2022年5月10日、集英社はマンガ『ローゼンメイデン』20周年を記念した愛蔵版の刊行を発表した。2022年5月18日に1、2巻が同時発売となり、以後4ヵ月連続で全7巻が発売される。

 愛蔵版には、『Rozen Maiden〈新装版〉』全7巻と『ローゼンメイデン』全10巻が一部改編されつつ収録されるという。また、カバーにはPEACH-PIT氏による特別コスチュームのドールが描き下ろされる。

マンガ『ローゼンメイデン 愛蔵版』1巻 Kindle版(Amazon.co.jp) マンガ『ローゼンメイデン』愛蔵版2巻(Amazon.co.jp)

 『Rozen Maiden』(『ローゼンメイデン』)は2002年から連載開始され、掲載誌などを変更しつつ2014年まで連載されたPEACH-PIT氏によるマンガ作品。2004~2006年、2014年にアニメ化され、『ローゼンメイデン ヴェヘゼルン ジー ヴェルト アップ』(2014年発売/プレイステーション Vita、プレイステーション3/5pb.)などのゲーム作品も発売されている。

 引きこもりの少年、桜田ジュンのもとに“まきますか、まきませんか”と書かれた怪しげなダイレクトメールが届くところから物語は始まる。“まきます”と答えたジュンは翌日、第5ドール・真紅を受け取る。

 ネジを巻いたことにより動き出した真紅は、全部で7体いるという薔薇乙女(ローゼンメイデン)の存在をジュンに説明。ジュンは真紅とともに、7つのローザミスティカを集め至高の少女アリスになるための闘い“アリスゲーム”に巻き込まれていく……というあらすじ。ゴシックかつ耽美な衣装や、かわいらしいドールたちによる激しい戦闘が人気を呼び、根強い人気を誇るタイトルだ。

 公式ツイッターでは特製アクリルアートが抽選で3名に当選するアリスゲーム(フォロー&リツイートキャンペーン)も行われているのでぜひ参加してみてはいかがだろうか。