アクティビジョンのミリタリーFPSシリーズ『コール オブ デューティ』の今年の新作が、2019年の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』(CoDMW)の続編となることが明かされた。

 これは、現行作品の『コール オブ デューティ ヴァンガード』とバトルロイヤルゲームの『コール オブ デューティ ウォーゾーン』の新シーズンについての公式ブログ記事で今後の展望として触れられたもの。公式Twitterアカウント等でも同様の投稿がなされている。

 その内容によると、CoDMWの開発であるInfinity Wardが今度の新作とそれに合わせたウォーゾーンの新バージョンの開発を主導し、ともに新エンジンを採用するとのこと。またウォーゾーンについては「新たなプレイ空間とサンドボックスモード(all-new playspace and new sandbox mode)」によりバトルロイヤルに大きな進化をもたらすという。

  2019年版CoDMWは、2007年作品『コール オブ デューティ4: モダン・ウォーフェア』のテーマやキャラクター像などを取り入れて再創造されたリブート型の作品。国際テロに対抗するための特殊部隊“タスクフォース141”の誕生に繋がる作戦を描いていたが、その後がどうなっていくのか楽しみだ。

 ところで、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収が発表されて以降、マルチプラットフォーム展開の今後について注目が集まっている本シリーズ。

 現状ではマイクロソフト側でゲーム部門を統括するフィル・スペンサー氏がシリーズのプレイステーションプラットフォームへの展開維持の意向を明かしているほか、先日は同社プレジデントのブラッド・スミス氏が米CNBCによるインタビュー映像の中で同じ趣旨のコメントを行っている。いずれも具体的な作品等は挙げていないのだが、この新作の展開が両プラットフォームでどういった形で着地するのかも注目だ。