記録(レコード)と復元(リストア)を使い分けてステージのクリアーを目指す2Dパズルアクションゲーム『FILMECHANISM』。パズルのキモは、ステージのギミックを“記録”し、“復元”するタイミング。謎を解く要素が一風変わったゲームで、ステージをクリアーしたときには本作ならではの快感が押し寄せる。
『FILMECHANISM』ニンテンドーeショップサイト
『FILMECHANISM』Steamサイト
1画面に収まるすっきりパズル
挑戦するステージは、ワールドマップから選択していく。ステージはすべてひとつの画面に収まるサイズにまとまっているため、気軽に遊びやすい。ステージをクリアーするにつれ、徐々に難度の高いステージが解放されていく。頭を悩ませて正解を見つけ出したときの、パズルのピースがはまったような感覚がやみつきに。
難易度はステージによって決まっている。基本的に、高い難度のステージであればあるほど、パズル要素も増えていく
8bit風のキュートなグラフィックにもこだわりを感じる
動かして記録? 動かさずに復元?
本作の最大の特徴である記録と復元。“ギミックの位置を記録しておき、動かした後に復元する”といった具合に使うことで、ギミックを記録した場所に戻すことができる。動かす前に記録するか、動かした後に記録するかという、記録のタイミングが重要になる。うまく使ってステージクリアーを目指そう。
記録するには、ステージで獲得できる〝フィルム〟が必要
ステージ上に落ちているフィルムを獲得したら、シャッターを切って記録。フィルムはひとつだけとは限らないので、使いどころを見極めるべし
数々のステージギミックが待ち受ける
ステージのギミックには、さまざまなものがある。たとえば、横方向に動かせるブロックや、一度動かしたら自動で同じ方向に動き続けるトロッコ、鍵を取らないと動かせない扉などだ。ギミックの動きかたや特性を理解して、記録と復元をうまく使うことで障害を乗り越えていこう。ときには記録だけでなく復元のタイミングも重要になる場合もあるので、頭をフル回転させて挑むのだ。
レック
本作の主人公である、カメラ星人のレック。プレイヤーはレックを動かしてパズルを解いて、ゲームを進める
ブロック
このブロックは、横方向に押し出せる障害物。積み重なっている上のブロックもまとめて動かせる
レバー
通り過ぎるとギミックが稼働するレバー。右か左かでギミックの動きが変わる
消える足場
スイッチやレバーに対応した足場。消えているあいだは足場としては使えない
トロッコ
右か左、どちらかの方向に押しだすと、自動でその方向に進んでいくトロッコ
スイッチ
押しているあいだ、対応したギミックが動くスイッチ。障害物で押すこともできる
FILMECHANISM
- メーカー:Phoenixx
- 開発:Chemical Pudding
- プラットフォーム:Nintendo Switch、PC
- 配信日:2021年12月16日配信
- 価格:2050円[税込]
- ジャンル:パズル・アクション
- レーティング:Nintendo Switch版/IARC 3歳以上対象
- 備考:ダウンロード専売