2022年5月11日、タクティカルシューター『VALORANT』について、パッチノート 4.09が公開された。なお、パッチ4.09はすでにゲーム内で適応されている。

 パッチ4.09の内容で注目すべきは、“チェンバー”の弱体化。“トレードマーク(C)”のチャージ数が2→1へと減少し、それに伴い、コストも150→200へと増加。音が聞こえる範囲も拡大となった。これにより、エリア防衛や情報収集の能力が低下し、裏取りを狙う敵をケアするといったマップコントロールも難しくなる。トレードマークをどのように使うのか、より高度な判断が求められるだろう。

 この調整については、ユニークな武器と防御型戦闘の機動性がチャンバーの特徴であり、エリア全体の防御や情報収集能力の下げることで、トラップを活かしたカウンタープレイの機会を増やしたかったとしている。

 また、新エージェント“フェイド”の一部アビリティでエフェクトが変更に。アルティメット“ナイトフォール(X)”は、発動時に斜めの壁に表示されるテクスチャーのちらつきが軽減され、ビジュアルエフェクトも追加。“シーズ(Q)”のビジュアルエフェクトにも変更が加えれている。詳細はパッチノートをチェックしよう。

VALORANT パッチノート 4.09

 なお、公式Twitterでは、新武器スキン“チタンメイル”が公開。さらに、恒例のナイトマーケットが5月19日(日本時間)より登場することもアナウンスしている。

パッチノート 4.09

フェイド

  • ナイトフォール(X):アルティメット発動時、斜めの壁に表示されるテクスチャーのちらつきを軽減。より鮮明さと視覚的インパクトを与えるため、ビジュアルエフェクト(VFX)が追加
  • シーズ(Q):一人称視点およびエージェント選択画面でのオーブのビジュアルエフェクトを、よりダイナミックな表現に変更

チェンバー

トレードマーク(C)

  • コスト増加:150→200
  • チャージ数が減少:2→1
  • 音が聞こえる範囲を拡大

コンペティティブのアップデート

  • パーティーリーダーの移行:パーティーリーダーがリーダー権限を移行したいプレイヤーの名前を右クリックし、ドロップダウンメニューの“リーダーにする”を選択することにより、リーダーの変更が可能に
  • UIの微調整とアップデート

Eスポーツ関連機能

スコアボードのオン・オフを切り替える観戦機能を追加

不具合修正

エージェント

  • ジェットが“クラウドバースト”を投げた直後に“テイルウィンド”を使用すると、発動しないことがある不具合を修正
  • ジェットがナイフをすべて投げ尽くした後も、アルティメット発動中を示すインジケーターが表示されたままになることがある不具合を修正

ゲームシステム
“使用”キーを使っている時にスカイの“トレイルブレイザー”やソーヴァの“オウルドローン”といったアビリティを発動した後、意図しない“使用”入力が起こり得ていた不具合を修正