ゲーム大好きライターが古今東西のインディーゲームを紹介。本日お届けするのはPC用ソフト『Ironsmith Medieval Simulator』
Text by:西川くん(鍛冶屋が火事や!)●記事一覧
ハイパーアルティメット何でも屋フリーライター(自称)。古いゲームまで知りすぎて「キミ年齢詐称してるよね?」と言われます。
【ココが推し】
- 刀剣や武具を、ゲーム内で鍛冶してみたい人向け!
- シミュレーション的な細かい作業が大好きな人へ!
- よくあるハンマーでガンガン剣叩くやつ、体験できます!
中世の世界で鍛冶屋として生きる
中世ヨーロッパのような世界で、鍛冶屋となって鍛冶をしながら物語を進めていくシミュレーション『Ironsmith Medieval Simulator』。ゲームは主観視点で進み、基本的にはメインストーリー上にある目標を目指して、刀剣などを制作していきます。
経営的な概念はなく、街の人や兵士からの依頼を受けたものを作っていく流れです。馬の蹄鉄や農民が使用する鎌も制作できますが、剣を作るのがメインです。最大の魅力は、やはり剣の制作工程にあるでしょう。鉄を溶かして型に流し、固まったらハンマーでカンカン叩く! 最後はパーツを制作して取り付けて……と、一連の流れを体験できるのです。
ちなみにゲームを進めていくにつれて、少しだけファンタジー要素のある鍛冶も体験できます。値段もかなりお手ごろなので、ぜひお試しあれ。
『Ironsmith Medieval Simulator』Steamサイト剣を作る一連の流れを紹介
ゲームのキモとなる、剣の制作手順をレクチャー。本作はチュートリアルがちょっとわかりにくいですが、慣れていけばサクサク作れるようになるでしょう。目指せ、名匠!
【Step1】鉄を溶かす
まずは鉄を溶かすところから。鉄のインゴットを鍋に入れて、炉にくべます。そして石炭と薪を炉に入れて、火を起こせばオーケー。時間経過で溶けた鉄ができます。もちろん素手では触れません。
【Step2】型に流す
型となる箱を持ち、ワークベンチで型の種類を選択。その後、鍋を吊るす器具に持っていくと、型に流し込むパートになります。傾けて型に流し込めば成功なのですが、これがなかなか100%まで流すのが難しい。
【Step3】叩く!
あとは箱を破壊して中から剣型となった鉄を取り出しましょう。そしてハンマーで叩き、形を整えていきます。ハンマーは表示されるポイント
が、いちばん小さくなるタイミングで叩くと、クオリティーが高いものができます。
【Step4】冷やす
いちばん簡単なパートで、熱された剣を水につけてジューッと冷やすだけ。これがなんだが気持ちがいいんですよね。
【Step5】パーツを作り装着する
剣の取手や柄などのパーツを装着するパート。なおパーツは鉄製の部分は自分で制作し、木製の部分は拾うなどして入手するか、ショップから購入します。
【Step6】砥石で刃を付けて完成!
そして最後は、作った剣に砥石を当てて、研いで刃を付ければ完成。カーソルを操作して、動く表示アイコンに合わせながら研ぐとクオリティーが上がります。
Ironsmith Medieval Simulator
- メーカー:SIG Publishing
- 開発:The EpicLore
- プラットフォーム:PC
- 配信日:2022年3月9日配信
- 価格:1010円[税込]
- ジャンル:シミュレーション
- 備考:ダウンロード専売