ゲーム大好きライターが古今東西のインディーゲームを紹介。本日お届けするのはNintendo Switch用ソフト『王立 穴ポコ学園』。
Text by:紅葉つかさ(学生のころの記憶はない)●記事一覧
楽しい学生生活を送りたかった元学生のライター。ちなみに自分の学生時代のことはまったく記憶にございません。
【ココが推し】
- 100人を超える個性豊かなキャラクター
- 3年で世代交代してキャラクターが入れ替わる
- ランダムで決まる武器やスキルを集める収集要素
世代を超えて紡がれていく物語
エインシャント初の本格RPGプロジェクトである『王立 穴ポコ学園』は“穴ポコ”の底に広がる地下世界を探索していくRPG。プレイヤーは王立穴ポコ学園の生徒たちを操作して地下世界の探索を行うことになる。
ゲーム内で時間が経つにつれて、学生たちは実際の学校と同じように入学や卒業、進級して世代交代し、使用できるキャラクターが変わっていくのが本作のポイントだ。
3年間をともにする仲間たち
キャラクターが王立穴ポコ学園で送るキャンパスライフは3年。卒業したキャラクターは使用できなくなってしまう。その代わりに、卒業時にそのキャラクターの育成結果を“指南書”という形で残せる。“指南書”を使えば、ほかのキャラクターの育成効率を上げられるようになるので、能力はつぎの世代に引き継がれていくというわけだ。
本作に登場するのは、マンガ家の森長あやみ氏が描き下ろした100人以上のキャラクターたち。プレイヤーは、3年というサイクルの中でキャラクターを育成しながら地下世界の探索を進めていくことになる。
冒険の準備は念入りに
キャラクターは、戦士やクレリックといったクラスを設定でき、回復や攻撃などクラスに応じたスキルを使用できるようになる。
武器にもスキルが設定されているが、同名の武器でも、使用できるスキルは異なる。なお、回復アイテムなども持ち込めるが、変更や設定は探索中にはできないので、事前の準備が欠かせない。
スキルや攻撃力は武器ごとに違う
戦闘のポイントは個別撃破
探索するフィールドはマスで区切られている。1ターンごとにプレイヤーと敵が1マスずつ動き、戦闘は敵とマスが隣り合うと発生する。
戦闘は、ボス以外でも油断すると負けてしまうくらいの高難度。敵の位置を考えて、1対1の状況で敵と戦うようにしよう。
逃げ場のない戦闘で絶体絶命のピンチ
学園生活は冒険だけじゃない
本作の学園生活のメインは地下世界の探索だが、特定のタイミングでテストや体育祭などの学園らしいイベントが発生する。イベントが発生しても、報酬などが得られるわけではないものの、探索時とは違った、生徒たちの一面を見ることができるのがうれしい。
王立 穴ポコ学園
- メーカー:エインシャント
- プラットフォーム:Nintendo Switch
- 配信日:2021年12月16日配信
- 価格:2800円[税込]
- ジャンル:RPG
- CERO:12歳以上対象
- 備考:ダウンロード専売