たとえば顔の部分だけでも大きさ、頬骨、上頬、顎、頬、えら、下唇と7つの項目がありそれぞれ変更でき、「ここをいじるとこっちに違和感が……」という現象がループし、気づいたら顔の調整だけで小一時間。さらにここから瞳の形や色、髪型の頭頂部、尻尾の色などもこだわり、ようやく理想のキャラクターが完成した。
本当に細かいため唯一無二のキャラクターが作れるし、完成したときの達成感がすごい。なにより自分の作った好みのキャラクターでプレイできるのがうれしい。この感動はぜひ体験していただきたい。
またCBTからの変更点として、アバターの覚醒前と覚醒後のイメージを切り替えられるように。これにより「覚醒前の見た目が好きだから覚醒したくない!」という方も気兼ねなく覚醒できるだろう。ちなみにアバターは“ガチャ”にて入手可能だ。
今回は改めてテスト版を遊ばせていただいたが、キャラクタークリエイトはもちろん、世界観、戦闘、乗り物と、どこを取っても大満足な作品となっていた。リリース後にはぜひ仲間と協力してボス討伐などもしてみたいところ。
また、公式YouTubeチャンネルでは、第1回CBTを体験したプレイヤーによる作品をピックアップしたスペシャルムービーや事前登録PVも公開されている。マルチプレイならではの楽しみ方や幻想的な写真などが紹介されているのでぜひあわせてチェックしてほしい。
『Tower of Fantasy(幻塔)』スタートツアーSpecial Movie/幻塔CBT スペシャルムービー
『Tower of Fantasy(幻塔)』事前登録プロモーション映像 PV
詳細な情報を待ちつつ、今夏の正式リリースに備えよう。なお、事前登録キャンペーンでは豪華賞品が多数用意されているので、忘れずに登録しておこう。詳しくは公式Twitterなどをチェック!
※本稿は『幻塔』の提供でお送りします。