スクウェア・エニックスより2022年4月27日に配信される、スマホ向けアクションRPG『聖剣伝説 エコーズ オブ マナ』。制作はスクウェア・エニックスとともに、『消滅都市』などで知られるWright Flyer Studiosが務めている。
本記事では、初心者プレイヤーへ向けての攻略情報をお届け。ゲームの進めかたから、育成やバトルのコツなど、いまから始める人に知っておいてほしい情報を伝授していく。
※『聖剣伝説 エコーズ オブ マナ』のレビュー記事はこちら
※今回の記事で使用したROMは開発中のもので、レベルデザイン・報酬内容などが正式サービス版とは異なる場合があります。
ゲーム進行の基本
本作の基本はストーリークエストを進めていくこと。ゲーム開始時は機能が制限されているが、メインクエストを達成していくことで鍛冶屋などの強化コンテンツ、育成クエストなどが開放されていく。普通にプレイしているだけでも序盤はつまづくことはないが、おそらく“2-10 マンティスアント”など、ボス戦になると敗北してしまう人もいるだろう。
メインクエストが達成できないならば、前のダンジョンや育成クエストでキャラクターたちを強化し、そして再挑戦……というのが本作の基本的な遊びかただ。コツコツと育成しながら、物語を紐解いていこう。初心者ビンゴミッションをこなしながら、育成&ストーリーを進めていくべし。
なお、クエスト選択時に推奨戦闘力が表示される。だいたい×3と表示があるが、1キャラクターさえ到達していれば大抵クリアーできるので、おおまかな目安として参考にしよう。
育成はクエスト周回をしよう
仲間は経験値を得てレベルアップし、強くなっていく。仲間たちの経験値アイテムは存在するが、本作は手に入れる手段がいまのところ少ないほか、得られる経験値も正直少ない。そのため、クエストクリアー時に得られる経験値でレベルアップを図るのが基本だ。
また、キャラクターを個別に強化していくマナボードは、大量の素材を必要とする。取得するおもな方法は、該当属性の育成クエスト・素材ダンジョンをクリアーしていくこと。そのため、序盤は素材ダンジョンを周回しながら経験値取得・マナボード解放を狙うのがオススメだ。
本作にはオート周回モードがあるので、稼ぎたいダンジョンを1度クリアーしたら、オートで回せば放置しながら育成可能。もちろん自分の手で操作したほうが基本は速いので、効率を求めるなら操作するといい。
演出オフで周回効率アップ
必殺技・特大精霊魔法は一定時間ゲームがストップしつつ、カットイン演出が入る。設定でオフにすることが可能なので、周回効率を少しでも上げたい人はオフにするのがオススメ。カットインの時間停止がなくなるので、単純にステージクリアーの実時間短縮につながる。
好きなキャラクターを育成しよう
ゲーム序盤は確定で手に入る★4キャラクターひとりは確定として、あとは好きなキャラクターを育てていけばオーケー。★3、★2キャラクターでもけっこう戦えるほか、育てて損はないので、序盤はキャラクターで選んでしまってかまわない。★4キャラクターひとりを育てるのは、初心者ビンゴミッション後半に“★4キャラクターをレベル70にする”というミッションがあるからだ。
★2、★3キャラクターを育てても損がないのは、進化させればレア度を上げられるのが理由。戦力として使えるだけでなく、★4キャラクターの進化素材にも使用できる。レア度が低いほど入手しやすく進化させやすいので、低レアキャラクターを育成して進化素材にしてしまうのもいいだろう。
ゲーム的には複数キャラクターをまんべんなく育てていくのが、最終的な育成方針となる。ただし戦力がままならないとコンテンツのクリアーがそもそもできなく、ゲームが進められない。そのため、最初は1キャラクターに注力して戦力を上げるのがオススメだ。
パーティ編成のススメ
パーティはメインひとり、サブひとりの組み合わせを3つ、合計6人で出撃する。いちばん左のリーダーに選択すると、クエスト開始時の操作キャラクターとなる。最も活躍させたい、操作したいキャラクターはリーダーにするといいだろう。
属性のボーナス
キャラクターたちにはそれぞれ属性が存在し、属性に応じて敵の弱点を突くことができる。最終的にパーティメンバーをまんべんなく育てるのが最終方針と言ったのは、高難度クエストに挑む際には有利属性で挑まないとクリアーがかなり難しくなるからだ。
また、メインメンバーとサブメンバーの属性を合わせるのもオススメ。属性が一致すると、キャラクターの性能が数十%アップするボーナスが得られるからだ。上昇値はレア度(元のレア度も関係する)によって変化し、元が★4キャラクターどうしならば、最大ボーナスが得られる。
サブメンバーでレベル上げ
本作はクエストクリアー時に、パーティ全体に経験値が付与される。そのため、メインメンバーないし1キャラクターだけ超強い状態で、サブメンバーがレベル1の編成だろうと問題ナシ。クリアーすればそのまま経験値が入り、レベルの低いキャラクターのレベル上げにつなげられる。なお、得られる経験値は均一なので、6人出撃しないのは損。
サブメンバーでのレベル上げは、さまざまなキャラクターを選ぶのがオススメ。本作は各キャラクターごとの友好度である絆レベルが存在し、クエストクリアー時に絆値が上昇。絆レベルが上がることで、ガチャなどに使える精霊石が手に入るからだ。いろいろなキャラクターを使い込み、ガチャへつなげよう。
そのほかの育成について
装備はセット効果を狙おう
おもにストーリークエストではアクセサリ装備、装備ダンジョンでは防具アイテムが手に入る。これらは特定の装備を3つ揃えるとセット効果が発揮され、特殊なステータスアップ効果が得られる。たとえひとつだけ★4鎧を持っている、という場合だとしてもレア度に関係なくセット効果を発揮したほうが基本的には強い。3つの装備を揃えるべくクエストを周回しよう。
また、装備強化時には一定レベルに達するたびに追加のステータスアップ効果がランダムで得られる。こちらは完全に付与される効果がランダムなため、もし装備を突き詰めたい場合は複数回強化できるように準備しておこう。と言っても、序盤はそこまで気にする必要はない。強化したい場合は、装備ダンジョンを周回するなどして、強化素材を手に入れよう。
メモリージェムは素材で強化
装備と同じく、メモリージェム(メモジェム)は、素材クエストなどで手に入る強化アイテムでのみ強化が可能。こちらは結構手に入りやすいので、素材クエスト以外を周回していても気づいたら大量に持っていることもあるだろう。強化すると、ステータス上昇効果がアップする。
メモリージェムは全キャラクターに使える優秀な装備かつ、レア度に関わらずアシストスキルが強力なものもあるので、こちらは序盤からいろいろと強化していくのがオススメだ。また、同じメモリージェムがあると進化させることができ、レベル上限解放やアシストスキル強化が可能。基本は迷わず、進化させてオーケー。
メモリージェムの装備はステータスをメインに
メモリージェムは基本的に、ステータスアップ効果を目的に装備する。ジェムごとに上昇ステータスが異なるので、近接系なら力アップをメインに、魔法系なら知性アップを狙って装備するのがオーソドックスな使いかただ。
メモリージェムにはそれぞれアシストスキルがあり、装備しているキャラクターに効果が発揮される(ごく一部、パーティ全体に効果がある)。効果は個性的かつ強力なものが多いので、キャラクターに合わせて装備しよう。とはいえ、得たいパラメータよりは基本優先すべきではないので、揃っていないうちはパラメータ上昇を主目的に使うべきだ。ちなみに、メモリージェムはカードに描かれているキャラクターと相性が良い傾向にある。
バトルのコツ
続いては、バトルについて。操作してのコツについても伝授するが、まずは大勢のプレイヤーが使用するであろう、オートプレイに関する知識をお伝えしよう。
作戦変更でフルオートをカスタマイズ
先述の通り、本作にはオート周回機能が存在する。フルオート時はAIが自分の考えで攻撃し、スキル・必殺技をくり出してくれる。基本的には攻撃を避けてくれないので、ダメージを受けにくい比較的楽に戦える場所では重宝するだろう。
ただ、一部キャラクターはスキルの都合上、作戦変更をしないとフルオート、または操作していないAI操作の仲間時に使いにくい場合がある。たとえば回復スキルを持つハニカムは、デフォルト設定のバランス戦略をとると、近接攻撃を仕掛けながら回復するという、なかなかに武闘派な行動をとってしまう。その場合は“回復優先”、または“支援特化”戦略にすることで、ヒーラーらしい立ち回りになってくれる。
また、近接タイプのキャラクターも変更すべき場合がある。たとえば“【豪快剣閃】デュラン”は、攻撃スキルのほかに自身の防御力をアップさせるバフスキルを持つ。こちらはボス戦操作時などには効果的だが、オートでの周回時などにはあまり有効ではなく、バトル開始時にバフスキルを発動してすぐにMPが枯渇してしまう。“攻撃特化”の戦略にしておくことで、攻撃スキルのみを使うようになるので設定しておくのがオススメ。
というようにキャラクターごとに作戦設定を見直しておくべき場合がある。AIの仲間、またはフルオート周回をする際につまづいた場合には、ぜひ作戦変更も試してみてほしい。
スキルは温存、必殺技で戦え
キャラクター(または武器種)にもよるが、本作はMP回復手段が基本少なく、MPが必要なスキルは乱発できない。杖などを持つ魔術師系キャラクターは打撃によってMPが回復できるので、比較的使いやすい……が、接近戦を強いられることになる。必殺技はMPを必要とせず、ゲージさえ溜まれば何発でも発動できるので、MP温存につながるのだ。
そのため、強敵戦に至るまでに「敵に大ダメージを与えたい」、「範囲攻撃で敵を一掃したい」などという場合はだいたい必殺技の発動で済ませるようにしよう。そうすればここぞというときにスキルを多用できるため、バトルを有利に進められる。キャラクターが成長してMP最大値が増えていたり、MP回復系のアシストスキルなどを得られるようになれば、ちょくちょくスキルを使ってもいいだろう。
特大精霊魔法もすぐ使おう
特大精霊魔法はパーティ全体で必殺技を3回放てば使用できる。ステージの長さにもよるが、こちらもMPを必要としないため、ここぞというときにとっておくより、さっさと使ってしまったほうが必殺技回数が無駄にならないのでお得。なお、必殺技と特大精霊魔法は下記の点に注意してほしい。
必殺技・特大精霊魔法はボス戦では狙い撃ちしよう
『聖剣伝説』シリーズの必殺技といえば、発動時間中はだいたい完全無敵だった。本作には無敵時間はなく、発動中も普通にダメージを受けてしまう。何なら、スタン攻撃を食らうと攻撃が中断される場合すらある。シリーズ経験者は感覚的に無敵時間を利用したくなるところだが、やみくもな発動は危険。しっかり隙を見極めてから放とう。
フリックでのステップを使おう
敵の攻撃を食らいそうな場合は、ステップで回避するのが基本。バックステップボタンもあるが、フリック入力がオススメだ。フリック入力した方向に移動してくれるので、瞬時な回避がやりやすいからだ。
なお、通常攻撃はどのタイミングでも中断(いわゆるキャンセル)して回避を発動できる。そのため、慣れれば通常攻撃自体はほとんど隙がないと思っていい。スキルはスキルによってまちまちだが、だいたいは発動が終わるまでキャンセルがかからない。スキルも必殺技などと同じく、隙を見て使おう。
ボス戦では、ボスの攻撃範囲が表示され、そのあと攻撃をくり出してくるので、攻撃範囲を見てから回避し、即座に反撃に回るというのが基本戦術。ターン制だと思って挑むと、比較的戦いやすいかも?
宝箱について
ステージ中に宝箱が落ちている、またはエリア移動で宝箱を発見することもあるだろう。宝箱の中にはメモリージェム強化素材が入っていることが多いほか、精霊石が入っていることも。オート周回ではもちろんスルーされるので、自分で操作しているときは欠かさず拾っておこう。
なお、序盤のクエストなどでは“遠くにあって近接攻撃じゃ届かない宝箱”が存在する。こちらはブーメランなどの遠距離武器で入手可能。初心者ビンゴミッションで仲間にできる“【強く、愛らしく】プリム”はブーメラン装備なので、このプリム使わないという人もサブメンバーにひとり置いておくと探索時に役に立つはずだ。
精霊石のおもな入手方法
最後に、ガチャに使用できる精霊石のおもな入手先について、箇条書きでお伝えしよう。たくさんガチャを回したい人は、ぜひ参考にしながらゲームを進めてみてほしい。
■クエスト系
- メインクエストの章をクリアー(難易度別)
- 各クエストのミッション達成報酬(初回クリアー時のみ)
■ミッション系
- デイリーミッション全達成
- 通常ミッション達成(ミッションごとに1度切り)
- ビンゴミッション達成
■育成系
- 絆レベルの上昇(各キャラクターから最大1100個)
■その他
- ・ログインボーナスなど