フロム・ソフトウェアのアクションRPG『ブラッドボーン』をプレイステーション1風にデメイク(※)したファン作品『BloodbornePSX』が公開され、話題を呼んでいる。(※リメイクの逆で、レトロスタイルに仕立て直すこと)

 Lilith Walther氏によるこの作品はWindows用プログラムとして無料公開されており、itch.ioから入手可能。同氏によると公開から24時間以内で10万ダウンロードを記録しているという。

 さてその内容は……もちろん『ブラッドボーン』色全開。ヤーナム市街を中心とする序盤エリアをプレイできる。でもPS1デメイクということで、テクスチャーがガビガビなローポリ表現になっているのはもちろん、操作もアナログスティック等を使わないタンクコントロールになっていたりするので、プレイはなかなか大変だ。

 一方、マップが相当小分けにされていて細かくローディングを挟むようになっていたり、恐らくその辺の違いを考慮して本来ないはずの場所に“灯り”が設置されていたりもするので、オリジナルと同じな部分とアレンジされている部分を探してみるのもなかなか面白い。

 オリジナル版を開発したフロム・ソフトウェアともパブリッシングをしたソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とも関係なく作られたファン作品という機微がわかる人はトライしてみるといいんじゃないだろうか。

BloodbornePSX
BloodbornePSX
ローポリ人形ちゃん。
BloodbornePSX
いわゆるタンクコントロールを採用しているので、囲まれるとヤバい。
BloodbornePSX
初期設定だとCRTエフェクトがやりすぎなぐらいにかかってるので、程よく調整するのがオススメ。